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葉牡丹(ハボタン)の花言葉|お正月の門松に飾る?縁起がいいの?

葉牡丹は、お正月の門松や生け花に使われることの多い植物です。キャベツのような見た目で、季節によって葉っぱが色づく特徴があります。花の少ない時期に花壇を彩ってくれる、冬のガーデニングに欠かせない存在です。今回は、そんな葉牡丹の花言葉についてご紹介します。

葉牡丹(ハボタン)の花言葉とは?

ハボタン 葉牡丹 花

『祝福』『利益』『慈愛』『愛を包む』『物事に動じない』

葉牡丹は、「祝福」「利益」「慈愛」など、お祝い事にぴったりの花言葉がつけられています。縁起のよい植物として、お正月の寄せ植えに昔から利用されてきました。

葉牡丹(ハボタン)の花言葉!意味や由来は?

葉牡丹 ハボタン

意味や由来

「利益」は、葉牡丹がキャベツの仲間でよく似ていることから、キャベツと同じ花言葉がつけられたという説と、昔、中国の戦場で食料として栽培されて、戦に役だったことにちなむという説があります。

キャベツの説は、葉っぱを1枚1枚むいていった中に幼い芽や花がある性質にちなんで「赤ちゃんはキャベツの中から生まれる」という言葉がつけられ、「利益」「利得」という花言葉がつけられたといわれています。

「愛を包む」や「慈愛」、「祝福」などは、中心の花(赤ちゃん)を包み込む葉っぱに由来しているといわれています。

葉牡丹(ハボタン)の名前の由来は?

葉牡丹 ハボタン

葉牡丹の名前は、花姿が「牡丹」に似ていることにちなんでいます。ただ、花ではなく葉っぱが色づくため、「葉牡丹」という名前がつけられました。

また、多年草として育て、枝を伸ばしてその先に花を咲かせることも可能で、「踊り葉牡丹(おどりはぼたん)」と呼ばれます。

葉牡丹(ハボタン)が正月に飾られる理由。縁起がよいのはなぜ?

ハボタン 葉牡丹 お正月

葉牡丹は、11~2月に色づいて見頃を迎える植物です。お正月には旬の時期を迎え、千両や万両、シンビジウムなどとともに、花材として元旦の玄関に門松と一緒に飾られたり、室内に飾られています。

葉牡丹がお正月に飾られる理由は、縁起のよい植物「牡丹」に花姿と旬の時期がよく似ているからです。昔は「牡丹」を飾ることでお正月を迎えていましたが、牡丹よりも丈夫で育てやすく、安価なことから、葉牡丹の人気が高まり、普及したといわれています。

花言葉を添えて葉牡丹(ハボタン)を贈ろう

葉牡丹 ハボタン

最近は、草丈が低いミニ葉牡丹も多くで回り、葉牡丹の楽しみ方が広がってきました。

また、日本が品種改良の中心であることから、手に入れられる種類がたくさんあります。お正月のアレンジメントとしてだけでなく、庭や鉢に植えて葉牡丹を楽しめますよ。旬の季節になったら、大切な方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

更新日: 2022年01月05日

初回公開日: 2015年08月23日

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