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ユリ

百合(ゆり/リリー)の花言葉!白やピンクの意味や由来まとめ

百合は、そのゴージャスなイメージから結婚式のブーケなど花束によく用いられる植物です。世界中にたくさんの品種が分布しており、様々な花色や花姿を楽しむことができます。また、特定の品種ではなく、ユリ属全体を意味する百合にはたくさんの花言葉があるんですよ。今回は、そんな百合の花言葉やその意味、由来についてご紹介します。

百合(ゆり/リリー)の花言葉は?

1. 全体

『純潔』『無垢』『威厳』

2. 西洋(英語)

『purity(純粋)』『refined beauty(洗練された)』

3. 色

白色:『純潔、威厳』
黄色:『偽り、陽気』
オレンジ色:『華麗、愉快、軽率』
赤色/ピンク色:『虚栄心』

4. 種類・品種

カサブランカ:『威厳、純潔、高貴』
ヤマユリ:『荘厳』
テッポウユリ:『純潔、甘美、威厳』
オニユリ:『賢者、富と誇り』
ササユリ:『清浄、上品』
クルマユリ:『純潔、多才な人』
カノコユリ:『慈悲深さ、上品』
スカシユリ:『注目を浴びる、飾らぬ美』

百合(ゆり/リリー)の花言葉の意味や由来は?

『純潔』の由来

百合 ユリ 白

「純潔」という花言葉は、ギリシア神話のエピソードが由来となっています。全知全能の神ゼウスの妻で、結婚や母性、貞節を司る最高位の女神「ヘラ」のこぼれた乳が、地上で百合になったとされるエピソードがあります。このことから、百合はヘラの花とされ、古くから清純、純潔、母性の象徴とされてきました。

また、百合はキリスト教とも関わりの深い花で、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた宗教画「受胎告知」にもその姿が描かれています。17世紀にローマ教皇が聖母マリアの処女性を象徴する花として白い百合を描くよう布告を出したことで、聖母を象徴する花「マドンナ・リリー」と呼ばれるようになります。この他にも旧約聖書「創世記」に登場するイブ(エバ)が、エデンの園を追い出される際に流した涙から百合が生まれたという話もあります。これらの物語や逸話、歴史的な経緯から、百合は「純潔」という花言葉をもつようになりました。

『威厳』『虚栄心』の由来

ユリ ピンク

「威厳」という花言葉は、百合の堂々とした花姿にちなんでいるとされています。また、赤・ピンクの花言葉の「虚栄心」は、キリストの磔刑が決まったことに多くの花が首を垂らして嘆いている中、百合だけが自分の美しさが慰めになるとして頭を上げていましたが、キリストに見つめられたときに自分の思い上がりだったことに気づき、赤くなって首を垂れたという話に由来しています。

百合(ゆり/リリー)の花に込められた意味とは?

テッポウユリ リュウキュウユリ

キリスト教において、百合の花が聖母マリアの象徴として扱われたことや、花言葉の由来となった神話にもあるように、百合の花は「純潔」を表し、現在では女性に喜ばれる人気の花の1つとして知られています。ポジティブな花言葉がある白い百合がよく利用されていますが、ネガティブな花言葉に気をつけながらであれば、『華麗』『愉快』という意味のオレンジ、『陽気』の意味をもつ黄色の百合をプレゼントしてみるのもよいかもしれませんね。

百合(ゆり/リリー)の花言葉は母性の象徴

花束 女性

百合は東洋・西洋にかかわらず、人々とのかかわり合いの深い草花です。そのため品種改良が進み、今では様々な花姿や色のバリエーションをもった花になりました。現在もたくさんの園芸品種が誕生しているので、自分のお気に入りのものを探してみてくださいね。