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川砂とは?販売価格や園芸での使い方、山砂との違いは?

ガーデニングをはじめてみると、世の中にはたくさんの土の種類があることに気づきます。そんな土の中でも、水はけをよくするために使われることの多い川砂。多肉植物や東洋ランを栽培している方はご存知かもしれませんね。土のそれぞれの性質を知っておくと、色々な場面で応用をきかせられ、ガーデニングがもっと楽しくなりますよ。今回は、川砂とはどんな土なのか、販売価格や園芸での使い方、山砂との違いなどについてご紹介していきます。

川砂とは?

川砂

川砂とは、川の底や河川敷に積もっている砂のことです。花崗岩などが水にさらされて粘土質が落ちて細かくなったもので、角が取れていることが特徴。粒の大きさは0.25~2.0mmほどと細かく、見た目は灰白色をしています。川の下流だと有機物が混ざってしまうので、川の上流で採取されることが多く、産地によって様々な名前で呼ばれます。愛知県の矢作川でとれる「矢作砂」、兵庫県天神川の「天神川砂」、京都県白川の「白川砂」が広く知られています。

川砂の性質と園芸での使い方は?

川砂は、肥料分を含んでおらず、水はけがよい性質を持っています。その分、肥料もちや水もちはよくありません。この性質を利用して、水はけがよい土を好むサボテンや多肉植物の栽培や盆栽用の土に使われます。また、有機物がないと生長しづらいイメージを植物に対してもちますが、雑菌が繁殖しにくいというメリットを活かして挿し木用の土にも向いています。

園芸での使い方

サボテンや山野草、東洋ランなど水はけのよい土を好む植物を植え付ける土として川砂を使います。ただ、栄養分を含んでいないことから、単体で使われることはほとんどありません。赤玉土や鹿沼土といった基本となる土に1~2割ほど混ぜて使うのが一般的です。ほかにも、ピートモスやバーミキュライトと川砂を混ぜて芝生の下に敷く土にすることもあります。

川砂と山砂の違いは?

川砂とよく似たものに、山砂があります。山砂とは火山から吹き出しされた岩石などが風化して細かくなった、山にある砂です。見た目は黄色く、粘土に近い位小さな砂粒から大きな砂粒までが混在した状態で販売されていることが多いです。群馬県桐生地方で採取される「桐生砂」や、富士山の裾野でとれる「富士砂」がよく見られます。

山砂も川砂も同じ砂質の土ですが、その性質は少し違います。山砂は川砂に比べると、水もちと肥料もちがよいです。また、採取される場所によっては、鉄分を含んでいるものや、弱酸性に傾いているものがあります。

川砂の販売価格は?

川砂は、産地のよっても異なりますが、2Lで150~300円、10Lで500~1,000円ほどが価格の相場です。芝生など広い範囲に使う750kgの大袋で、50,000円くらいが販売価格となります。

川砂をガーデニングで利用して水はけをよくする

土 ガーデニング 鉢

川砂は、土の水はけをよくする効果のある土です。観葉植物や鉢花を育てるとき、土の水はけが気になったときは川砂を混ぜると育ちやすい環境が作られます。また無肥料なので、土の酸性度合いを変化させる心配がないこともうれしいポイントです。1袋持っておくと、困ったときに安心ですね。

初回公開日: 2016年07月26日