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唐辛子の収穫や保存、乾燥の方法は?

唐辛子は中南米を原産としたナスの仲間の野菜です。独特の辛味があり、料理の味を引き立てる名脇役な調味料として知られています。

また、ビタミンAやCなどの栄養素のほか、食欲や血行を促進させるカプサイシンという成分が豊富で、体へよい効能があるのも人気のポイント。

生育期間は他の野菜よりも長めですが、収穫すれば様々な料理に使って楽しめますよ。今回は、そんな唐辛子の収穫や保存、乾燥の方法についてご紹介します。

目次

唐辛子の収穫の時期は?

唐辛子の保存!乾燥させる?

唐辛子の保存方法!冷蔵・冷凍保存の方法は?

唐辛子の楽しみ方!オイルの作り方は?

唐辛子の収穫のポイントは?

唐辛子を栽培して色々な料理に活用しよう

唐辛子の収穫の時期は?

唐辛子の収穫は、苗植えから1~2ヶ月後、花が咲いてから2~3週間後からはじめていきます。

青唐辛子

開花後、20~30日ほどたった青い未熟な実です。長さが4~5cmほどになったタイミングで収穫します。

赤唐辛子

開花後、50~60日ほどたつと、実が赤く色づき熟していきます。実は、1本ずつ順次摘み取るか、株ごと引き抜いて収穫していきましょう。ただ、日数にはこだわらず、赤くなったら収穫するようにしてくださいね。

葉唐辛子

実が未熟で、まだ青く小さいうちに唐辛子の鞘をつけたまま株ごと引き抜き、葉っぱを摘み取って利用することもできます。

唐辛子の保存!乾燥させる?

自然乾燥

唐辛子は、乾燥させるのが一番長持ちさせる方法です。株ごと引き抜いて収穫した唐辛子は、軒下などに吊るして乾燥させましょう。

1つ1つ摘み取って収穫したものは風通しのよい日、夜の当たらない場所で自然乾燥させていきます。数日放っておいて表面にシワができ、振るとカラカラと音がするようになったら完成です。

乾燥させた実は密封できる容器に入れ乾燥剤と一緒に保管しておくとよいですよ。

唐辛子の保存方法!冷蔵・冷凍保存の方法は?

冷蔵保存

冷蔵保存すると唐辛子は1週間ほど楽しむことができます。乾燥しないようポリ袋などの袋に入れ、10度前後の野菜室で保管するようにしてください。

冷凍保存

冷凍保存は長期間使わないときによい保存方法です。真空パックやラップに包んでおけば、約1年もちますが、保存期間が長ければ長いほど鮮度も味も落ちてしまうので早めに使い切ってしまうのがおすすめです。

唐辛子の楽しみ方!オイルの作り方は?

唐辛子は、塩や醤油に漬け込むとで楽しむことができます。その中でも最もポピュラーな楽しみ方がオイルに漬け込む方法です。

ペペロンチーノなどパスタのソースになるほか、ピザやサラダなどにかけてもほどよい辛味が広がってきますよ。

唐辛子オイルの作り方

  1. 辛いのが苦手な人は、種を取り除く
  2. 乾燥した唐辛子をある程度細かく切る
  3. オリーブオイルを必要な分だけ火にかける
  4. 唐辛子を入れて小さな泡が出るくらいまで熱くなったら止める。
  5. そのままオリーブオイルが冷えるまでおいておく
  6. 熱が冷めたら、密閉できる瓶などに移して完成

熱していないオリーブオイルに乾燥した唐辛子を漬け込むときは、冷暗所に1ヶ月ほど保管すると辛味がオイルに移っていきます。

また、ネギやニンニクと漬け込めば味に深みが出て様々な料理に活用できますよ。

唐辛子の収穫のポイントは?

唐辛子は全ての実が赤く熟してから収穫すると、株が疲れてしまい収穫量が減ってしまいます。まずは未熟な青唐辛子を収穫して楽しんでから残りを徐々に赤く熟させるようにするとよいですよ。

唐辛子を栽培して色々な料理に活用しよう

唐辛子は他の野菜などと比べると栽培の候補にはあまり上がることがないかもしれません。でも一度栽培してみると活用できる料理が多いことに気付かされますよ。

また、これまで作らなかったような料理にもチャレンジする機会になってレシピのレパートリーも広がります。ぜひ一度栽培にチャレンジしてみてください。

更新日: 2018年11月21日

初回公開日: 2016年04月17日

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