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黒星病(黒点病)とは?原因や症状、対策は?

大切に育てている植物が病気にかかり、枯れてしまうのは悲しいことですよね。黒星病も、そんな植物を弱らせる病気の1つです。バラやキュウリ、リンゴなどによく発生します。今回は、黒星病とはどんな病気なのか、原因や症状、対策についてご紹介します。

黒星病(黒点病)とは?どんな症状や被害がある?

黒星病

黒星病とは、糸状菌と呼ばれるカビが原因の病気です。葉っぱや茎に小さな黒い斑点が現れることから、「黒点病」とも呼ばれます。黒い斑点は徐々に株全体へと広がっていき、やがて病気にかかった部分の周りが黄色く変色して、葉っぱが落ちてしまいます。被害が拡大してしまうと、株全体が弱り、花が咲かなくなってしまいます。特にバラにとっては厄介な病気とされており、感染すると深刻な生育障害を引き起こします。

黒星病(黒点病)の原因とは?発生時期と条件は?

植物 雨

気温が20~25℃程度と比較的高く、湿気の多い梅雨の時期に発生しやすくなっています。病原菌は、被害にあった茎や枯れた葉っぱに感染したまま土に残り、雨によって跳ね返って葉っぱの裏から伝染します。

また、曇りや雨の日が続いてしまうと、植物は光合成が十分にできなくなります。その後、急に晴れて気温が高くなり、植物に負担がかかって一時的に弱ったタイミングで感染してしまうこともあります。

黒星病(黒点病)にかかったときの対策は?

水やり 肥料 防虫 薬剤 スプレー

黒星病にかかってしまうと、回復することはできません。病気にかかった部分は、見つけたらすぐに切り落とし、薬剤を散布して拡大を防ぎましょう。バラであれば3日ごと、果樹であれば7日ごとと定期的に薬をまくとよいですよ。また、病気にかかってしまった落ち葉も株の周りから完全に取り除いてください。

発病初期に効果的な薬

● トップジンMゾル
● サプロール乳剤

黒星病(黒点病)の予防方法は?

ポイントは、清潔な土壌を保ち、風通しをよくすることです。また、薬を7~10日ごとと定期的に散布するのがおすすめです。ただ、薬への耐性が生じやすいので、いくつかをローテーションで使うようにしてください。

予防するための環境

● 株同士の間隔を十分にとる
● 剪定して葉っぱや株の風通しをよくする
● 剪定した枝葉や落ち葉はそのままにせず、処分する
● 水は株元から与え、葉っぱへかからないようにする
● 鉢植えは雨が当たらない場所で管理する
● 窒素分の多い肥料を控える

有効な薬剤

ベニカDX/オルトランC/ダコニール1000/オーソサイド水和剤など

黒星病(黒点病)はこまめな防除が大切!

黒星病

黒星病は、放っておくと被害があっという間に拡大してしまう恐ろしい病気です。感染してしまうと治療ができないことから、日頃からこまめに管理をして土壌を清潔に保ち、定期的に薬剤を散布して防除していくことが大切。きちんと対策を打つことで、元気に育つように植物を守っていきましょう。

初回公開日: 2016年01月23日