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【ガーベラの育て方】種まきや鉢植え、植え替え方、栽培のポイントは?

ガーベラといえば、細長い花びらがかわいらしい雰囲気を作り出す、印象的な花ですよね。日光をたくさん浴びるとよく育つので、春と秋ごろによく街中で見かけます。今回は、そんなガーベラの育て方について、種まきや鉢植え、植え替え方、栽培のポイントなどをご紹介します。

ガーベラとは?どんな花を咲かせる植物?

ガーベラは、キク科ガーベラ属の多年草です。春と秋になると、赤や黄色、白やオレンジなど鮮やかな色の花を咲かせ、冬は土の中に根を残して枯れてしまいます。そして春を迎えると再び新しい茎を伸ばして花を咲かせます。育てやすく開花期間が長いので、よく春と秋の花壇やガーデニング、寄せ植えに利用されますよ。

「希望」「常に前進」などポジティブな花言葉をもっていることから、花屋さんではプレゼント用に切り花や花束が販売されています。

ガーベラの育て方!苗の鉢植えや地植えの時期と方法は?

白い色のガーベラ(ポラール)の画像

ガーベラは、花壇や鉢、プランターなどどこでも育てられる植物です。鉢植えなら5号鉢(直径15cmくらい)に1株、幅60cmプランターなら30cmほどの間隔をあけて2株ほどを目安に苗を植えてください。

ガーベラの苗を植えるなら3~5月、または9~10月が適期です。20〜25度くらいの気温の日の午前中に苗を植えましょう。

  1. 鉢の底に軽石をしき、化成肥料を混ぜた土を2/3ほど入れる。
  2. 根を傷つけないようにポットから苗を取り出す。
  3. 苗を中心において周りを土でうめる。
  4. プランターなら30cmほど間隔をあけて複数株植える。
  5. 水やりをして日当たりのよい場所に移す。

※苗を地植えにするなら、プランターと同じで30cm間隔で苗を植え付けましょう。できるだけ日当たりのよい場所で、苗を植える場所を少し高めに盛ってから植え穴をほり、苗を植えます。苗が盛り上がっているほど水はけがよくなりますよ。

ガーベラの育て方!種からも育てられる?種まきの時期と方法は?

鉢植えに4つの穴を開けて種まきをする画像

ガーベラは市販されている苗を購入して育てるのが一般的ですが、時間はかかりますが種から育てることもできます。

  1.  4~5月頃に種まき用の土を用意する。
  2.  底の浅い箱かポットに土を入れる。
  3.  少し穴を掘って種をまく。
  4.  薄く土を被せる。
  5.  水やりをする。
  6.  土が乾燥しないように水やりを管理する。
  7.  葉が2〜3枚まで育ったら鉢か地面に植え替える。

ガーベラの育て方!水やり、追加で与える肥料は?

ジョーロで植物に水やりをしている画像

水やりのタイミングは?

鉢植えなら土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらい水やりをします。地植えは、最初の水やり以外は必要ありません。水を与えるときは、花、葉、茎に水が当たらないよう株から離れた土へ行ってください。

追加の肥料はいつ与える?

苗を植えるときに化成肥料を混ぜておけば、あとは液体肥料を開花期中に与えます。3〜5月、9〜10月中は2週間に1回ほど薄めた液体肥料を水やりの代わりに行いましょう。

ガーベラの育て方で注意したい病気や害虫は?

ガーベラを育てていて注意したい病気や害虫はうどんこ病とオンシツコナジラミです。うどんこ病は、特に梅雨のような高温多湿時に起こるので、殺菌剤を散布しましょう。

病気にかかると葉や茎に白い粉のようなものがたくさんついた状態になります。放っておくと生育が衰え、枯れてしまうので、うどんこ病の葉っぱを見つけたらすぐに取り除き、混んだ葉を整理して風通しを良くするのがポイントです。

オンシツコナジラミは、羽のある白っぽい虫で、ガーベラの汁を吸い、フンをまいて病気を誘発させます。葉の裏を見て卵や成虫を確認したら、早めに被害にあった葉を切って専用の殺虫剤を散布します。

ガーベラの苗の植え替え時期と方法は?

オレンジ色のガーベラ(スーベニア)の画像

ガーベラをずっと同じ鉢で育てていると根詰まりを起こして枯れてしまいます。3~4月、9~10月頃に植え替えをしてください。苗を取り出し、同じサイズか一回り大きな鉢に新しい土を入れて株を移していきましょう。

ガーベラの増やし方!株分けの時期や方法は?

ガーベラは、株分けで数を増やします。ガーベラは茎を切ってもそこから発根しないため、「挿し木」「接ぎ木」など他の草花のような繁殖方法はできません。

株分けをするなら3~4月か9~10月頃の花がまだついていない時期に行います。もし植え替えをする予定があるなら、株分けも一緒に行うようにしましょう。根を傷つけて枯らす心配が減りますよ。

ガーベラの株分け手順

  1. 根が絡まり2~3本茎が出ているガーベラを選ぶ。
  2. 根を傷めないように鉢から抜き出す。
  3. 根の周りの土を軽く揉みほぐしながら土をきれいに落とす。
  4. 株の中心に綿毛のようなものに包まれた芽があるので、これを3〜4芽つけて根茎の根元にハサミを入れ、混み合った根をほぐすように静かに引き離す。
  5. 黒ずんで痛んでいる葉を取り除く。
  6. 新芽が出やすく、排水が良くなるように苗と同じ土を少し盛り上げる。
  7. 根がはみ出ないよう、芽が土に埋まらないよう注意して苗を植える。
  8. 水をたっぷり与える。
  9. 日陰で管理する。
  10. 新芽が出たら日なたに移動させる。

ガーベラの育て方!栽培のポイントは?

日のよく当たる場所、10〜20度の気温

ガーベラを上手に育てるコツは、日光をたくさん浴びさせて、20〜25度、最低でも10度以上の気温の中乾燥気味に育てることです。気温が0~5度では花や葉が枯れて休眠状態になり、30度前後になると葉が枯れてしまいます。長く花を楽しみたいなら、日陰や室内をうまく利用しましょう。

西川さん
寒さが厳しい地域では、霜が降りる前、株間に落ち葉や敷き藁を敷いて霜柱ができないように防寒するといいですよ。

苗を植える前に土を用意しておく

鉢植えなら、市販されている草花用培養土か、赤玉土(小粒)5〜6:腐葉土3:パーライト1〜2の割合で混ぜた土を1〜2週間ほど寝かせたものを使います。地植えにするなら、庭土に対して3割ほど腐葉土と堆肥を混ぜ込み、化成肥料を入れて1週間ほど寝かせた土を使うのがおすすめです。

西川さん
大株になると葉は茂っても花が小さくしまうことがあります。3年に1度は株分けや植え直しをして株の更新を図りましょう。

ガーベラの育て方を学んで花束をプレゼントしよう

カラフルなガーベラの花束ブーケの画像

ガーベラは、多彩な色を持つことで有名な多年草です。バラと同じく、青色も最近になって開発され、レインボーガーベラと呼ばれるものもあります。様々な色のガーベラを育てて、部屋や庭をカラフルに彩れば、毎日の生活が豊かになりそうですね。

初回公開日: 2015年05月23日