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コリアンダー(パクチー)の花言葉と栽培方法!育て方のポイントは?

コリアンダーは、春か秋に種をまいて初夏に白や淡いピンクの花を咲かせる一年草のハーブです。葉はパクチーの名前で、タイ料理やエスニック料理には欠かせない存在として親しまれており、種子も香辛料として幅広く使われています。今回は、そんなコリアンダーの花言葉と栽培方法をご紹介します。

コリアンダー(パクチー)の花言葉は?

『隠れた才能』『隠れた長所』『隠れた価値』『隠れた美点』『辛辣』

コリアンダーの花言葉は、独特で強烈な香りからは想像できない、裏に秘められた魅力や効果効能があることにちなんで付けられたとされています。

コリアンダー(パクチー)の学名・原産国・英語

コリアンダー 花
学名
Coriandrum sativum
科・属名
セリ科・コエンドロ属
英名
Coriander
原産地
地中海沿岸
開花期
5~7月
花の色
白、淡いピンク
別名
パクチー
コエンドロ
カメムシソウ
香菜(シャンツァイ)
チャイニーズパセリ

コリアンダー(パクチー)とは?名前の由来は?

コリアンダー パクチー 種 シード

コリアンダーは、地中海東部が原産で、世界各地で古くから食用として利用されていました。日本へは江戸時代に、ポルトガル人によってもたらされました。

コリアンダーの種は、春まきと秋まきの2回まくことができます。そして、6~7月頃に複散形花序の白い花びらで淡いピンク色のおしべがある愛らしい花を咲かせます。

名前の由来

渡来した当時は、ポルトガル語の「coentro(コエンドロ)」と呼ばれていましたが、第2次世界大戦後に、ハーブの1種としてコリアンダーの英名が一般化していきました。

英名であるコリアンダーの語源は、ラテン語の「Coriandrum」に由来し、さらには古典ギリシア語の「Koriannon」からきているともいわれています。

この「Koriannon」は、においが強烈なカメムシを意味する「koris」と、香りの強いアニスの実を意味する「Annon」が組み合わさったものです。カメムシのにおいに例えられることから、日本では「カメムシソウ」というユニークな呼ばれ方がされます。

コリアンダーの育て方のポイントは?

コリアンダー 植え付け

コリアンダーは、日当たりのよい環境を好みますが、多少の日陰でもよく育ちます。また、水はけのいい用土を好むので、コリアンダーに合った環境を作ってあげることも大切です。

株が大きく生長すると耐寒性は少し上がりますが、冬越しさせたい場合はワラを敷いたり、バークチップなどをまいたりしておくと安心ですよ。

コリアンダーの種まきや苗の植え付け方法と時期は?

種と苗から育てることができます。種の発芽率が高いことと、直根性で根が傷みやすいことから、種から育てる方が一般的です。

また、種や苗は鉢植えか地植えで育てることができますが、直根性で移植を嫌うので、どこに植え付けるのかを慎重に決めましょう。

種まき

種まき 肥料 幼苗 たねまき

3~5月と、9~10月に種をまきます。発芽温度は20度くらいで、寒冷地以外の地域では、秋まき(9~10月)にするとしっかりとした株に育ち、収穫も長く楽しめます。

1. 2つの種がくっついた球形を、まな板などで軽く板ずりして分離する
2. 一晩ほど水に浸しておく
3. 底の浅い直径20cm程度の鉢に土を入れる、庭土は掘り起こしておく
4. 1ヶ所に4~5粒ほどの種を置いて軽く押さえつける
5. 土はかぶせず、土が乾かないように水やりを続ける
6. 1~2週間程で発芽し、間引きをして引き続き育てる

苗植え

3~5月頃、苗を植え付けます。株が大きいものは根付きにくいので、株がしっかりとしたなるべく若くて小さい苗を選ぶようにしてください。

鉢植えは一回り大きな鉢を用意し、苗の根鉢を手で崩しながら、根を傷めないように注意して植え付けてください。地植えなど、複数の苗を育てるようであれば、株間は30cmほど空けるようにしましょう。

コリアンダーの土作り、肥料、水やりのポイントは?

コリアンダー パクチー

土作り

鉢植えは、赤玉6:腐葉土4に元肥を加えたものか、ハーブ用培養土を使用します。地植えは、植え付けの2週間前に庭土を掘り起こして、3割ほど腐葉土を混ぜ込んで、寝かせておきます。

水やり

水を好む植物なので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に夏場はすぐに表面が乾いてしまうので、こまめな水やりをすることが大切です。

ただ、水を与えすぎても根腐れを起こしてしまうので、鉢植えの場合は地植えよりもややひかえめに行いましょう。また、暑い時期は、与えた水が沸騰して葉を傷める可能性があるので、日中の水やりは避けて、朝夕に水やりをしてください。

肥料

春に植え付けた場合は、生育サイクルが短いため、最初にゆっくりと効く肥料を混ぜ込めば、追肥を与える必要はありません。

秋植えの場合は、生育期間が長いため、緩効性肥料を元肥として与えた後、翌年の春頃に即効性の化成肥料を株元に追肥として少量与えてください。

コリアンダーの剪定方法や収穫の時期は?

コリアンダー 地面

コリアンダーは発芽すると、次に本葉が開くようになります。ある程度育ったら元気のない芽や、混み合った部分の芽は適宜取り除いていきましょう。

草丈が20cmほどになったら食用として収穫して楽しむことができますよ。ただし、大量に収穫してしまうと、新たに本葉が育つまで時間がかかってしまうので、使う分だけをカットするのが長く楽しむコツです。

コリアンダーの気をつけたい病気や害虫とその対策とは?

水やり 肥料 防虫 薬剤 スプレー

ほとんど病気の心配はありませんが、雨や風によって葉に泥がつくと、病気にかかりやすくなります。

梅雨の前に土の表面にワラを敷いたり、ビニールなどで根元を覆ったりすると病気の予防になり、夏の乾燥から株を守ることもできます。雑草が茂ると病気や虫の巣になりやすいので、早めに抜き取りましょう。

また、葉が生長するとヨトウムシやアブラムシが発生することがあるので、見つけたら早めに駆除することも大切です。

コリアンダーを収穫して楽しもう!

コリアンダー 栽培

コリアンダーの葉が柔らかいうちに収穫すると、サラダやスープに使うことができます。植え付けてから1ヶ月ほどすると収穫できるので、コリアンダーの独特な香りを料理に活用して楽しんでみてください。

また、葉と違ってさわやかな甘い香りを漂わせる種は、7月~8月頃に収穫することができます。風通しのよい日陰に吊るして干せば、乾燥スパイスとして使うことができますよ。コリアンダーを育てて、葉や種の収穫を楽しんでくださいね。

更新日: 2015年07月21日

初回公開日: 2015年07月21日

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