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【ポインセチアの花言葉】クリスマスに飾る理由や白色などの種類は?

お花屋さんの店頭に真っ赤なポインセチアがたくさん並びはじめると、クリスマスが近づいてきた感じがしますよね。最近は赤だけでなく、白やピンクなどカラーバリエーションも増えてきています。でもどうしてクリスマスに飾られるようになったのでしょう。

今回はポインセチアについて、花言葉や白色などの種類、クリスマスに飾る理由などをご紹介します。

ポインセチアとは?

ポインセチアとは、クリスマスシーズンによく見かける赤色が特徴のお花です。自生地のメキシコでは、樹高が2~3mほどに生長する常緑性の低木でもあります。もともとは赤いポインセチアだけでしたが、品種改良が進み今ではピンク色や白色の種類も流通しています。

明治時代に日本にやってきたポインセチアの歴史は100年以上。クリスマスシーズンの11〜12月頃、花屋さん店頭へ行けば、赤や白、ピンクに色付いたポインセチアが見られますよ。

ポインセチアの学名や原産地、英語名は?

学名
Euphorbia pulcherrima
科・属名
トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
英名
poinsettia
Christmas flower
原産地
メキシコ西部、中央アメリカ
開花期
10~3月
花の色
赤、白、黄緑、ピンク、褐色
別名
クリスマスフラワー
ショウジョウボク(猩々木)

赤い花の正体は葉っぱ?花のように見えるポインセチアの苞(ほう)とは?

花のように赤や白に染まっている部分は、苞というつぼみを包んでいた葉っぱが変化したもので、実は花びらではありません。

ポインセチアの花は、苞の中央に集まっている緑色の部分です。また、ポインセチアの特徴として、葉っぱや茎を傷つけると白い樹液が出てきます。これは、ポインセチアが分類されるユーフォルビア属特有の性質です。

なんでポインセチアって名前なの?由来は?

ポインセチアの名前は、植物学者の名前が由来になっています。原産国であるメキシコの原住民は、ポインセチアの白い樹液を解熱剤として、赤い葉を染料として利用していました。

その後19世紀に、アメリカの初代メキシコ公使J・R・ポインセットがポインセチアを発見します。ポインセットは植物学者でもあり、アメリカへと持ち帰り品種改良したことで世界中に広まっていきました。その功績が讃えられ、彼の名前にちなんで「ポインセチア」と名付けられることになりました。

日本へは明治時代に持ち込まれ、大酒飲みで顔が赤い伝説の猩々(ショウジョウ)に似ていることから猩々木(ショウジョウボク)という和名が付けられたそうです。

ポインセチアの花言葉は?白、ピンクなど花色で意味は違うの?

全体の花言葉:『祝福する』『幸運を祈る』『私の心は燃えている』『聖なる願い』『聖夜』『清純』

白色の花言葉:『慕われる人』『あなたの祝福を祈る』

ピンク色の花言葉:『思いやり』『純潔』

ポインセチアは、花全体、白色、ピンク色の3つの花言葉がつけられています。

鮮やかな赤い葉っぱにちなんで「私の心は燃えている」という花言葉や、メキシコの先住民がポインセチアの赤い色を清純のシンボルとしていたことから「清純」という花言葉が花全体につけられました。

ポインセチアの開花時期はクリスマスシーズン?

ポインセチアの葉っぱが色付くのは、10~3月の間です。特にクリスマスシーズンに最も見頃の時期を迎えます。では花びらはどこにあるかというと、色付いた葉っぱの中心についています。緑色で丸みを帯びていますが、サイズは小さく葉っぱに隠れていることが多いため、観賞用には向きません。

ポインセチアがクリスマスに飾られる理由は?

ポインセチアがクリスマスに飾られるようになったのには理由があります。話は、300年以上前の17世紀までさかのぼります。17世紀、メキシコに住み着いたフランシスコ修道会の僧たちがポインセチアと出会います。

そして、ポインセチアの赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表すことから、縁起のよい植物として「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして世界中に広まっていったといわれています。

また、葉の形がキリスト教の聖地ベツレヘムの星に似ていることからも、クリスマスを象徴する植物として定着していったといわれています。

ポインセチアの種類や品種は?赤色、白色、ピンク色がある?

ポインセチアはクリスマスを飾る花の代表格として人気が出たことから、盛んに品種改良が行われるようになります。今では、毎年新しい品種が作られています。今回は、定番の赤に加え、ピンクや白に赤が混じるマーブルなどを含め、いくつか代表品種をご紹介します。

ウィンターローズ

ウィンターローズは、色づく部分が八重になっているボリューム満点の赤いポインセチアです。花の姿がバラをイメージすることから名付けられました。

ウィンターローズ・マーブル

ウィンターローズ・マーブルは、2005年に発表されたウィンターローズの新しい品種で、白い葉っぱに薄ピンク色の葉脈をもつマーブル模様が特徴です。葉が内側にカールしている姿がかわいらしいですよ。

プリンセチア

プリンセチア ポインセチア

プリンセチアは、2009年に発表されたポインセチアの新しい品種の1つです。日本のサントリーフラワーズが開発した品種で、09年にフラワーオブザイヤー最優秀賞をはじめ、さまざまな賞を獲得したことで広く知られるようになりました。

淡いピンクの「ルージュ」、濃いピンクの「ホットピンク」など、ピンクの色合いも様々で、現在8品種が販売されています。

カルーセルピンク

カルーセルピンクは、フリル咲きの葉っぱがかわいらしい品種です。落ち着いたピンク色をしているので、洋風なデザインの家具によくなじみ、華やかな雰囲気を演出してくれます。

レモンスノー

レモンスノーは、黄色がかった白の葉っぱをしている人気のある品種です。色のコントラストを楽しむために、赤のポインセチアとセットで買う方が多くいます。

クレイジークリスマス

クリスマスカラーともいえる、ピンクと白の複色の葉をもつ品種です。他の品種に比べてギザギザしているところが独特で、ひと目みただけではポインセチアとわからないかもしれませんね。

ジェスターマーブル

黄色の葉っぱに薄ピンクの葉脈が入ったマーブル模様の品種です。ジェスターレッドという品種のマーブル模様版で、上向きに生える葉っぱが特徴です。

クリスマスにぴったりの花言葉をもつポインセチアを贈ろう!

ホームパーティーのおみやげにもおすすめなポインセチア。どこか寂しげな冬の季節でも、明るくきれいな色のポインセチアが並んでいるのを見つけると、気分が高まりますよね。

花言葉やクリスマスに使われるようになった背景を知ると、より一層、ポインセチアをお部屋に飾りたくなってしまいます。最近は種類も増えているので、クリスマスプレゼントに悩んでいる方は、ぜひポインセチアをプレゼントしてみてください。

初回公開日: 2015年06月10日