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サンカヨウ(山荷葉)の育て方!栽培のコツや種まきの時期は?

水にぬれると、白い花が透き通り、ガラス細工のようになるサンカヨウ。かわいらしくも神秘的な姿が人気で、育てたいと思っている人も少なくありません。ただ、山野草で販売される機会も少ないことから、その育て方はあまりしられていません。そこで今回は、サンカヨウの育て方について、栽培のコツや種まきの時期などをまとめました。

サンカヨウ(山荷葉)の栽培のコツは?

サンカヨウ 三荷葉 白い花

直射日光の当たらない、風通しのよい場所で育てるのがコツです。サンカヨウはもともと山野の樹木の下に自生しています。環境の変化に弱く、日に当たりすぎると枯れてしまうことから、塀の影になるところや、樹木の下などで育てるとよいですよ。また、暑さに弱いので、真夏の管理には注意してください。

サンカヨウ(山荷葉)の種まき・苗植えの時期と方法は?

種まき

種まき 小鉢 小粒の種 たねまき

実から種を採取して植え付けていきます。熟れた実から水洗いをして果肉を落として種を取り出しましょう。6~9月が種まきの適期です。花を咲かせるまで3~4年かかるので、気長に育ててみてください。

1. 浅鉢に赤玉土(小粒)など種まき用の土を入れる
2. 種を土にまき、薄く土を被せる
3. 発芽するまでの約1年、土が乾かないよう水やりをして室内で管理する
4. 発芽し、株が多すぎるようなら葉っぱ同士が触れない程度に間引く
5. 本葉が1枚生えたら、生育のよいものをそれぞれ育苗ポットに植え替える
6. 本葉が2枚ほどになったら鉢や地面に植え替える

苗植え

種まき 植物 生長 間引き 時期

4~9月の生育期に、鉢か地面に植え付けます。鉢植えは、苗よりも1回りほど大きな浅鉢に植えてください。地植えは、樹木の下など半日陰~日陰になる場所を選んで植え付けます。

サンカヨウ(山荷葉)の土作り・水やり・肥料の時期と方法は?

土作り シャベル 掘り返し

土作り

水はけのよい土を好みます。地植えは、植え付ける場所の土に腐葉土や鹿沼土などを2~3割混ぜ込んで水はけをよくします。鉢植えは、鹿沼土(小粒)4:赤玉土(小粒)3:軽石3:腐葉土1の割合で混ぜた土か、市販の山野草の培養土を使うとよいですよ。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。春先から落葉する時期までは、1日1回が水やりの目安です。地植えは、特に水やりの必要はありません。

肥料の与え方

3月頃に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料か、油かすなどの有機肥料を少量株元に施しましょう。

サンカヨウ(山荷葉)の植え替えの時期と方法は?

植え替え 鉢植え

根が傷つくと枯れてしまうことから、鉢植えであっても基本的に植え替えはしません。苗を植えるときに、少し大きめの鉢に植え付けるようにしてください。どうしても植え替えるときは、9~10月が植え替えの適期です。手順は植え付け時と同じで、根を傷つけないよう丁寧に株を鉢から取り出してください。

サンカヨウ(山荷葉)の増やし方の時期と方法は?

サンカヨウ 三荷葉 白い花

種まきで数を増やすことができます。手順や時期は、植え付け時でご紹介した手順の通りです。

サンカヨウ(山荷葉)の栽培で注意する病気や害虫は?

特に気を付ける病気や害虫はありません。

サンカヨウ(山荷葉)の開花期間は短い

サンカヨウ

開花するまで数年もかかり、しかも、開花すると5日~7日ほどで散ってしまうサンカヨウ。標高の高い場所に自生していますが、花が咲いているところを見るのは、かなり珍しいことなんです。上手に育てて、神秘的なサンカヨウを楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年12月29日