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【ヤーコン栽培】育て方のポイント、種芋や苗を植える時期や方法は?

近年、ミネラル類を豊富に含んでいることから健康食品として話題のヤーコン。南アメリカを原産とする根菜で、世界で一番オリゴ糖が含まれているとされています。シャリシャリとした食感で、天ぷらやきんぴら、ヨーグルト和えなど幅広いレシピに大活躍。

今回は、そんなヤーコンの栽培について、育て方のポイント、種芋や苗を植える方法などをご紹介します。

ヤーコンの栽培!種芋や苗を植える時期と方法は?

種芋は3月中旬~4月、苗は4月下旬〜5月中旬に植え付けて育てていきます。いずれの場合でも、弱酸性の土を準備し、株同士の間隔を十分にとって植え付けてください。

鉢・プランター植え

10号鉢に1株、60cmプランターに2株が植え付けの目安です。大きくなるので、深さは30cm以上のものを準備してください。土は、市販の野菜用培養土に堆肥を混ぜてから使います。容器の縁から下2~3cmのところまで土を入れたら、深さ10cmくらいのところに種芋がくるよう植え付けます。

地植え

植え付ける2週間前に1㎡あたり苦土石灰をコップ1杯(100gくらい)まき、よく耕しておきます。そして、1週間前に1㎡あたり2kgの堆肥と、100gの化成肥料をさらに混ぜあわせておきます。水はけが気になるようなら、高さ10cm、幅60~90cmくらいの畝を立ててもかまいません。株同士の間隔、50~80cm空けて種芋や苗を植えていきます。

ヤーコンの栽培!水やり、肥料の時期と方法は?

水やり

乾燥に強いですが、水をたっぷり与えたほうがよく育ちます。鉢やプランター植えのときは、土の表面が乾いたら水やりをしていきます。地植えは、特に水やりをしなくて大丈夫です。

肥料の与え方

植え付けるタイミングで肥料を与えたら、植え付け2週間後に肥料を野菜用の化成肥料を株元にばらまきます。そして、肥料の混ざった土を株元に寄せておきましょう。その後は、1ヶ月たったら、同じように肥料を与え、以降は収穫まで1ヶ月毎に肥料を施していきます。肥料が足りないと芋が大きくならないので注意してください。ただ、根に肥料が当たると弱って枯れてしまうので、肥料を混ぜた土を株元に寄せるようにしていくことが大切です。

ヤーコンの手入れ!剪定の時期と方法は?

ヤーコンは、草丈が150~200cmと放っておくとかなり大きくなります。そのままでもかまいませんが、台風など強い風に当たると倒れてしまうので、大きくなってきたタイミングで80~100cmくらいに草丈を保つようにするとよいですよ。

ヤーコンの収穫の時期と方法は?

ヤーコンは、植え付けから5~6ヶ月ほどたった、10〜12月に収穫できます。保存は、収穫してから1〜2ヶ月できます。株元から20cmほどを残して釜やハサミで茎を刈り取ったら、株から15cmくらい離れた土をスコップで掘り起こしていきます。そして、土ごとヤーコンの芋を掘りあげてください。1株で10~15個ほど収穫できます。

ヤーコンの栽培で注意する病気や害虫は?

ヤーコンは無農薬栽培ができるほど病気や害虫の被害が少ない野菜です。ただ、ヨトウムシがつくことがあります。ヨトウムシは、夜に活動し、日中は地中に潜んでいます。被害があったときは、株の近くの土を掘り起こすと見つけられるので、捕殺するか殺虫剤で駆除していきます。

ヤーコンの育て方のポイントは?

日当たりのよい場所で、たっぷりと肥料を与えて育てることがヤーコンを栽培するポイントです。生育適温は15~25度で、酷暑と寒さが苦手。特に25度を超えると、生育が悪くなるので注意してください。

ヤーコンを種芋や苗から栽培してみよう

ヤーコンは、体にうれしい効果・効能のある根菜です。栽培も手間がかからず簡単で、むしろ周囲の雑草も駆除してしまうほどの生命力をもっています。また、近年注目されているだけあってヤーコンを使ったレシピもたくさんインターネットなどで紹介されるほど。自宅で育てて、毎日の食生活に取り入れていきたいですね。

初回公開日: 2016年06月05日