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トレニア(夏スミレ)の花言葉|花の種類や開花時期、見頃の季節は?

暑い夏にかわいらしい小さな花をたくさん咲かせるトレニア。鉢植えや花壇の寄せ植えに利用されるだけでなく、耐陰性があることから、シェードガーデンでも活躍してくれる優秀な草花です。花色が豊富なことから、自分のイメージに合ったものを選びやすいですよ。今回は、トレニアの花言葉や種類、品種などについてご紹介します。

トレニア(夏スミレ)の花言葉は?

トレニア

『ひらめき』『温和』『愛嬌』『可憐』『可憐な欲望』『大切な人のそばで』

トレニアの雌しべは先端が2つに分かれており、触れると閉じる性質があります。この性質に俊敏さが感じられることから、「ひらめき」という花言葉がつけられました。

トレニア(夏スミレ)の花の色や開花時期は?

学名
Torenia
科・属名
ゴマノハグサ科(アゼトウガラシ科)・ツルウリクサ属(トレニア属)
英名
Wishbone flower
原産地
アジアからアフリカ
開花期
4~11月
花の色
青、紫、白、ピンク、黄、複色
別名
夏菫(ナツスミレ)
ムラサキミゾホオズキ
花瓜草(ハナウリクサ)

トレニア(夏スミレ)とは?どんな花を咲かせる植物?

トレニア

トレニアは、ツルウリクサ属に分類される一年草もしくは多年草です。東南アジアからアフリカの広い地域に分布しています。

草丈は20~30cmで、1株で30cm四方に広がって生長します。葉っぱは卵型で、鮮やかな緑色をしています。直径1.5~2cmほどと小さく、唇形をした花を初夏から晩秋までの長い期間、次々と咲かせます。花姿を長く楽しむことはできますが、6月頃に見頃の季節を迎えます。

名前の由来

トレニア(Torenia)という学名は、18世紀のスウェーデンの宣教師オアフ・トレン氏(Olaf Toren)の名にちなんで付けられました。また、花姿がスミレに似ていることが、「夏菫(夏スミレ)」という和名の由来です。

トレニア(夏スミレ)の花の種類は?

トレニア

トレニアは、一年草と多年草のものがあります。一般に流通しているものは一年草のものが多いですよ。今回は、トレニアの種類や品種をいくつかご紹介します。

トレニア・フルニエリ

もっとも多く流通している品種で、一般に「トレニア」というと本種を指します。一年草で、花色が豊富なことから、花壇や鉢の寄せ植えによく利用されます。

トレニア・バイロニー

花の中心が黒褐色で、花びらが鮮やかな黄色をしている一年草の品種です。はうように生長し、株がこんもりと茂ることから、ハンギングにして楽しまれることもあります。

トレニア・コンカラー

多年草の品種で、暑さに強い性質を持っています。花色は青紫の単色で、落ち着いた雰囲気があります。夏から秋にかけてたくさんの花を咲かせます。

トレニア・サマーウェーブ

フルニエリの花付きのよさとコンカラーの丈夫さを併せ持つ、交雑品種です。サントリーフラワーズによって作られました。真夏の炎天下でも、休まず赤紫や青紫の花を咲かせます。

トレニア・クラウンシリーズ

花付きもよく、枝もよく分かれてたくさんの花を咲かせる代表的な園芸品種です。株は他に比べて大きめですが、まとまりやすいという特徴を持っています。

トレニア(夏スミレ)の花は夏の花壇におすすめ

トレニア

強い日差しによって葉っぱが焼ける、花が枯れるといったことから、夏のガーデニングに使える花選びは迷ってしまいがち…。また、水やりのタイミングを間違えると、株が蒸れて枯れてしまうことも少なくありません。

そんなときは、暑さと病害虫に強いトレニアを育てるのがおすすめです。株自体にボリュームがあり、草丈も低いことから、寄せ植えに活用しやすいですよ。

更新日: 2021年09月29日

初回公開日: 2015年12月27日

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