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ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)とは?育て方や剪定の方法は?

野菜売り場で見かけるリンゴよりも小さな果実を付けるヒメリンゴ。かわいらしい見た目から、盆栽や庭木に利用され、鑑賞して楽しまれます。今回は、そんなヒメリンゴとはどんな樹木なのかや育て方、剪定の方法などをご紹介します。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の学名・原産国・英語

学名
Malus x cerasifera
科・属名
バラ科・リンゴ属
英名
Crabapple
plum-leaf crabapple
Chinese apple
原産地
中国
開花期
4~5月
花の色
別名
クラブアップル
犬林檎(イヌリンゴ)
和林檎(ワリンゴ)

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)とは?花の特徴は?

姫林檎 ヒメリンゴ

ヒメリンゴは、バラ科・リンゴ属に分類される果樹です。原産地は中国で、日本では北海道から北陸にかけての涼しい地域に自生しています。「小玉リンゴ」「クラブアップル」といった名前とともに、実が小さなリンゴの総称として使われることがあります。

樹高は0.3~10m前後位とリンゴの木よりも低いことが特徴です。5~6月になると、直径3~4cmほどの薄ピンクの花を咲かせます。そして、9~11月に2~3cmほどの小さく赤い実を付けます。この実はリンゴに比べて味が劣ることから、リンゴ飴や果実酒など加工食品に利用されます。また、その見た目のかわいらしさから、盆栽など観賞用の樹木として人気です。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の育て方のポイントは?

ヒメリンゴは、通気性と水はけのよい土を使い、涼しい場所で育てることが大切です。暑さにも多少の耐性はありますが、もともと涼しい地域に自生しているので、夏は日陰や風通しのよい所に移してあげると安心です。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の苗植えの時期と方法は?

9~6月であれば、いつでも鉢や庭に植えて楽しめます。ただ、霜に当たると苗が弱ってしまうので、真冬は避けるようにた方がよいですよ。

鉢植え

7号鉢に1株を目安に、鉢に植え付けていきます。土は、市販の果樹用培養土など水はけと水もちのバランスがよいものを使ってください。

  1. 鉢底石を敷いたら、容器の1/3ほど土を入れる
  2. 根に付いた土を崩さず、容器の中心に苗を置く
  3. 周りに土を入れて株を安定させる
  4. 水をたっぷりと与える

地植え

風通しと水はけのよい場所を選んで植え付けていきます。肥沃な土がよいので、植え穴を掘った土には、たっぷりと腐葉土を混ぜ込んでください。植え付けたら、60cmくらいの高さに切り戻し、支柱を立てて支えます。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の水やり、肥料の与え方

水やり

ヒメリンゴは、乾燥気味に育てた方が、甘い実を付けます。地植えは、特に水やりの必要はありません。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

肥料

肥料が足りないと、病害虫の被害にあいやすくなります。4~5月と9~10月の間、1回ずつ有機肥料を施していきます。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の剪定の時期と方法は?

鉢植え、地植えともに、12~3月下旬くらいまでが剪定の時期です。植え付けて4年目以降、枝を整えていきます。短枝や立枝の分岐点のすぐ上で切ったり、枝分かれさせたい所のすぐ上で切ったりしてください。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の収穫の時期と方法は?

9~11月の間 ピンポン玉サイズに実が育ったら収穫のタイミングです。甘みは少ないので、砂糖と煮詰めたり、焼酎と漬け込んだりして楽しみます。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)の栽培で注意する病気や害虫は?

5月頃、アブラムシや黒星病に注意します。いずれの病害虫も、見つけたらすぐに薬剤をまいて駆除していきます。

ヒメリンゴ(姫林檎/クラブアップル)は花も楽しめる果樹

ヒメリンゴ イヌリンゴ クラブアップル

ヒメリンゴは栽培がむずかしくない果樹です。桜のような花や、小粒な実がかわいらしく、それぞれの季節に違った姿を見せてくれます。庭先の日当たりがよく、強風の当たりにくい場所で栽培していくのがおすすめ。ヒメリンゴの木が、心を癒してくれるステキな存在となってくれるかもしれませんね。

初回公開日: 2016年06月30日