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榊(サカキ)の花言葉と育て方!神社で使う意味や花の特徴は?

榊は、神道の行事には欠かすことのできない植物です。神棚に供えたり、神社の社頭に飾られたりと、日本の伝統的な行事によく登場しますよね。耐寒性や耐陰性が高く、室内でも1年中葉っぱを茂らせていることから、観葉植物として育てられることも少なくありません。今回は、そんな榊の花言葉や育て方、神社で使う意味、花の特徴などをご紹介します。

榊(サカキ)の花言葉とは?

『控えめな美点』『揺るがない』『神を尊ぶ』

神棚に供えられるなど、神事に欠かせない植物であることから、「神を尊ぶ」という花言葉が付けられました。

榊(サカキ)の学名・原産国・英語

学名
Cleyera japonica
科・属名
モッコク科(ツバキ科)・サカキ属
英名
Japanese cleyera
Sakaki plant
原産地
日本、朝鮮半島、中国
開花期
5~8月
花の色
別名

榊(サカキ)とはどんな植物?花の特徴は?

サカキは、モッコク科・サカキ属に分類される常緑性の小高木です。枝や葉は、神事の玉串として利用されることで知られます。

6~7mほどのものをよく見かけますが、大きいものだと樹高12mほどに生長します。葉っぱは、肉厚で光沢があり、左右対称に生えています。若葉の頃は、赤く色づくことが特徴です。5~8月に白く小さな花を咲かせます。葉の付け根に直径1.5cmほどの花が1~4輪ほどまとまって咲きますが、葉っぱの裏に生えていることが多く、気づきにくくなっています。その後、丸くて光沢のある黒い実を付けます。

榊(サカキ)を神社で使う意味とは?

榊は、古くからあの世とこの世、そして神と人を分けるための境目を示す木とされてきました。この意味から「境木」が転じて、「榊」と名づけられたと考えられています。また、先端の尖っている植物は、神が降りる依代とされることも、神事に利用されてきた理由です。江戸時代には月に2度、神棚に飾った榊を取り替える風習があったんですよ。

ただ、榊は関東以南の温暖な地域に自生していることから、関東より北の地域では見た目の似ているヒサカキが使われることも方が多いです。

榊(サカキ)の育て方のポイントは?

直射日光と冷たい風の当たらない場所に植えることがポイントです。強い日差しに当たると、葉っぱが焼けてしまいます。また、寒さには強いですが、冷たい風に当たると株が弱ってしまうので注意してください。

榊(サカキ)の苗植えの時期と方法は?

3~5月か9~10月が植え付けの適期です。鉢植えは、苗よりも1回り大きな鉢に植え付けます。地植えは、半日陰を選んで、苗よりも1~2回り大きな植え穴を掘って植えます。根を浅く広くはることから、植え付け後は支柱を立てて株を支えると安心です。

榊(サカキ)の土作り、水やり、肥料の与え方

土作り

水はけと水もちのバランスがよく、腐植質が多く含まれた土を好みます。鉢植えは、赤玉土(中粒)2:堆肥1の割合で混ぜた土がおすすめです。地植えは、植え穴を掘った土に腐葉土や堆肥を2~3割混ぜておきます。

水やり

乾燥に弱いので、鉢植え・地植えともに植え付けてから2年以内の株は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。地植えは、その後の水やりは必要ありません。鉢植えは、同じように水やりを続けます。

肥料の与え方

植え付け時に、鶏糞などの有機質肥料やゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。そして、毎年2~3月に1回、有機肥料か化成肥料を株元に施せば十分です。

榊(サカキ)の剪定の時期と方法は?

枝がよくまとまるので、自然な樹形を楽しむこともできますが、刈り込むことで美しい木に仕立てることもできます。剪定をするなら、3~4月か9~10月が適期です。仕立てたい樹形をイメージしたら、伸びすぎた枝や内向きの枝、下向きの枝などを付け根から切り落としていきます。すでに仕立ててある樹形を保つなら、7月~8月や11月に軽く剪定をしてもかまいません。

榊(サカキ)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

6~7月が適期です。先端から10~20cmほどの長さに枝を切り、切り口を1時間ほど水に浸けてから、赤玉土(小粒)など種まき用の土に挿していきましょう。その後は、直射日光の当たらない場所で、土が乾かないよう水やりをして管理します。鉢ごと空気穴を開けたビニール袋で覆うとよいですよ。根が十分に生えたら、鉢や地面に植え替えます。

榊(サカキ)の栽培で注意する病気や害虫は?

カイガラムシ

幹や枝葉に寄生し、樹液を吸い取る害虫です。排泄物はすす病を誘発する恐れもあることから、発生したら早めに駆除していきましょう。ただ、成虫は硬い殻で覆われており、薬剤が効かないことから、ブラシなどで株から擦り落とすしかありません。幼虫なら、薬を散布して駆除していきます。

榊(サカキ)の木を見てみよう

神社へ訪れると必ずといってよいほど見かける榊。光沢のある葉っぱは、鮮やかな色をしていますよね。境内などに植えられていることもあるので、見つけたときはぜひ観察してみてくださいね。寒さに強く、栽培もしやすいので、生垣にもおすすめです。

更新日: 2016年01月22日

初回公開日: 2016年01月22日