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【松ぼっくり(松かさ)とは】収穫の時期や季節、種類は?

子供から大人まで目にするとついつい拾ってしまう松ぼっくり。手に取ると、冬が近づいてきたことを感じますよね。また、拾った松ぼっくりを工作や飾り付けに利用して楽しまれる人もと思います。

今回は、松ぼっくりとは何か、気になる時期や収穫の季節、どんな種類があるのかについてご紹介します。

松ぼっくり(松かさ・松笠・松傘・松毬)とは?どんな特徴がある?

松ぼっくりとは、マツ科マツ属の植物が付ける球果と呼ばれる果実のことです。別名「松笠・松傘・松毬(まつかさ)」とも呼ばれます。

雌しべの先端に付いた実が成熟し、大きな実のようになります。最初は固く閉ざしていたヒダが、乾燥すると開き、中に花のような種がたくさん入っています。種が風に乗って運ばれると、松ぼっくりは根元から外れて木から落ちます。

松ぼっくりのヒダは水に濡れると閉じ、乾燥すると開く性質があります。この性質を利用して、山火事に依存して種を飛ばす種類もあるんですよ。

松ぼっくり(松かさ)が木に実る時期は?

松ぼっくりが木に実るのは、10~12月です。4月に雄しべから花粉が舞い上がり、赤い雌花に受粉します。そして、4~6月にかけて、雌花が緑色の実になります。8月には茶色く変化しますが、そのまま冬を越し、1年後の4~6月になると再び大きくなりはじめます。

11月になると赤ちゃんのこぶしほどの大きさになり、種を飛ばすとポトリと木から落ちていきます。

ただ、いつ木から落ちるかは決まっていないため、種を飛ばした後もしばらく松の木に付いたままの松ぼっくりもあります。そのため、松ぼっくりは1年中手に入れることができる珍しい果実です。

松ぼっくり(松かさ)の収穫が楽しめる季節は?

前述した通り、松ぼっくりが木から落ちる時期は決まっていないことから、1年中収穫して楽しむことができます。

ただ、乾燥するとヒダが開く性質や、風が吹きやすいことから、冬にたくさん収穫できることが多いですよ。特に海風に強いことから、海の近くの公園にたくさんの松が植えられているので、収穫したいときはお出かけしてみてください。

松ぼっくり(松かさ)の種類は?

アカマツ

松ぼっくりができるまで約2年かかります。長さは4~5cmほどで、受粉した後枝に下向きにつくことが特徴です。

クロマツ

松ぼっくりができるまで約1年半かかります。中にはたくさんの種子が詰まっており、羽が付いていることから遠くまで飛んでいきます。長さは4~6cmで、たまご型をしています。

ゴヨウマツ

葉っぱが5つ付くことから名付けられたゴヨウマツ。松ぼっくりは、1つ1つのヒダが分厚く、まん丸い形をしています。1年ほどで木に実り、成熟が早いことが特徴です。

カラマツ

長さ2~3cmほどの小さな松ぼっくりを付けます。全体的にヒダが反り返っており、花のような形をしていることが特徴です。

松ぼっくり(松かさ)を拾って工作に使おう

公園や山に出かけると目にする松ぼっくり。種類によって形が違い、いろいろな見た目を楽しめるのも魅力の1つです。また、工作に使って、クリスマスツリーやリースを作ると、季節感を味わうことができますよ。拾ったら、ぜひいろいろな方法で楽しんでみてください。

初回公開日: 2015年12月01日