日本の環境に合っていることからガーデニングによく用いられるオキザリス。狭いスペースでも元気に育つので、グランドカバーとして活躍してくれますよ。今回は、オキザリスの育て方について球根の鉢植えや増やし方、植え替えの方法などをご紹介します。
オキザリスってどんな花?

オキザリスとは、カタバミ科カタバミ属に分類される一年草、または多年草の総称です。秋から春にかけて、小さくて色とりどりの花を咲かせます。
一年で枯れるものから地中に球根をもつタイプがあったり、葉っぱが肉厚で多肉植物のような見た目をしていたりと、形態も見た目もさまざまです。
オキザリスの育て方のポイントは?

オキザリスは乾燥に強く、植えっぱなしでも元気に育ってくれます。ただ、日当たりのいい環境で育てないと、花が咲かないことがあるので注意してください。
品種によっては耐寒性もありますが、育て方のポイントとしては寒いところで管理しないこと。特に冬の気温が5度以下になる地域では、屋外で育てないようにしましょう。
オキザリスの苗の鉢植えの方法は?
オキザリスは苗から栽培するのがおすすめです。種まきや球根からでも栽培できますが、特に初めて育てる方は苗になる前に枯らしてしまわないように注意してください。
品種によって春植えのものと秋植えのものがあり、春植えなら3~4月、秋植えなら8~9月に鉢と苗を用意しましょう。
■ 苗植えの手順
- 新しい鉢の底穴に鉢底ネット、鉢底石を順に敷く
- 草花用の培養土を鉢の1/3ほどまで入れる
- ポットからオキザリスの苗を引き抜き、植物の根についた土を手でやさしく揉んで落とす
- 黒ずんでいる腐った根を剪定バサミで切る
- 鉢の中心に植物を置き、縁から下4cmのところまで土を入れる
- 土の表面を割りばしでつつき、根の隙間まで土をなじませる
- 鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをする
プランターなどに複数個苗を植えるなら20~30cm間隔を空けてくださいね。オキザリスの根はとても細くて伸びる力が弱いので、深く植えすぎないよう注意しましょう。
オキザリスのお手入れ!水やりの仕方や肥料の与え方は?
オキザリスの苗を植えたなら、定期的にお手入れをして苗の生長を促しましょう。
水やりの仕方
オキザリスは乾燥には強く、植えっぱなしでも元気に育ちます。土が乾ききっていることを確認してからたっぷりと水を与えます。
過湿に弱いので、与え過ぎには注意してください。特に休眠期には水やりを控えるようにしましょう。春植えなら6~9月、秋植えは11~3月が休眠期です。
肥料の与え方
植え付けのときに腐葉土や堆肥を混ぜておけば、強い肥料は必要としません。野山でよく見かけるカタバミの仲間なので、多少痩せた土地でもたくましく育ちます。
苗が弱ったときは生長期に置き肥をするか、月に2~3回液体肥料を施すと、花数が増えます。
オキザリスの枯れた花やしおれた茎は剪定しよう!病気や害虫に注意
茎や花で株が混み合ってしまうと風通しが悪くなり、カビなど枯れる原因となる病気や害虫をひきよせる原因になります。伸びすぎた茎や枯れた花がらはこまめに摘み取り、すっきりとさせておきましょう。
高温多湿になると、赤ダニがつくことがあります。赤ダニは、柔らかい布で拭き取るか、水で洗い流してください。
適度に剪定することで茎が長く伸びすぎず、翌年までオキザリスの体力を温存しておくことできますよ。
オキザリスの植え替えの時期と方法は?

オキザリスは繁殖力が高いので、放っておくと1年で球根が倍以上に増えます。
鉢植えはスペースが限れているので増えすぎる心配はありませんが、スペースがなくなって根詰まりを起こしてしまいます。
2~3年に一度一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。苗を植え付けるのと同じ3~4月、8~9月が植え替えに適しています。
オキザリスの増やし方!分球の時期と方法は?
オキザリスは土の中で自然に分球して増えます。休眠期に球根を掘りあげ、手で分けていきましょう。
球根は野菜のネットなど通気性のよい袋にまとめ、風通しのよい冷暗所に吊るして保管します。その後、苗を植える時期になったら鉢に植えて育てていきます。
オキザリスの球根は4~5号鉢に3球を目安に土の表面から3~5cmの深さに植えます。球根同士は3~5cmほど間隔をあけてください。
オキザリスの育て方を楽しもう

オキザリスは丈夫な草花なので初心者でも育てやすく、寄せ植えにして楽しむのがおすすめです。自分の好きなデザインのコンテナやプランターに、違う品種をいくつか植えてみてください。
小さくかわいらしい花がいくつも咲く様子は、心を和ませてくれますよ。
更新日: 2021年12月08日
初回公開日: 2015年08月20日