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ペパーミントの効果・効能とは?花言葉や花の色、開花時期は?

ミントは突然変異が起きやすい植物で、世界各地に600種類以上が存在するといわれています。その中でもペパーミントは、すーっとした香りが特徴で、お茶やオイルなどによく利用されている品種です。今回は、そんなペパーミントの効果効能や、花言葉についてご紹介します。

ペパーミントの花言葉は?

『心の暖かさ』『美徳』

ミントの葉っぱの効果効能が、花言葉の由来となっています。

ペパーミントの花の色や開花時期は?

学名
Mentha piperita
科・属名
シソ科・ハッカ属
英名
Pepper mint
原産地
ヨーロッパ
開花期
6~9月
花の色
青紫、白、ピンク
別名
西洋薄荷(セイヨウハッカ)
胡椒薄荷(コショウハッカ)

ペパーミントとは?どんなハーブ?

ペパーミント 葉っぱ 地植え 緑 茎

ペパーミントは、ミントの代表的な品種の1つです。スペアミントとウォーターミントが交配した品種で、他のミントに比べて葉っぱが尖っており、葉色が濃い緑色をしています。また、夏から秋にかけて、ピンクや紫色の小さな花を、茎先にたくさん咲かせます。

スペアミントよりもメントールの含有量が高いことから、辛みが強いのが特徴です。料理やお茶に使われるだけでなく、ガムや歯磨き粉などの生活用品の香料に利用されます。

名前の由来

ピリッとした香りがコショウを連想させることから名付けられたとされます。

ペパーミント(ペパーミントティー)の効果・効能とは?

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ペパーミントはスペアミントに比べてメントールの含有量が多く、強力な香りと清涼感があるのが特徴です。

メントールには、抗菌作用、血管拡張作用、冷感作用があり、集中力を高める、眠気を覚ます、胃腸の疲れを改善する効果が期待できます。また、香りには鼻づまりや頭痛を改善する効果も。古代ギリシャ時代から薬草として利用されていたんですよ。現代では、生活用品の香料として使われるほか、ハーブティー、アロマオイル、料理など様々な方法で活用されています。

ペパーミントの種類や品種は?

ブラックペパーミント

大きな濃い緑色の葉と、紫がかった茎が特徴の、ペパーミントの園芸用品種です。すっきりとした香りから、「ブランデーミント」とも呼ばれ、食用はもちろん、観賞用としても人気があります。

ホワイトペパーミント

単にペパーミントというと本種を指します。鮮やかな緑色の葉っぱがと特徴で、縁にはギザギザがあります。育てやすい初心者向きの品種です。

オレンジミント

ミントの爽やかな香りに、オレンジのような柑橘系の香りが混ざっています。ペパーミントの変種で、害虫を防ぐコンパニオンプランツとして利用されます。「オーデコロンミント」「ベルガモットミント」という別名をもっています。

バジルミント

葉っぱの形がバジルに似ていることから名付けられた、ペパーミントの変種です。大きな葉っぱは丸みがあってかわいらしく、観賞用として楽しまれます。

ペパーミントの効果効能をアロマで楽しもう

ペパーミント 葉っぱ 地植え 太陽 庭

ペパーミントは、様々な効能や香りから、私たちの身の回りのものにたくさん利用されています。特に気持ちをリラックスさせてくれる効果から、ハーブティーやアロマとして人気です。また、葉っぱをお風呂に浮かべて、ハーブバスを楽しむにもおすすめですよ。栽培も簡単なので、ガーデニングをはじめるときは、ぜひ取り入れてみてください。

更新日: 2020年04月15日

初回公開日: 2015年11月01日

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