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唐辛子(とうがらし)の栽培方法!種まきや苗植えからの育て方は?

唐辛子は、食用としてはもちろん、江戸時代から観賞用としても楽しまれる植物です。実の形状も種類によって様々で、黄色の実をつけるものや、葉っぱに斑の入るものもありますよ。また、栽培期間が長いため、鑑賞できる期間が長いことも人気の理由です。今回は、種まきや苗植えの時期と方法など、唐辛子の育て方についてまとめました。

唐辛子(とうがらし)の栽培のポイントは?

過去に唐辛子と同じナス科の植物を植えた土を使わない、日当たりのよい場所に植える、支柱を立てることの3点が栽培のポイントです。

ナス科の植物を育てた土を使うと、害虫や養分不足によって生育が悪くなる連作障害が引き起こされます。また、日当たりが足りないと花が咲きづらく、実がつきにくくなってしまいます。さらに、根が浅く、株が倒れやすいので、支柱を立てて支えてあげると安心です。

唐辛子(とうがらし)の種まき、苗植えからの育て方は?

苗植え 黒土

種まき

2~6月が種まきの適期です。ただ、発芽しやすい温度は25~30度と高いので、種をまいたら、室内で育てるようにします。

1. 育苗箱に赤玉土(小粒)を準備する
2. 4~5cm間隔に浅いスジをつけ、種をすじまきにする
3. ポリ袋を被せて保温し、土が乾かないよう水やりをして管理する
4. 発芽し、本葉が1~2枚なったら、生育のよい株を育苗ポットに植え替える
5. 花が開花したら、鉢や地面に植え付ける

苗植え

植え付けの適期は5~8月で、鉢植えや地植えにして育てることができます。鉢植えは、10号ほどの大きな鉢に植え付けましょう。地植えは、日当たりと水はけのよい場所を選び、事前に土作りをしたうえで植え付けてください。

株同士の間隔は40~50cm空けるようにします。また、いずれの場合も、根についた土はほぐさずに植え、脇に支柱を立てて株を支えます。

唐辛子(とうがらし)の土作り・水やり・肥料の与え方

肥料 土 鉢植え 土作り

土作り

水はけがよく、栄養を豊富に含んだ土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合の土に堆肥を混ぜます。庭に植え付けるときは、苗植えの2週間前に苦土石灰を、1種間前に肥料や堆肥を混ぜ込みます。

水やり

鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。根の張りが浅く、水切れを起こしやすいので、土が乾きすぎないように注意してください。地植えは、土が極端に乾燥しているとき以外は、水やりはしなくてかまいません。乾燥が心配なときは、根元を腐葉土やワラで覆うと安心です。

肥料の与え方

5~9月の間は、ゆっくりと効く緩効性の化成肥料を2ヶ月に1回与えます。窒素分の多い肥料は花が少なくなってしまうので注意してください。

唐辛子(とうがらし)の剪定!脇芽かきの時期と方法は?

トウガラシ 枝 唐辛子 木 地植え

最初の花のつぼみがついた頃、葉っぱの付け根から出てくる脇芽をつんでいきます。1番上にある2つだけを残して、他は摘みとってしまいましょう。指でつまみ、横へひねると簡単に取れますよ。脇芽かきを行うことで花がたくさん咲き、実がたくさんつきます。

唐辛子(とうがらし)の植え替えの時期と方法は?

寒さに弱く、霜に当たると根が枯れてしまうため、基本的には一年草として扱われます。そのため、植え替えは必要ありません。ただ、冬を越したものは、7~8月に1回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの手順は、植え付け時と同じです。

唐辛子(とうがらし)の増やし方!種まきの時期と方法は?

唐辛子 赤 いっぱい 地植え 苗

実の中にある種を植えて、株を増やすことができます。実から種を採取したら、よく水洗いして植え付けの適期まで保管しておきましょう。種まきの手順や時期は、植え付け時と同じです。

唐辛子(とうがらし)の栽培で注意する病気や害虫は?

水やり 肥料 防虫 薬剤 スプレー

アブラムシ

新芽や茎葉、花に針を刺して栄養を吸い取る害虫です。4~11月に大量発生しやすく、排泄物はすす病を誘発するため、早めに薬剤を散布して駆除しましょう。実を食用にするときは、野菜用の殺虫剤を使うようにしてください。

ハダニ

葉っぱの表裏に寄生し、株を弱らせる害虫です。水が苦手なので、定期的に葉っぱへ霧吹きで水を吹きかけることで予防できますよ。発生したら、薬剤を散布して駆除してください。

唐辛子(とうがらし)の栽培は苗からがおすすめ

唐辛子 実 アップ 赤 緑 地植え トウガラシ

唐辛子は、種から栽培すると、十分な苗に育つまでおよそ2ヶ月かかります。また、発芽するための気温の管理も難しいことから、栽培に慣れていないと難しく感じるかもしれません。まずは、苗からの栽培にチャレンジしてみてください。病気の心配がほとんどないので、初心者でも育てやすいですよ。

初回公開日: 2015年10月29日