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ムスカリの花言葉は?種類や品種、寄せ植えに合う植物は?

ムスカリは、真っ青な花を茎の先につける姿が印象的な球根植物です。チューリップとともに寄せ植えにして春の花壇を彩るほか、グランドカバーにもよく使われ、よい香りのする品種などもあります。今回はムスカリの花言葉と、種類や品種についてご紹介します。

ムスカリの花言葉は?

『夢にかける思い』『失望』『失意』『明るい未来』

ヨーロッパでは青い花は悲しみの象徴とされることが多いことから、「失望」「失意」という花言葉を持つようになりました。また、その悲しみから立ち直るという意味をこめて「夢にかける思い」「明るい未来」という花言葉がつけられたとされています。

6万年前のネアンデルタール人が埋葬されていた遺跡には、ムスカリの花がたむけられ、最古の埋葬花としても知られています。

ムスカリの学名・原産国・英語

学名
Muscari
科・属名
ユリ科・ムスカリ属
英名
Grape hyacinth
原産地
南アフリカ、南西アジア、地中海沿岸
開花期
3~5月
花の色
白、紫、ピンク、青、黄
別名
グレープヒヤシンス
ブドウヒヤシンス

ムスカリとはどんな花?名前の由来は?

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ムスカリは、ヒヤシンスの近縁に当たるユリ科の球根植物で、草丈は10~30cmに生長します。長く伸びた茎の先に、紫や青の小さな花をブドウの房のように花を密集させて咲かせます。花びらはあまり開きません。見た目が控えめなことから、寄せ植えの引き立て役やグランドカバーによく用いられています。

名前の由来

ムスカリの語源は、花の香りがムスク(麝香)に似ていることにちなんでつけられました。ただ、香りを放つ品種は一般的ではありません。

また、花がブドウに似ていることが、「グレープヒヤシンス」「ブドウヒヤシンス」という別名の由来です。

ムスカリの種類や品種は?

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ムスカリ属は、地中海沿岸から南アフリカ、南西アジアの広い範囲に渡って、約40種が分布しています。花壇の脇役として重宝されることから、たくさんの園芸用品種があり、八重咲きや2色咲きの品種もあります。以下に、代表的な種類や品種をいくつかご紹介します。

ムスカリ・アルメニアカム

ユーゴスラビアからトルコ周辺の高い山に自生する種類で、現在最も多く栽培されているものの1つです。花は青紫色をしており、八重咲きや香りのあるものなど様々な園芸用品種の元となっています。

ムスカリ・ボトリオイデス

草丈は10~15cmと、ムスカリの中では小型な種類です。花の青色が美しいことから「ルリムスカリ」という別名を持っており、英名の「グレープヒヤシンス」は本種に由来します。白い花を咲かせる「アルバ」という園芸用の品種が特に人気です。

ムスカリ・ネグレクタム

花の上から下に向かって、紫のグラデーションになっている種類です。花の色合いには深みがあり、渋い美しさから寄せ植えにしても存在感があります。

ムスカリ・ピンクサンライズ

淡いピンク色の花を咲かせる、園芸用の品種です。葉は肉厚で、庭や鉢に植えるだけでなく、切り花としても楽しめます。

ムスカリ・ゴールデンフレグランス

緑がかったつぼみから、黄色い筒状の花を咲かせる品種です。名前の通り、開花期を迎えるとバナナに似た甘い香りを漂わせます。

ムスカリはビオラやチューリップとの寄せ植えがおすすめ

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真っ青な花が印象に残るムスカリですが、新しい品種も生み出され、ピンクや白、黄色と花色も豊富です。また、育てやすく、主張しすぎない姿から、初心者からベテランまで幅広い層に人気があります。花色が豊富なビオラや、チューリップとの寄せ植えがおすすめですよ。はじめて寄せ植えにチャレンジするなら、ぜひ取り入れたい植物の1つですね。

初回公開日: 2015年10月14日