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ゴールドクレスト

ゴールドクレストの育て方!枯れる原因は?植え替えの時期と方法は?

ゴールドクレストはコニファーの1種で、寒さにも大変強いことから、近年ガーデニング利用される機会が増えてきました。また、クリスマスツリーに利用されることもあります。耐寒性があることも人気の理由の1つですが、暑さには大変弱く、日本の夏の気候が苦手なことから、適切に管理しないと枯れて場合があります。今回は、ゴールドクレストの育て方をご紹介します。

ゴールドクレストの育て方のポイントは?枯れる原因は?

ゴールドクレスト

ゴールドクレストは北アメリカ原産のヒノキ科の植物です。黄金色の枝葉をしているのが特長で、洋風庭園をつくる上で欠かせない存在となっています。特に最近は、クリスマスツリーに用いられることから、冬によく出回っています。

枯れる原因

寒さや乾燥に強い性質があることから、冬は元気に育ってくれます。その反面、高温多湿の環境には非常に弱いです。そのため、日本の夏の環境には根本的に合わず、葉の内側が蒸れて枯れてしまうことがほとんどです。剪定をしっかりと行い、風通しのよい環境を作ってあげることが大切です。

梅雨の時期に注意

特に梅雨の時期は、高温多湿で蒸れてしまうだけでなく、土の中に潜む病気が雨によって木について、感染してしまう恐れがあります。下の方の枝は刈りこむなどして病気の感染を防ぎましょう。また、病気に感染したり、枯れたりしてしまった枝はすぐに切り落としてください。

ゴールドクレストの苗木の植え付け方法と時期

conifer コニファー 育苗ポット

ゴールドクレストは、鉢植えと地植えで育てることができます。前述の通り、暑さと過湿にとても弱いことから、はじめて育てる場合は鉢植えの方が場所を移動できて安心です。鉢植え、地植えともに植え付けの適期は、3月もしくは9~10月です。

鉢植え

鉢は、苗よりも一回り大きなものを準備し、中に底網を引いておきましょう。その上に大きめの軽石を敷いて、市販の観葉植物用培養土か、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1を混ぜあわせた土に植え付けていきます。腐葉土の代わりにピートモスを用いても大丈夫です。その後は、日当たりを好むので、風通しのいい戸外かガラス越しの場所で管理してあげましょう。

地植え

地植えにする場合は、3月~4月中旬頃に日当たりがよく、風通しのいい場所をえらんで植え付けます。苗の2.5~3倍の穴を掘り、埋める土に腐葉土などを3割ほど混ぜておきます。そして、根周りの土を落とさないように植え付けていきます。生育が早く、樹高も高くなるので、広いスペースに植え付けてあげてください。また、蒸れないように株間は木1本分空けるようにします。

ゴールドクレストの水やり・肥料の与え方

水やり じょうろ 女の子 土 苗木

水やり

鉢植えの場合、春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。一方、冬は乾燥気味に育てるようにしてください。ただし、水切れを起こしてしまうと、葉がかさかさになり、茶色に変色して枯れてしまうので注意しましょう。地植えの場合はよほど地面が乾燥していない限りは水を与える必要はありません。

肥料

鉢植えの場合は、生育が活発になる3月と6月末に化成肥料を根元に与えます。地植えの場合は、3月に油かすなど窒素分の多い肥料を根元に施し、生育を促してあげましょう。

ゴールドクレストの植え替え時期と方法は?

植え付け 植え替え 鉢植え 水やり イラスト

鉢植えの場合、底から根が出てしまっていたら植え替えのサインです。4月か、9~10月に一回り大きな鉢に植え替えていきましょう。ただし、ゴールドクレストは根に触れられることを嫌うため、植え替え時に大きなダメージを負います。そのため、できる限り根鉢は崩さず、丁寧に植え替えていきましょう。

ゴールドクレストの剪定時期と方法は?

コニファー ゴールドクレスト 剪定 切り戻し

ゴールドクレストは、美しい樹形を楽しむ庭木で、定期的に剪定が必要です。ただ、剪定鋏などの金属で刈りこむと、切り口が変色してしまいます。そのため、強い剪定をするとき以外は、手で枝を摘み取っていきます。生育期の3月に芽摘みをし、樹形を整えていきましょう。

ゴールドクレストの増やし方!挿し木の時期と方法は?

ゴールドクレストは挿し木で増やすことができます。3~6月に行うようにし、剪定した枝を用いるといいですよ。挿し穂になる10cmほどの長さの枝を用意し、1~2時間ほど水につけます。その後水揚げをし、枝の根元にはルートンなどの発根剤を添付します。そして、ビニールポットなどに湿らせた赤玉土などを用意し、挿し穂を挿して1ヶ月ほど乾燥しないように管理すると、発根します。ある程度の大きさに苗が生長したら、鉢に植え替えていきましょう。

ゴールドクレストの栽培で注意する病気や害虫は?

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空気が乾燥すると、ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどの害虫被害にあいやすくなります。葉が乾燥しないように霧吹きで株全体に水を与えてあげましょう。ただし、与えすぎは過湿になり、逆に枯れてしまう原因になるので注意してください。また、害虫を見つけたときは、殺虫剤をつかって防除していきます。

ゴールドクレストはリフレッシュ効果のある植物

ゴールドクレスト 室内 鉢植え

ゴールドクレストはそのこんもりとした姿や、爽やかな緑色の葉が人気の庭木です。また、その香りにはリフレッシュ効果や抗菌・脱臭効果もあるといわれています。お部屋のカビやダニだけでなく、食品の防腐、殺菌などにも効果があるようですよ。育て方も乾燥と多湿に気をつけて管理をすれば、ストレスなく育てられますよ。まずは寄せ鉢のアクセントとして、ミニサイズのものから育ててみてください。

初回公開日: 2015年08月08日