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ハボタン(葉牡丹)の育て方!植え替えの時期や方法は?

ハボタンは、キャベツの仲間の植物で、冬になると紅、クリーム、白、ピンクなど葉っぱの色が鮮やかに色づきます。
キャベツと聞くと大きなイメージがありますが、小ぶりな品種もたくさんあり、鉢植えや寄せ植えにして楽しむことができますよ。

そこで今回は、ハボタンの育て方や植え替えの時期や方法などをご紹介します。

ハボタン(葉牡丹)とは?

ハボタンは「ハナキャベツ」という別名をもつ、ヨーロッパ原産のキャベツを日本で観賞用に改良した品種のことです。

寒くなると色づくハボタンはクリスマスやお正月にもぴったりで、「記憶に残る想い」という素敵な花言葉をもっているんですよ。そんなハボタンの育て方をご紹介します。

ハボタン(葉牡丹)の種まきや苗植え!鉢植えの時期と方法は?

ハボタンは種まきや苗植えで育てることができます。一年草なので一度植え付けた後は、植え替えをしません。ただ、種まきから育った幼苗は新しい鉢に移し替える必要があるのです。

種まき

点まき たねまき 種まき

ハボタンは、真夏の7~8月上旬頃に種をまいて育てます。種は、ピートバンやピートモスなどを底の浅い箱や小鉢に入れて、6cm四方に1〜2粒の割合でまきましょう。

そして、5mmほど薄く土をかけます。このとき一緒にオルトラン粒剤などをまくと害虫を予防できますよ。

その後、土が乾かないように水やりを続けると、9月頃に本葉が2〜3枚つきます。そうしたら、苗を鉢や花壇に植え替えてください。

鉢植え

ハボタン 葉牡丹  (2)

ハボタンの苗は、10~11月頃に鉢や花壇に植え付けていきます。ハボタンは5度以下の気温になると根ばりが悪くなるので、この時期より遅くに植え付けないようにしてください。

鉢植えにするときは、6号鉢以上のものを準備し、水はけのいい清潔な用土に植え付けましょう。

庭に地植えする場合は、日当たりのいい場所に苗よりも一回り大きな穴を掘ります。そして、苗を植え付けていきましょう。

大株を植え付ける場合は、株同士の間隔を30~40cm、小型であれば20cmほど空けて植えてください。株同士の葉が触れない程度に間を空けるのがポイントです。

ハボタン(葉牡丹)の土作り・水やり・肥料の時期と方法

土作り

腐葉土 堆肥 枯れ葉 落ち葉 網 肥料

ハボタンは、弱酸性の土を好みます。市販の培養土や赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用意しましょう。ミニハボタンの鉢用の土は、赤玉土(細粒)がおすすめです。

水やり

ハボタンは、種まきから育てた幼苗を植え替えた後であれば、2週間ほどは土が乾かないように水やりをします。しっかり根付いてからは、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えるようにしてください。

地植えは、植え付けから2週間以降は、基本的に水やりの必要はありません。乾燥が続いて雨が降らないときにだけ水を与えましょう。

肥料

ハボタンの株を植え付けるとき、窒素・リン酸・カリウムが同量配合された緩効性の化成肥料を土に混ぜておきます。葉が色づきはじめる10月以降は、肥料を与える必要ありません。

このときに肥料を与えてしまうと、葉がきれいな色にならないので注意してください。また、ミニハボタンの肥料は、薄めた液体肥料を少量与える程度にしましょう。

ハボタン(葉牡丹)の栽培で注意したい病気や害虫は?

観葉植物 虫 アブラムシ

ハボタンを育てるときは、アブラムシやアオムシ、ヨトウムシなどの害虫に注意してください。どの害虫に寄生されても、葉っぱを食べられてしまいます。

アブラムシは春頃に多く発生します。ヨウトウムシは、夜中に活動して昼間は土の中に隠れているので、朝に葉っぱが食べられて害虫の姿が見えなかったら、ヨウトウムシによる被害を疑ってください。

また、体が毛で覆われていない、緑色のアオムシは、目で確認することができます。害虫駆除には、「アファーム乳剤1000倍液」や「リゾレックス水和剤の500倍液」などの殺虫剤を土にかけるのが有効です。

ハボタン(葉牡丹)の寄せ植えの時期や方法は?

葉牡丹 寄せ植え ハボタン 

寄せ植えの基本は、上向き、横向き、下向きの植物をバランスよく植えることです。まずは、寄せ植えを作る大きめのプランターや鉢に土を入れて準備し、順番に植え付けていきましょう。

鉢やプランターの中心や後ろ側から草丈の高い植物を植え、手前側は、草丈の低い植物や下向きに伸びる植物を植えます。

ハボタンは、草丈が高くない植物なので、寄せ植えのメインにするときは、アイビーやビオラなど草丈の低い植物と一緒に植えるようにするのがおすすめですよ。

 

ハボタン(葉牡丹)の植え替え時期と方法は?

葉牡丹 ハート 庭 ハボタン 

色づいたハボタンの植え替えは、9~12月頃に行います。年を越して、開花した後の株であれば3~4月頃が適期です。

植え付け方は、上記の植え付けで紹介したとおり。また、ハボタンは横に広がりにくいので、株同士の距離は狭くても大丈夫です。

大株であれば、植え替えの際に横とピッタリの距離に植え付けることで、きれいな花壇ができあがりますよ。

幼苗は根を傷つけないように注意

幼苗の根はまだ弱く、傷つきやすくなっています。そのため、植え付けるときは根を傷つけないように注意してください。苗の土や根をあまりいじらず、そのまま新しい場所に植えるようにするのがポイントです。

ハボタン(葉牡丹)の増やし方!種まきや挿し木の時期と方法は?

挿し木 土 苗木

ハボタンは、種まきや挿し芽で数を増やすことができます。種を採種しておき、上記の種まきの方法で紹介したように、7~8月頃に種まきを行いましょう。

挿し芽は、開花後に出てきた新芽のついている枝を切り取って行います。赤玉土(細粒~小粒)などに枝を挿したら、土が乾燥しないように水やりを行い、風通しのいい明るい日陰で管理しましょう。

ハボタン(葉牡丹)の育て方のポイントは?

ハボタン 葉牡丹  (1)

ハボタンは、日当たりと風通しのよい場所で育てるのがポイントです。ただ、北風や強い霜にあたると株が弱ってしまい、葉が枯れてしまうので注意してください。

また、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の植物なので、アブラムシやアオムシ、ヨトウムシといった害虫がつきやすいです。

植え付け前に、オルトラン粒剤やアファーム乳剤の1,000倍希釈液などの殺虫剤を用意しておくと安心ですよ。

ハボタン(葉牡丹)を育ててガーデニングを飾ろう

葉牡丹 ハボタン  (4)

冬の花が少ない時期に、ハボタンは紫や白色で花壇を彩ってくれる貴重な植物です。

そのため、冬の時期になると結婚式のブーケや花束、お正月の門松、フラワーアレンジメントなど、色々な用途で利用されます。ハボタンを育てて、冬でも花に触れて楽しんでみてくださいね。

初回公開日: 2015年08月21日