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桑の実(マルベリー)の効能や効果!

養蚕で知られる桑の木に実る果実は、別名「マルベリー」とも呼ばれています。ラズベリーを思わせる赤や黒紫色をしており、甘みと酸味のバランスがよいことから、ジャムやお酒なども人気です。

また、体によい成分を含むことでも知られ、女性にうれしい美容効果が期待できる食材です。今回は、そんな桑の実の効能や味についてや、ジャムやお酒の作り方をご紹介します。

桑の実(マルベリー)の効能や効果は?

桑の実は、ビタミン類、カルシウム、カリウムなどの栄養素を含んでいます。中でも注目は、ビタミンCとカリウムの量が豊富なことです。

ビタミンCは、体の免疫力を高める効果や、鉄の吸収を促す働きがあり、シミの元となるメラニンの生成を抑え、美肌に導く作用にも期待されます。

100g当たりの含有量は33mgほどで、みかんやグレープフルーツとほぼ同等です。

また、カリウムは100g当たり194mgと、フルーツの中ではトップクラスの含有量といわれています。体内の余分な塩分を排出する作用があり、むくみの改善や高血圧の予防にも期待できます。

このほかにも、赤色アントシアニンと呼ばれるフラボノイドが含まれており、ガンや老化の原因となる活性酸素が体内から除去されるという効能も期待できます。

桑の実(マルベリー)は食べられる?どんな味がする?

桑は、種間交雑がしやすく、たくさんの品種があります。そのため、実の大きさや甘みと酸味のバランスは様々。

一般的には、糖度8~15度ほどのものが多いですが、品種改良によって糖度25度を超えるものもあります。生のまま食べると、ブルーベリーよりも酸味が少なく、甘みが強いと感じる方が多いようです。

小さな粒がたくさん集まった形で、中の汁が服につくとなかなか取れないので、食べるときは注意が必要ですね。

桑の実(マルベリー)をジャムにして食べよう!

マルベリー ジャム

桑の実は、熟すにつれて赤色から黒色へと変化します。赤い状態だと酸味がかなり強く、食べるのには適しません。

黒くなった実は、そのまま食べるか、ジャムやお酒に加工するのもおすすめです。実は熟してからあまり日持ちがしないので、生のまま食べられるのは栽培している人の楽しみの1つですね。

また、インターネットでなら冷凍された実を購入できるので、気になる方は試してみてください。桑の実をたくさん収穫できたら、ジャム作りにチャレンジしてみましょう。

■ 材料と作り方

● 桑の実:150~300g
● 砂糖(グラニュー糖):桑の実の1/4程度 ※好みで甘みは調節してください
● レモン汁:少々

1. 摘みとった桑の実をよく水洗いし、汚れなどを落とす
2. ヘタを取り除き、水気を切る
3. 鍋に桑の実と砂糖を入れて混ぜ、30~60分ほど置いて果汁を出す
4. 果汁が十分に出たら、レモン汁を少し入れて中火でコトコト煮る
5. ときどき灰汁を取り除き、好みの硬さになったら火を消す
6. 粗熱が取れたら、容器に移して冷蔵保存する

桑の実(マルベリー)をお酒の作り方は?

クワ マルベリー お酒

桑の実で作る果実酒の作り方をご紹介します。作り方は簡単で、梅酒やあんず酒と同じ要領でできますよ。漬け込むお酒によっても風味が変わるので、自分好みの味を探してみてください。

■ 材料と作り方

● 漬け込む瓶(梅酒用など蓋で密封できるもの)
● 氷砂糖:桑の実と同じ分量
● 酒:焼酎やホワイトリカーなど

1. 桑の実を水洗いし、汚れを落としてヘタを取り除く
2. 消毒済みの瓶に桑の実と氷砂糖を何段か層になるように入れる
3. 桑の実がかぶるくらいまでお酒をそそぐ
4. 1~2ヶ月ほど冷暗所で保存すれば完成

桑の実(マルベリー)をレシピにプラスして食べよう

桑の実は、甘みと酸味のバランスがいい果物です。生でも、調理してもおいしく味わうことができ、色々なレシピに活用できます。

真っ赤な色合いが美しく、タルトやクッキーに添えると見た目も鮮やかに。もともと日本に自生していた植物なので、育て方もそれほど大変ではありません。

実を収穫して楽しみたい方は、ぜひ桑の木の苗木を育ててみてくださいね。

初回公開日: 2016年02月10日