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【しだれ桜(枝垂桜)の育て方】剪定や苗木を植え付ける時期と方法は?

しだれ桜は、枝が垂れている桜の総称で、ソメイヨシノよりも1週間ほど早くに開花期を迎えます。本州をはじめ、四国や九州の山地に自生しており、公園や神社、古いお屋敷の庭木として古くから日本人に親しまれています。満開のときに見せる優雅な枝の様子は、周りの風景や雰囲気を上品なものにしてくれますよ。

今回は、剪定や苗木を植え付ける時期と方法など、しだれ桜の育て方をご紹介します。

しだれ桜(枝垂桜)の苗木の植え付け!鉢植えの時期と方法は?

真冬を避け、11~12月上旬か、2月下旬~3月に苗木を植え付けていきます。鉢植えは、苗木よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。生長することを考えて、30cm深さのあるものを選ぶとよいですよ。

地植えは、水はけと日当たりのよい場所を選び、苗よりも1.5~2倍の植え穴を掘って、苗を植えます。水はけが悪いときは、植え付ける1週間くらい前に、広く、深く地面を耕しておくと安心です。また、植え付けがすんだら、風で倒れてしまわないよう、支柱で支えます。

しだれ桜(枝垂桜)の苗木の植え付け!地植えの時期と方法は?

真冬を避け、11~12月上旬か、2月下旬~3月に苗木を植え付けていきます。鉢植えは、苗木よりも1~2回り大きな鉢に植え付けます。生長することを考えて、30cm深さのあるものを選ぶとよいですよ。

地植えは、水はけと日当たりのよい場所を選び、苗よりも1.5~2倍の植え穴を掘って、苗を植えます。水はけが悪いときは、植え付ける1週間くらい前に、広く、深く地面を耕しておくと安心です。また、植え付けがすんだら、風で倒れてしまわないよう、支柱で支えます。

しだれ桜(枝垂桜)の育て方!土作り、水やり、肥料の与え方は?

土作り

水もちと水はけのバランスがよく、有機質の多い土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)4:腐葉土3:黒土3か、赤玉土(中粒)5:川砂3:腐葉土2配合で混ぜあわせた土がおすすめです。地植えは、掘りあげた土に腐葉土や堆肥を2~3割混ぜておきます。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。地植えは、雨が少なく土が乾燥しているときだけ、水やりをすれば十分です。

肥料の与え方

植え付けるときにゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。そして、2~3月と5~6月に同じ肥料を再び与えてください。

しだれ桜(枝垂桜)の育て方!誘引時期と方法は?

枝が長く伸びてきたら、支柱を立て、上に引っ張って誘引していきます。誘引することで、樹形を整える、傷つけず病気にかからないといった効果があります。支柱の長さは、苗木の2倍ほどあるものを使います。また、急速に枝が生長する8月頃に、結んでいる紐が幹に食い込んでしまうことがあるので注意してください。

誘引手順

1. 苗木のそばに、根を傷つけないよう支柱を立てる
2. 地表から80~100cmのところの幹を布などの保護剤でくるむ
3. 保護材上から支柱と苗木を紐で8の字に結ぶ
4. 上の方に付いている枝先に紐を結ぶ
5. 枝がまっすぐになるよう支柱に結びつける

しだれ桜(枝垂桜)の育て方!剪定時期と方法は?

桜は、切り口から病気が入ってしまう可能性が高い樹木なことから、できるかぎり剪定は控えます。ただ、枝が込み合って日当たりと風通しが悪いようであれば、12~3月に、枝を切り落としていきましょう。下枝と地表から生えるヒコバエや、付け根から切ります。

また、剪定が終わったら切り口に癒合剤をしっかり塗っておきます。

しだれ桜(枝垂桜)の育て方!植え替えの時期と方法は?

鉢植えは、根詰まりを起こさないよう、2~3年に1回、12~2月の間に植え替えをします。根に付いた土を半分くらい落とし、伸びた根は切り落としてから、1回り大きな鉢に植えましょう。手順は、植え付け時と同じです。

しだれ桜(枝垂桜)の増やし方!挿し木や接ぎ木の時期と方法は?

3~4月の間に、挿し木や接ぎ木で数を増やすことができます。桜は切り口から病気にかかりやすいので、最低限の剪定を行った後に枝を利用すると効率的ですよ。

はじめて桜を増やときは、接ぎ木よりも挿し木の方が簡単なのでおすすめです。前年に伸びた枝を10~15cmの長さに切り取り、赤玉土や鹿沼土に挿していきます。根が十分伸びたら、1回り大きな鉢に植え替えてください。また、親株の切り口には、癒合剤を忘れずに塗っておきましょう。

しだれ桜(枝垂桜)の栽培で注意する病気や害虫は?

しだれ桜は、枝が地面につき、そこから病気にかかることが多いです。きちんと誘引し、病気や害虫の被害を避けるようにしましょう。また、剪定に使う刃物は、きちんと殺菌したものを使ってください。

しだれ桜(枝垂桜)の育て方のポイントは?

風通しと日当たりのよい場所に植え、2年目以降に枝を垂れた枝が地面に付かないように誘引します。日当たりが悪いと、花付が悪くなってしまいます。また、枝が生長して垂れると、地面に付いて傷んでしまうので、紐で引っ張って支えます。

しだれ桜(枝垂桜)の剪定は慎重に!

しだれ桜は、名前の通り垂れ下がった枝が美しい桜です。たくさんの枝を剪定してしまうと、その花姿を十分に楽しむことができません。また、切り口を保護しておかないと、病気にかかってしまうことも。剪定はタイミングを守って、きちんと枝を選んでから慎重に行うようにすると安心です。

初回公開日: 2015年11月28日