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冬の家庭菜園の過ごし方!植え付けにおすすめの野菜7選

寒い冬は、多くの植物が枯れてしまう季節です。家庭菜園では、春に向けて土作りをするのが一般的です。でも、冬の寒さが心配…という方も多いのではないでしょうか。冬は、家庭菜園の環境を整えさえすれば、冬の寒さにも負けずに育つ野菜はたくさんありますよ。今回は、冬の家庭菜園の過ごし方の基本と、植えられる野菜8種をご紹介します。

冬の家庭菜園の過ごし方とは?防寒対策は?

10月中旬を過ぎ、気温が下がると、野菜の生育が悪くなります。植え付けてある、冬野菜に防寒対策をしましょう。最も簡単な方法は、土の表面を覆って保温することです。不織布やビニールシート、寒冷紗、防風ネットがよく使われます。植える植物の耐寒性に合わせて、材質を変えると安心ですよ。

冬から家庭菜園を始める前に

冬は、土の状態を改善するのに絶好のタイミングです。植え付ける前、気温が下がった頃に畑の土を耕しておきましょう。土を掘り起こすことで、たくさんの酸素が土の中に行き渡り、土中に潜んでいる病害虫を駆除することができます。また、酸素の量が増えることで、植物の根にも十分に酸素が供給され、肥料の効きもよくなります。同時に苦土石灰をまいて酸性度合いを調節すると効率的ですよ。

1. 小松菜(コマツナ)

小松菜 コマツナ

小松菜は、ビタミンAやビタミンKなどのほか、カルシウム、カリウムなど様々な栄養素を含む野菜です。日本では江戸時代から栽培が盛んになり、おひたしや炒め物など色々な料理にして楽しまれます。

2~11月が植え付けの適期で、寒さに強いことから関東以南であれば、1年中育てられます。また、株同士の間隔を3~5cmほどしか空けなくてよいので、プランターや植木鉢での栽培も簡単です。真冬は寒冷紗を株元に被せ、株を寒さから守ってあげてください。

2. ホウレンソウ(ほうれん草)

ほうれん草 ホウレンソウ

ヒユ科の野菜で、ビタミンAの含有量はトップクラスのホウレンソウ。小松菜同様1年中育てられますが、気温が低いときに育った株の方が、甘くなりますよ。

9~10月に種をまくと、11~12月に収穫できます。0度以下でも育ちますが、生育を促すなら株元を腐葉土などで覆ってあげましょう。また、本葉が1~2枚と、3~4枚になったタイミングできちんと間引くのがポイントです。

3. ルッコラ

ルッコラ バスケット テーブル ロケット

ルッコラは、ピリッとした辛みとごまの風味が特徴の野菜・ハーブです。ビタミンC・K・Eを豊富に含む野菜で、特にビタミンCはホウレンソウの2倍も含まれているんです。収穫した葉は、ピザやパスタの具材として楽しんでくださいね。

9~11月に種か苗を植えて、草丈が20~25cmになったら収穫していきます。根が元気なうちは、収穫したところから新しい茎葉が生えて、何度も収穫できます。また、花芽を摘み取ると、収穫量が増えますよ。

4. ソラマメ(そら豆/空豆)

ソラマメ そら豆 空豆

ソラマメは船のような形の実をつける、マメ科の1年草です。その実の姿から、「Board bean」という英名がつけられました。良質なタンパク質やビタミン、ミネラルを含んでおり、特に鉄分が豊富です。江戸時代にはすでに日本に伝わっていましたが、一般的に食べられるようになったのは、明治になってからになります。

種まき、苗植えの時期は10~12月に行います。酸性の土を嫌うので、苦土石灰をあらかじめ土に混ぜておきましょう。また、鮮度が落ちるスピードが早いことから、早めに収穫しておいしく味わってください。「一寸ソラマメ」「伊豆早生」が、おすすめの育てやすい品種です。

5. エンドウ(サヤエンドウ/スナップエンドウ)

エンドウ

エンドウは、ビタミンCやβカロチン、食物繊維を豊富に含む野菜です。未熟なサヤを食べるときは「サヤエンドウ」、生長した実とサヤを食べるときは「スナップエンドウ」と呼ばれます。マメ類の中でも低温を好み、スイートピーのような花を春に咲かせます。

10~11月に種をまくと、翌年の4~5月に収穫できます。酸性の土だと生育不良を起こしてしまうので注意してください。また、連作障害を起こしやすく、以前にマメ科の植物を育てた土は使わないようにしましょう。

6. ジャガイモ

ジャガイモ

食卓に並ぶことの多いジャガイモ。カレーライスや煮物、コロッケなど、普段の料理にはかかせない野菜の1つです。アンデス原産で、20度以下の涼しい環境で育てると、生育がよくなります。また、痩せた土でも育つことから、家庭菜園をはじめたばかりの方にもおすすめです。

2~3月に植え付けて、春に収穫します。ウイルス病にかかりやすいので、清潔な種イモを使いましょう。食用に出回っているものは、種イモとしては使えません。また、植え付ける2週間前に苦土石灰を土にまいて、土壌の酸性度合いを調整しましょう。

7. タマネギ

タマネギ

ユリ科の野菜で、煮込むと甘みが増すタマネギ。冬のスープに入れると、じんわりと体を温めてくれます。ビタミンBや糖質、カリウム、食物繊維などが含まれており、血液をさらさらにしてくれる働きがあります。

10~11月に、種や苗を植え付けていきます。畑ではなく、大型のプランターや深めの植木鉢でも栽培できますよ。用土をしっかりとかけておかないと、霜で苗が持ち上がることがあるので注意してください。また、防寒と雑草対策のために、土をビニールシートで覆っておくとよいですよ。

冬の家庭菜園にチャレンジしてみよう

寒い時期は野菜が育たないのでは?と心配になってしまいますが、低温でも元気に育つ野菜がたくさんあります。せっかくなら、冬も家庭菜園で、色々な野菜を栽培してみてください。また、野菜作りはしなくとも、土作りをして、翌年の春をむかえると、清潔な土で新たな野菜を育てられますよ。

更新日: 2022年01月26日

初回公開日: 2015年11月13日

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