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菊芋の栽培方法!プランターでの育て方や収穫の時期は?

アメリカの北側が原産地で、世界中に自生している菊芋。保存性があまりよくないこともあって、生鮮食材としては普及していません。

ただ、花びらがヒマワリに似てかわいいことや、芋として食べられる根っこ(根茎)の栄養価が高いなど、実は育てがいのある植物なんですよ。

今回はそんな菊芋の栽培について収穫や苗植えの時期と方法などをご紹介します。

菊芋を栽培しよう!鉢やプランターへの植え方は?

菊芋を育てるには苗と植木鉢が必要です。たくさん育てたいときはプランターを用意しましょう。苗を植えるのは暖地や中間地なら2月下旬~4月中旬頃、寒冷地なら4月中旬~6月上旬頃が適期です。

もともと道端や荒れ地に自生するくらいですから土質は特に選びません。市販の野菜用培養土を用意しましょう。

購入した種芋やポット苗はなるべく広い場所に植えます。深さ30cm以上、直径40cm以上の大型プランターに1株が目安です。複数の株を植えるときは20~30cm間隔で植え付け、種芋の場合は5cmくらい土を被せてください。

種芋から発芽したら種芋1個につき2~3芽になるように間引いて元気な芽だけ育てましょう。

菊芋のお手入れ!水やりの仕方や肥料の与え方は?

水やりの仕方

乾燥に強く過湿を嫌うためやや乾き気味に管理します。植えたときにたっぷりと水を与え、その後は土が乾いてから水やりをします。

肥料の与え方

元肥として用土10L当たり5~10gの化成肥料を施したら、追加の肥料は必要ありません。他の作物を以前に栽培した畑の土では無肥料でも十分に育ちます。

菊芋の誘引方法や支柱の立て方は?

菊芋は生長すると3〜5m近くまで草丈が伸びることがあります。大きくなってきたら、倒伏防止と株元の日当たりを確保するため、株周りに支柱を立てて麻ひもなどで囲っておきます。

菊芋の摘心や剪定の方法は?

菊芋は生育期になると四方に茎葉を伸ばすので、邪魔になるようなら半分くらいに切り戻します。花を観賞するときは、枯れたものをこまめに摘み取ると秋まで長く楽しめますよ。

菊芋の栽培中に注意する病気や害虫は?植え替えは必要?

菊芋は、病害虫に強いので被害の心配はいりません。また、菊芋は一度植えてしまえば3年ほどはあまり手をかけなくても収穫ができます。

また、同じ場所で栽培すると塊茎が太らないなどの障害が出るので、4年に1回は株分けも兼ねて新しい土に植え替えましょう。

菊芋の収穫の仕方!収穫後の保存方法は?

菊芋は11月下旬~3月頃まで収穫できます。葉茎が茶色く枯れてきた頃、株の周囲にスコップを入れて土を崩し、塊茎を傷つけないように株ごと掘りあげてください。

生のままでは保存するのがむずかしいので、一度掘りあげてから土に埋め戻しておきます。それができないようなら土を付けたまま新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室で保存します。

少しでも長持ちさせたいときは、皮を剥いてスライスしたものを冷凍するか、天日干しにして乾燥させ、保存袋に入れて冷暗所に置くのとよいですよ。

菊芋を上手に栽培するポイントは?

菊芋は、日当たりのよい冷涼な環境を好みます。最低気温が17度を下回らないと塊茎が太らないので、どちらかというと暖地よりも寒冷地での栽培向きです。

繁殖する力が強く、半径50cm四方に伸び広がるため、野生化すると根絶やしにすることがむずかしくなります。

庭や畑で栽培するときは、他の作物から離れた場所に植えて、収穫時に根を土の中に残さないように気をつけましょう。

栽培に慣れたら菊芋を増やしてみよう

収穫時に土に埋め戻した菊芋は、暖かくなると自然に芽を出して、冬には再び収穫できるようになります。

耐寒性は高い方ですが、地面が凍るような場所では、稲ワラやバーク、腐葉土などを被せておくと安心です。

栽培が簡単な菊芋を育てて食べてみよう

キクイモ 菊芋2

日本各地に自生するだけあって、菊芋の栽培は簡単です。むしろ、放っておくと増えすぎて困ることがあるので管理をきちんと行いましょう。

病害虫の心配もほとんどないので、菊芋はプランターでの栽培がおすすめです。

初回公開日: 2016年06月30日