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【コニファーを美しく整えるには?】剪定方法や手順、注意するポイントなどまとめ

コニファーは、マツやスギ、ヒノキなどの針葉樹の総称です。おしゃれな常緑樹として、生垣に用いられることが多く、クリスマスツリーの樹に利用されています。ただ、美しい樹形を保つためには、正しい剪定をおこなう必要があります。

今回は、コニファーの剪定時期や方法、気をつけたいことなどをご紹介します。

コニファーってどんな植物?

コニファーとは、針葉樹全体の呼び名で、海外では数万種が存在し、日本では200種ほどの品種が栽培されています。ただ、園芸においては、海外産の針葉樹のことを指すことが多く、洋風な建物に似合う生垣として人気です。

コニファーに剪定が必要な理由は?枯れたように見える?

基本的にコニファーは剪定をしなくても枯れることはあまりありません。剪定されない自然界でも育つのがその証拠。ただ、見た目を維持するためには不要な枝や葉っぱを切り落とさなくてはいけません。放っておくと、横に広がりすぎる、縦に長くなりすぎる、葉が茶色くなるなど見た目が悪くなることも。

また、台風で倒れてしまうこともあるので、剪定には風通しをよくしておく効果もあります。

コニファーの剪定方法!ポイントははさみを使わないこと?

コニファーの剪定のポイントは、ハサミなどを使わず手で葉っぱを取り除くことです。コニファーの多くは金属を嫌う傾向があり、金属製のハサミで枝を切り取ると枝が茶色く変色します。

大胆に剪定するときは、セラミック製のハサミを利用しましょう。茶色になっても春先の剪定であればすぐに新芽が出て傷んだ場所が見えなくなるので心配はいりません。

コニファーの剪定に適した時期は?

春から秋の間が適期です。この期間に剪定しないといけない、ということはありませんが、3~4月は短く刈り込んで、ほかの時期はこまめに剪定するのがおすすめです。それぞれの時期に注意したいすることをご紹介します。

6〜10月(7末〜9月上旬は剪定を避ける)

コニファーは暑さに弱いため、7月下旬~8月の真夏は剪定を避けてくださいね。それ以外の時期には、先端がピンと伸びた葉を手で摘み取って形を整えます。無理にちぎり取らなくても、軽く摘み取れますよ。

力を入れないと摘み取れないときは、場所を変えるか、もう少し時期を遅らせましょう。無理やり摘み取る必要はありません。

また、長く伸びた枝などをみつけたときは、セラミック製のハサミで切り取りましょう。周りの葉を残しながら、残った葉で切り口が紛れるように、適度に周りもすかしておきます。コニファー全体を見て、葉の密度が均等になるようにしてください。

3~4月

刈り込んでも生長に支障が少ない時期なので、短く刈り込んで大胆に量を減らす「強剪定」を行います。強剪定は、「休眠期に枝を深く切ることで、生長期に元に戻ろうとする」という樹の力を引き出す方法です。

枝元から剪定をすることで、木全体を若返らせます。休眠期であれば、枝の切り口が乾燥しやすく、切り口から病原菌が入り込む危険性が少なくなります。

2年以上の枝で、枝元や混み合っているものを選び、セラミック性のハサミで切り取ります。全体の枝すかしを終えた後は、手で葉を摘み取り、樹形を整えてください。

コニファーを剪定して手入れを楽しもう!

コニファーの樹形は、そのままでもある程度整いますが、こまめに手入れをすることでより美しく保つことができます。

また、イベントに飾る場合は、刈り込み剪定といってねじれた樹形などを人工的に作ることもあり、楽しみ方は様々。手作業は大変ですが、剪定も園芸を楽しむ作業の1つなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

初回公開日: 2015年08月31日