花言葉というと恋愛関係を想像される方も多いと思います。実際は、信頼や絆など友達と間柄を表すものもたくさんあるんですよ。
大切な友達に花言葉で日頃の思っている気持ちを伝えると、関係性がより深くなりそうですね。今回はそんな「友情、絆、信頼、友達」にまつわる花言葉をもつ花を10選ご紹介します。
1. マリーゴールドの花言葉
『友情』
オレンジのや黄色の花が、元気な気持ちにさせてくれるマリーゴールド。名前は、聖母マリアの黄金の花という意味を持っています。
同じキク科のスプレーマムなどと一緒に束ねると、かわいらしい花束が作れますよ。
ただ、「別れの悲しみ」「絶望」などネガティブな花言葉も持っているので誤解を避けるならメッセージカードを添えてプレゼントした方が安心です。
2. ゼラニウムの花言葉
『真の友情』
ゼラニウムは、花壇や街路樹に植えられ一度は見かけたことのある花の1つではないでしょうか?江戸時代に日本に伝わり、大正時代から栽培されるようになりました。
虫が嫌う香りを放つことから、虫による被害が少ない植物です。ピンクやオレンジなどの鮮やかな花色やを活かした、ガーベラやダリアと合わせると、華やかで女性的な花束を作ることができますよ。
3. アイビー(ヘデラ)の花言葉
『友情』『誠実』『信頼』『不滅』『永遠の愛』
アイビーは、耐寒性のある常緑のつる性植物です。斑の入った美しい葉っぱが特徴で、寄せ植えの前面やアレンジメントによく利用されます。
永遠の関係性を感じさせる花言葉の由来は、枯れることなくつるを伸ばしていく姿にちなんでいます。観葉植物として鉢植えをプレゼントするのもすてきですよ。
4. フリージアの花言葉
『親愛の情』
フリージアは花色ごとにポジティブな花言葉をもつ植物です。贈る相手のイメージに合わせて選ぶことができます。
特に「無邪気」という花言葉が付けられた黄色が人気で、カスミソウと合わせたシンプルな花束に仕立てられます。バラや金木犀と並んで、甘い香りが印象的です。
5. ライラックの花言葉
『友情』『思い出』『大切な友達』
紫の花色が主流のライラック。ハート型の花びらを持つ白いライラックは、青春のシンボルとされ、欧米では友人へのプレゼントや送別会などでプレゼントとして人気があります。
花の香りにはリラックス効果があり香水やアロマに利用されています。白と紫のライラックだけの花束は、インパクトがあって気持ちがストレートに伝わりそうですね。
6. 朝顔の花言葉
『固い絆』
朝顔はしっかりと太いつるを絡ませながら生長する姿から、「固い絆」という花言葉が付けられました。夏には必ずといってよいほど、見かけますよね。
日本では奈良時代頃から栽培され、今では花や葉っぱの形も種類や品種によってさまざま。夏に鉢植えをプレゼントするのと、季節感が感じられるのでおすすめです。
7. 勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉
『真実の友情』『私を忘れないで』
直径8mmほどの小さな花を咲かせる勿忘草。中世ドイツの物語にちなんで、「forget-me-not」という英名が付き直訳されて和名が付けられました。
ユリや白いバラとの相性がよく、さり気なくあしらうことで思いが伝えられますよ。
8. ススキの花言葉
『心が通じる』
絆が深ければ深いほど、花を渡すなんて恥ずかしいと思うもの。そんなときには、ススキをアレンジメントや花束に加えてみてください。
日本原産のキクやリンドウとの相性がよく、飾らない花束をプレゼントすることができますよ。
9. ジニア(百日草)の花言葉
『不在の友を思う』『絆』『いつまでも変わらぬ心』
ジニアは色によって印象が違うところが魅力の草花です。時間がすぎてゆくにしたがって花色を変化させる姿が遠く会えない友への思いを募らせる姿と重なることから、「不在の友を思う」などの花言葉が付けられました。
開花期間が長く、草丈、花色のバリエーションが豊富なことから、ガーデニングにもよく利用されますよ。花束にも使いやすく人気の草花です。
10. アルストロメリアの花言葉
『持続』『未来へのあこがれ』
アルストロメリアは、花びらにスジ状の模様が入った、エキゾチックな印象の花です。「持続」という花言葉を持っており、ともに過ごした時間の長い友人への花束におすすめです。
通年出回っていて手に入りやすく、花持ちがよいことから幅広いシーンに活用されています。
信頼や絆など友情を感じる花言葉を贈ろう
友情を感じさせる花は、色とりどりのものがたくさんあります。親しければ親しいだけ、信頼していることや、絆を感じていることを相手に伝えにくいものです。
花束に思いを込めて贈れば、相手に自分の胸の内を打ち明けやすくなりますよ。
更新日: 2021年12月03日
初回公開日: 2015年11月14日