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【こんなにあった?!】ハイビスカス(扶桑花/ブッソウゲ)の種類や品種まとめ

毎日新しい花を咲かせ、美しい姿を見せてくれるハイビスカス。夏の季語として使われることも多く、「繊細な美」や「新しい恋」といったすてきな花言葉も持っています。今回は、そんなハイビスカスの種類や品種についてご紹介します。

ハイビスカス(扶桑花/ブッソウゲ)の原種は何種類ある?特徴は?

ハイビスカスと呼ばれるフヨウ属には、250以上の原種が存在し、一年草や多年草と性質も違い、草丈も様々です。これらの原種を元に、20世紀はじめからハワイで品種改良が行われるようになり、今では1万種近い園芸品種が存在します。

以下に、園芸品種を作り出すために利用されることの多い代表的な原種を4つご紹介します。

1. ヒビスクス・アーノッティアヌス(Hibiscus arnottianus)

ハワイのオアフ島原産の白いハイビスカスで、「ハワイアン・ホワイトハイビスカス」という英名が付けられています。樹高は8~10mと大きく生長し、5枚の細長い花びらと、中心から出ている長く赤い柱が特徴的です。

2. ヒビスクス・コキオ(Hibiscus kokio)

コキオとは、ハワイ語で「ハイビスカスの原種」を意味します。花糸と呼ばれる雄しべの細く糸状になった部分が反り返っているのが特徴です。赤、ピンク、黄、オレンジ色の種類があり、樹高は6mほどに生長します。

3. ブッソウゲ(扶桑花/Hibiscus rosa sinensis)

原産地は不明で、沖縄では庭木や生垣に利用される原種です。「ローザ・シネンシス(中国のバラ)」という種名で、ヨーロッパに伝えられたといわれています。葉の先が尖っており、耐風性や防潮力に優れています。

4. フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華/Hibiscus schizopetalus)

ブッソウゲの仲間で、色や形が珊瑚に似ていることから「コーラル・ハイビスカス」とも呼ばれている原種です。花びらに切り込みがあり、花が垂れ下がって咲き雄しべが筒状になった姿が風鈴を思わせることから、名付けられました。その姿が、ランプにも似ていることから英名は「ジャパニーズ・ランタン」と呼ばれています。

アフリが原産で、樹高は1~3mに生長します。

ハイビスカス(扶桑花/ブッソウゲ)の種類や園芸品種は?

ハイビスカスは、園芸品種が多く、花色も豊富な植物です。主に、「オールドタイプ」「コーラルタイプ」「ハワイアンタイプ」の3種類に分けられます。

オールドタイプは古くに交配された品種、コーラルライプはフウリンブッソウゲを元にして交配された品種、ハワイアンタイプはハワイで交配された品種の総称になっています。

レモンイエロー

レモンイエローは、鮮やかな黄色の花を咲かせるオールドタイプの品種です。花は大きく、中心が白く色づいています。

ペインテッドレディ

ペインテッドレディは、上向きに咲く花が多いオールドタイプの品種です。ピンクの花びらに放射状の白いラインが入り、中心部は丸く濃い赤色をしています。

レッドフラミンゴ

レッドフラミンゴは、コーラルタイプに分類される品種で、「エル・カピトリオ」とも呼ばれます。樹高は1~2mで、真っ赤な花びらの下におしべが花びらのように変化したものが付き、花が2段咲いているような見た目をしています。

アイスピンク

アイスピンクは、花びらの中心から縁に向かうほどピンク色が薄くなっているコーラルタイプの品種です。花びらが先端に向かうにつれて氷のように白くなっていることから名付けられました。

マドンナ

マドンナは、ハワイアンタイプの品種で、花は大きく、太い枝を生やします。白い花びらの中心が丸く濃いピンク色をしていることが特徴です。一般には、「ヒノマル」の名称で流通しています。

ミセス・ユミ

花びらが赤色からオレンジへとグラデーションがかかった覆輪の花を咲かせる、ハワイアンタイプの品種です。花びらにはシワが入り、南国の雰囲気を漂わせます。

ハイビスカス(扶桑花/ブッソウゲ)は種類・品種が豊富な花

品種改良によって日々新しい園芸品種が生み出されているハイビスカスは、細かい品種を合わせると1万種ほどあるといわれています。親となる原種の種類によって、草丈や花びらの形が違うので、自分好みの品種を見つけると楽しいかもしれませんね。

初回公開日: 2016年01月30日