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キクイモ(菊芋)の花!ヒマワリのような花の特徴や花言葉は?

今注目の健康食、キクイモをご存知ですか?旺盛な繁殖力から「要注意外来種」とされる一方で、生活習慣病を予防・改善する低GI・低糖質食品として見直されています。今回は、ヒマワリのような花の特徴や花言葉を交えながら、キクイモがどんな植物なのかについてご紹介していきます。

キクイモ(菊芋)の花言葉!意味や由来、風水での意味は?

『陰徳』『美徳』『恵み』『気取らぬ愛らしさ』

花言葉の「陰徳」「美徳」「恵み」は、生命力が強く、畑の害になる草といわれながらも優れた薬効を備えていることに由来するのかもしれません。風水では、鮮やかな黄色の花は財産を象徴するとされ、西方位に飾ると金運を呼び込むといわれています。

キクイモ(菊芋)の学名・原産国・英語

学名
Helianthus tuberosus
科・属名
キク科・ヒマワリ属
英名
Jerusalem artichoke
原産地
アメリカ北東部
収穫期
11月、3〜4月
開花期
9〜10月
花色
別名
ブタイモ

キクイモ(菊芋)とは?どんな葉や花を咲かせる植物?

キクイモは、キク科ヒマワリ属の多年草です。原産地は北アメリカで、原住民であるトピナンブ族の食糧源であったことから「トピナンブール」「トピナンバー」と呼ばれます。また、アーティチョークの味に似ているとして、「エルサレムアーティチョーク」という別名でも知られています。日本には江戸時代末期にアメリカから家畜の飼料として導入されたため、「アメリカイモ(亜米利加芋)」「ブタイモ(豚芋)」などの別名も付けられているんですよ。

ヒマワリのような黄色い花

草丈は1.5~3mほどで、草全体が白く硬い毛で覆われ、ざらつきがあります。葉は深緑色で長さ5~7.5cm程度、縁に鋸歯のある卵状披針形です。秋になると、枝分かれした茎の先端に直径6~8cmくらいの黄色い花を付け、花が終わると地下茎がふくらみはじめます。塊茎は小さいもので3~5cm、大きいものでは数10cmにもなります。

キクイモ(菊芋)の花の効果・効能はある?

血糖値改善、糖尿病の予防、整腸作用、ダイエット効果

キクイモの主成分は、“天然のインシュリン”と呼ばれる難消化性多糖類「イヌリン」です。イヌリンは人の消化酵素では分解できず、ほとんど吸収されないまま体外に排出されます。そのため、食後の血糖値を低下させる働きがあり、さらに、キクイモにはでんぷんが含まれないことから、血糖値改善や糖尿病の予防、整腸作用、ダイエット効果などが期待されています。

塊茎はアクが強く、生食よりも「味噌漬け」「粕漬け」などの漬物に向きます。ほかにも、アク抜きして甘辛煮、炒めもの、炊き込みご飯など、里芋やジャガイモのような使い方もできます。また、葉にも血糖値を下げる作用があることから、乾燥させて健康茶としても飲まれています。

キクイモ(菊芋)の開花時期と見頃の季節は?

キクイモの開花時期は9~10月頃です。花が咲き終わると地上部は枯れ、地中にショウガに似たこぶ状の塊茎をつくります。

キクイモ(菊芋)の種類や品種は?

キクイモモドキ(菊芋擬き)

草丈は1m程度とキクイモより一回り小さく、塊茎のできない近縁種です。小型のヒマワリのような黄色~橙黄色の花を咲かせることから、園芸では一般に「ヒメヒマワリ(姫向日葵)」の名前で流通しています。

イヌキクイモ(犬菊芋)

日本各地に帰化している北アメリカ中部原産の類似種です。草丈は1.5~3mほどで外見はキクイモによく似ますが、鋸歯が小さいことや茎に毛が少ないこと、7~8月頃に開花するなどの違いがあります。塊茎が貧相で食用や飼料用には向かず、公園や庭で花壇の彩りに利用されます。

ヒマワリ(向日葵)

原産地は北アメリカのテキサスやカリフォルニアで、キクイモとは同属の近縁種です。キクイモは塊茎、ヒマワリは種子と、繁殖方法は異なりますが、鮮やかな黄色の花や大型化する点でよく似ています。

キクイモ(菊芋)の花を咲かせてみよう

キクイモ 菊芋

キクイモは、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類の代用品としても注目されています。適度な甘味と食べ応えがあるので、糖質制限やダイエット中の方にもおすすめです。生鮮品としてはまだ一般的ではありませんが、サプリメントやお茶を利用して、毎日の食生活に上手に取り入れてみてくださいね。

初回公開日: 2016年07月01日