ピリピリしたり、スーッとしたり、色々な香りを楽しめるところがハーブの魅力。しかも丈夫だから、気軽におうちの中で育てている方も多いですよね。今回は、そんなハーブの活用方法をたっぷりとご紹介します。色々な使い方でハーブのある生活を楽しんでみませんか?
目次
ハーブを料理に使っておいしく味わう
肉料理の臭み消しに
ハーブの使い道で最も幅広いのが料理。普段のレシピにちょっと加えるだけで、一味ちがった味わいになりますよね。その強い香りは、お肉独特の臭みを消してコクを引き立ててくれますよ。オレガノやローズマリー、マジョラム、タイムなどがよく合います。
魚料理の風味付け
淡白な味わいの白身魚にハーブを加えると、うまみが出ます。アクアパッツアにチャイブ、ディル、フェンネルなどちょっとクセの強いものを一緒に入れてみましょう。
野菜料理のアクセントに
野菜の煮込みはどうしてもいつも同じ味になりがち。たまにはアクセントを付けたい!そんな方にはバジルやオレガノといったスッとする香りを加えてみてください。トマトソースで煮込めば、簡単ラタトゥイユの完成です。
ソースにもなっちゃう
1本でたくさんの葉っぱを収穫できるのもハーブのよいところ。特にバジルはソースにする方も多いですよね。バジル、ニンニク、オリーブオイル、塩コショウをミキサーで混ぜるだけと作り方も簡単です。クルミなどナッツ類をさらに合わせると、香ばしさもあってパスタやサラダとの相性は抜群!
オイルに香りをうつして
オリーブオイルにハーブを漬けると、香りと風味がうつった「ハーブオイル」になります。摘み取ったハーブを乾燥させて、オイルに入れるだけでできちゃいます。料理の最後にプラスすると、手間をかけたような味わいに変わってくれますよ。さらにレモンやナッツ類、ニンニクをあわせて自分好みのブレンドが作れるところも魅力です。
ドレッシングに使えるハーブビネガー
ハーブとお酢を混ぜて2週間ほど常温に置いてみてください。するとハーブの香りがお酢にうつっていきます。塩コショウと一緒にサラダにかければ、オシャレなドレッシングのできあがり。複数のハーブを一緒に入れて作ると、味に深みが出ますよ。
ドリンクにしてハーブの香りを感じる
みんな大好きハーブティー
生のままで使い切れなかったハーブは、ぜひドライにしてください。お湯をそそいでしばらく待てば、ハーブティーになります。ミントやレモングラス、ラベンダー、カモミールなど甘くさわやかな香りのハーブが好きな方には特におすすめの活用方法です。ブレンドするハーブによって味わいが変わるので、色々なハーブで試したくなってしまいますよ。
カクテルにさわやかな風味をプラス
土の下で根っこがどんどん伸びていくミント。使い切れなくて困ってしまう…という方も多いですよね。そんなときはたっぷりと収穫してカクテルに入れてみてください。自家製モヒートのできあがりです。シナモンやライムを加えると、味のバリエーションが広がります。
ハーブの個性的な葉っぱを飾って活かす
アレンジメントや花束に加える
素朴で親しみやすい雰囲気のあるローズマリーや花の咲いたミントなんかは、サッと束ねただけで絵になります。アレンジメントや花束に加えると、香りもよくてプレゼントにもぴったりです。
寄せ植えも楽しい
葉っぱが特徴のハーブは、寄せ植えにするとそれぞれのよさが引き立ちます。クレソンやローズマリーなどツンツンした葉っぱと、ルッコラやパセリなどふわふわした葉っぱのものを組み合わせてみてください。鉢の色合いにもこだわると、オシャレなハーブガーデンが自宅で作れてしまいますよ。
ただ、ハーブ同士にも相性があるので、何を植えるかプランを立てるときに確認しておくと失敗しませんよ。詳しくは関連記事を見てみてください。
リースもすてき
リースというとクリスマスのイメージですが、使う植物によっては1年中楽しめるインテリアグッズになるんです。ハーブを使ったリースは、ナチュラルな雰囲気がすてき。最近は雑貨屋さんなどでもよく見かけるようになりましたね。100均のリースキットを使えば作りやすいですよ。
ハーブのエキスを抽出して化粧水に
ハーブの葉っぱや香りには体によい成分もたくさん含まれています。そんなエキスを抽出して化粧水に加えれば、オーガニックコスメになります。香りも強すぎず、弱すぎず、スキンケアタイムをちょっとリッチな時間にしてくれます。
ハーブを贈り物に添えて
ラベンダーやローズマリー、タイムなど枝もののハーブをプレゼントに添えるとオシャレ。数日風通しのよい場所で乾燥させてドライハーブを作ったら、プレゼントのリボンにそっとはさんでみてください。プレゼントをあけるとフワッと香りが広がってサプライズになりますね。
ハーブを入浴剤にする
1日の疲れを流し、気持ちをリフレッシュさせてくれるバスタイム。もっと豊かな時間にするなら、ハーブの入浴剤がおすすめです。リラックス効果のあるラベンダー、ジャーマンカモミール、スペアミントをドライにしたら、そのままティーパックに加えてお湯に入れてもよいですし、バスソルトに加えて香りをうつしてから使ってもよいですよ。
ハーブをポプリにして
ドライハーブの香りを長く楽しめるのがポプリのよいところ。オシャレな透明の瓶やポットに入れてトイレに飾ると、オシャレなのに消臭効果も期待できて一石二鳥です。複数のハーブを混ぜ合わせて自分好みの香りを探す楽しみもありますね。ラベンダーやミント、ローズマリー、レモングラスが使いやすいです。
いろんな使い方でハーブを楽しみつくしちゃおう
こうしてまとめてみると、ハーブにはほんとうにたくさんの活用方法があってびっくりします。しかも自分でできそうなものばかり。いくつかのハーブを育てていると、その日の気分によって香りを選ぶ楽しみも加わります。いろんなハーブを育てて、フレッシュな味わいや香りを堪能してみてくださいね。
更新日: 2018年11月20日
初回公開日: 2016年10月03日