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ワイルドフラワーのミックスシードとは?おすすめの植物と育て方は?

庭に草花を植えたいけれど、育てるのはちょっと面倒…という方におすすめなのが、ワイルドフラワーです。素朴で野性味あふれる草姿が魅力で、放っておいても基本的に毎年花を咲かせてくれますよ。また、いくつかの種類が混ざった種が販売されていることが多いので、色々な花を楽しむことができます。今回は、そんなワイルドフラワーのミックスシードとは何かと、おすすめの植物、育て方をご紹介します。

ワイルドフラワーとは?ミックスシードってなに?

ワイルドフラワーとは、シダ類や樹木を含む野生の草花の総称です。園芸では、花畑のような自然な景観を作る目的で利用されます。

ワイルドフラワーは、ミックスシードと呼ばれるいくつかの種類の種が混ざった状態で販売されています。種苗会社によって、草丈の低い植物や高い植物だけを集めたものから、1年中花が楽しめるよう、一年草と多年草が合わさったものまで様々な種類があります。

いずれも強い性質の草花が集められているので、育てる手間はそれほどかからないことがメリットです。また、多年草はもちろん、一年草でも種がこぼれれば、毎年花を楽しむことができます。

ワイルドフラワーのミックスシードの育て方は?

種まき 覆土 たねまき

3~6月か、8月下旬~11月上旬に種をまいて育てていくのが基本です。一年草には春蒔きと秋蒔きがあるので、混ざっている草花の種類によって種をまくタイミングを決めましょう。

プランターや地面に土を準備し、種をばらまきにしていきます。プランターは、赤玉土6~7:腐葉土3~4の土がおすすめです。地植えにするときは、種まきの前に花壇や庭の土から砂利や雑草を取り除き、腐葉土を2~3割土に混ぜておきましょう。雑草をきちんと取り除いておかないと、ワイルドフラワーの新芽と区別がつかず、生育が悪くなる場合があります。

おすすめのワイルドフラワーの植物7選

1. セイヨウノコギリソウ(アキレア)

ノコギリソウ アキレア セイヨウノコギリソウ
植え付け 3~4月/9~10月
開花期 6~10月

ヨーロッパや北アメリカを原産とするノコギリソウの1種で、世界各地で野生化しています。原産地では、火傷や切り傷を治すハーブとして古くから利用されていました。日本には、明治時代に切り花用として伝わりましたが、野生化して道端でも見ることができます。茎先に白やピンク、赤い小さな花をいくつも咲かせます。

2. 撫子(なでしこ)

ナデシコ
植え付け 9~10月
開花期 3~5月/9~11月

秋の七草の1つとして親しまれている撫子。本州から四国、九州の川原や山野に自生する草花です。草丈は30~80cmに生長し、淡い紅色や白い花を咲かせます。また、常緑性なので、花壇やプランターを1年中緑で彩ってくれますよ。繊細な見た目に反して、丈夫な性質なのも初心者にはうれしいポイントですね。

3. シロツメクサ(クローバー)

シロツメクサ 育て方
植え付け 4~5月/9~10月
開花期 4~7月

シロツメクサは、公園や庭のグランドカバーに人気のある宿根草です。幸運を呼びこむ「クローバー」という別名でも呼ばれることが多いですよね。ありふれた野草の1つですが、近年は根につく根粒菌に空気中から窒素を取り込む働きがあることから、緑化資材としても注目されるようになりました。日当たりと水はけのよい場所で、乾燥気味に育てるのがきれいに育てるポイントです。

4. 勿忘草(ワスレナグサ)

ワスレナグサ 水色
植え付け 9~10月
開花期 3~6月

勿忘草は、春~初夏にかけて美しく可憐な花を咲かせる多年草です。ただ、日本では夏の暑さに耐えられないことから、一年草として扱われます。こぼれ種で翌年も花を咲かせることが多いですよ。特に淡いブルーの花色が印象的で、庭やプランターをすずしげな雰囲気で包んでくれます。

5. リナリア(姫金魚草)

リナリア 花 黄色 姫金魚草 地植え 庭
植え付け 9~11月
開花期 一年草:3~7月/11~12月
多年草:5~7月

リナリアは、その花姿から「姫金魚草」とも呼ばれる草花で、北半球の温帯全域に広く分布しています。花色のバリエーションが豊富なことと、花が風に揺れる姿は穏やかな雰囲気をしています。ワイルドフラワーのミックスシードだと、リナリアが一番よく生えるほど丈夫な性質なんですよ。何色の花が咲くのか楽しみに待ちながら育てたいですね。

6. スイート・アリッサム

スイートアリッサム 地植え 寄せ植え 紫 白
植え付け 2~4月/9~11月
開花期 3~5月/9~11月

地面をはうように生長し、開花期には真っ白なじゅうたんのように花を咲かせるスイート・アリッサム。また、花からはとてもよい香りがするのも魅力となっています。多年草ですが、夏の暑さに弱いため、日本では一年草として扱われるのが一般的です。ただ、暑さにも強い「スーパーアリッサム」という品種が登場したことで、長い間育てられるようになりました。もし気に入ったなら、たくさん育てて楽しんでみてください。

7. クリムゾンクローバー(ストロベリートーチ/ストロベリーキャンドル)

クリムゾンクローバー  ストロベリートーチ  ストロベリーキャンドル
植え付け 4~5月/9~10月
開花期 4~6月

シロツメクサの仲間で、草丈20~50cmに生長する多年草です。寒さに強く、春になるとイチゴのような形をした真っ赤な花を茎先に咲かせます。ただ、日本の暑さには弱く、一年草として扱われます。シロツメクサよりも草丈が高いことから、見栄えがよく、切り花にしてもすてきです。

ワイルドフラワーのミックスシードは手軽に楽しめる

ワイルドフラワー 庭

ワイルドフラワーは、強くたくましい印象を与えてくれる草花が多く、園芸用のものとは違った味わいがあります。花の色や草姿も様々な植物が合わさったミックスシードなら、気楽に1年中きれいな花を楽しめますよ。ただ、中には性質が強すぎて、もともと育てていた植物を枯らしてしまうことも。まずは、花壇を仕切るなど一定の範囲で育てていくのがおすすめです。

更新日: 2015年12月15日

初回公開日: 2015年12月15日

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