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アリウムの花言葉|丸い花なの?ポンポンみたいな花が咲く時期や季節は?

アリウムは、ポンポンのような丸い花を咲かせる植物です。たくさんの花を花壇に咲かせる様子はかわいらしく、その独特の花姿から切り花やアレンジメントにも利用しやすいですよ。今回は、アリウムの花言葉や名前の意味、種類についてご紹介します。

アリウムの花言葉とは?

アリウム

『深い悲しみ』『正しい主張』『才能』

「深い悲しみ」という花言葉は、悲しいできごとにあった人が、佇んでいるような花姿をしていることに由来します。

アリウムの花の色や開花時期は?

学名
Allium giganteum
科・属名
ユリ科(ネギ科)・ネギ属
英名
Allium
原産地
ヨーロッパ、中央アジア、北アメリカ、北アフリカ
開花期
4~7月
花の色
別名
アリウム・ギガンチウム
花葱(ハナネギ)

アリウムとは?どんな花を咲かせる?

アリウム

アリウムは、北半球の広い範囲に分布するユリ科・ネギ属の球根植物です。アリウムというと聞き慣れませんが、食材として日常的に親しまれているタマネギやニンニクも同じ属に分類されます。

葉っぱのない茎を0.2~120cmほど伸ばし、先端に小さな紫色の花がボール状に集まって咲きます。花は、直径20cmほどと子供の頭ほどの大きさになりますよ。

アリウムの名前の意味は?

学名の「Allium」とは、ニンニクを意味するラテン語で、そばによるとネギ属特有のにおいを放つことから付けられました。なお、アリウム・ギガンチウムの「gigantium」とは、ラテン語で「巨大な」という意味で、その草丈や花の大きさに由来します。

アリウムの種類や品種は?

アリウム

ネギ属は、およそ300種が世界中に分布しています。いずれも同じ球根植物ですが、草丈や花色は様々で、葉っぱも線形や幅広のものなどバリエーションがありますよ。以下に、アリウム・ギガンチウムの近縁種や品種をいくつかご紹介します。

アリウム・ギガンチウム(alliunm gigantium)

園芸で「アリウム」というと、一般的に本種を指します。5~6月に開花を迎え、10~20cmほどの大きな紫色の花を咲かせます。切り花として利用される、大型種の代表的な存在です。

丹頂アリウム(Allium sphaerocephlum)

ヨーロッパから北アフリカに分布する種類で、5~6月に開花期を迎えます。花のてっぺんから紫色に染まっていく様子が、丹頂鶴に似ていることから名付けられました。ギガンチウムに比べて小さいことが特徴です。

アリウム・カエルレウム(Allium caeruleum)

中央アジアに分布する種類で、ギガンチウムよりも青みがかった花を咲かせます。別名「アズレウム」とも呼ばれます。

アリウム・モーリー(Allium moly)

草丈が15~30cmと低い種類で、南ヨーロッパが原産です。5月中旬~6月下旬に、ニラのような黄色い花を咲かせます。花は球状にはなりません。

アリウム・アイボリークイーン

草丈15~20cmほどと背丈が低いですが、大きな花を咲かせる品種です。また、アリウム・ギガンチウムは、花茎が伸びると枯れてしまいますが、きれいな幅広の葉っぱを花と同時に生やすことが特徴です。

アリウム・コワニー(Allium neapolitanum Cyr.)

南ヨーロッパを原産とする品種です。草丈は30~40cmほどに生長し、真っ白の花を放射状に20輪ほど付ける姿が、他の種類や品種と違っています。

アリウム・スターマイン

草丈50~70cmに生長し、直径30cmとサッカーボールほどの大きさの花を咲かせる超大型品種です。球根も株同様に大きいので、深植えにして育てていきます。

アリウムの花言葉を楽しもう

アリウム

花の姿がユニークなアリウム・ギガンチウム。球根植物の中でも育てやすく、開花期になると葉っぱが枯れてしまうことから、手入れの手間もすくなくすみます。いつもの庭へアクセントを加えたいときにおすすめですよ。ぜひ栽培してみてください。

更新日: 2021年06月09日

初回公開日: 2016年01月18日

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