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アネモネの花言葉|色や種類、開花時期、見頃の季節は?

真っ赤な花弁が印象的なアネモネは、地中海の暖かい地域から寒い地域にかけて広く自生する植物です。最近では青色や紫色、白色などのアネモネも人気があります。今回は、アネモネの花言葉や色、種類、開花時期などについてご紹介します。

アネモネの花言葉は?

紫色のアネモネの花の画像

『はかない恋』『恋の苦しみ』『見捨てられた』『見放された』『薄れゆく希望』『真実』『君を愛す』『嫉妬のための無実の犠牲』

● 英語の花言葉
『anticipation(期待)』
『forsaken(見捨てられる/見放される)』

● 色別の花言葉
赤色:『君を愛す』
白色:『真実/期待/希望』
紫色:『あなたを信じて待つ/悲しみ』
青色:『固い誓い』
ピンク色:『待ち望む』

アネモネの花言葉は、「君を愛す」「はかない恋」といった過去や片思いの愛情を表します。「アネモネ」は、ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」にちなんでおり、「風の神ゼフュロスが妖精アネモネに恋をしてアネモネが一輪の花に変えられた」というギリシャ神話が由来となっているといわれています。

現在では、愛や恋を連想させるため「赤いアネモネ」が愛情表現の贈り物としてよく使われています。その反面、恋が叶わなかったギリシャ神話から「見放された」「はかない恋」といったネガティブな花言葉もあるので、贈る際は気をつけてくださいね。

アネモネの学名・原産国・英語名は?

赤いアネモネ 花
学名
Anemone coronaria
科・属名
キンポウゲ科のイチリンソウ属
英名
Anemone
原産地
地中海近辺のヨーロッパ
開花期
2~5月
花の色
赤色、ピンク色(桃色)、オレンジ色、白色、青色、紫色
別名
牡丹一華(ボタンイチゲ)
花一華(ハナイチゲ)
紅花翁草(ベニバナオキナグサ)

アネモネはどんな花を咲かせる?

ピンク色の八重咲きアネモネの花の画像

アネモネは、ヨーロッパ南部から地中海沿岸を原産とする球根性の多年草です。十字軍の遠征などによって、世界中に広がっていったとされています。

アネモネ属の総称として使われることもありますが、主にアネモネ・コロナリアや、アネモネ・フルゲンスとこの2種を元に作られた園芸品種を指すことが園芸では多いです。

花の生態

草丈は10~50cmほどのものが多くありますが、中には1mを超すものも。地際に3つに裂けた葉っぱを生やし、春になると直径4~10cmほどの花を咲かせます。

赤やピンク、紫と花色にバリエーションがあることから、鉢や花壇を問わずガーデニングの様々なシーンで利用されていますよ。また、近年は品種改良がさらに進み、八重咲きなど花びらの改良も進められています。

アネモネの毒

かわいらしい見た目をしていることから、草全体に毒を持っていることは意外と知られていません。プロトアネモニンという成分で、茎を切ったときに出る汁が肌に触れると、炎症や水泡を引き起こしてしまいます。

直接株に触れるときはゴム手袋をして作業をし、むやみに花を摘み取らない方が安心です。

アネモネの開花時期や見頃の季節は?

白色と黄色っぽいの八重咲きアネモネの花の画像

秋に植えたアネモネの球根は2月頃から咲きはじめ、5月までの間楽しむことができます。最盛期を迎える3~4月が見頃となっていますよ。1つの球根からたくさんの花が咲くので、冬から春のガーデニングに欠かせない存在となっています。

アネモネの種類と品種

アネモネは、アネモネ属の総称であるから、原種や園芸品種はとても多く、日本には10種類ほど、海外には数100種が存在しています。今では品種改良が進み、国産、海外産にかかわらず、日本に適した性質でいろんなタイプのアネモネが育てられるようになりました。ここでは、人気のアネモネの種類や品種をいくつかご紹介します。

アネモネ・デカン

青紫色のアネモネの花の画像

デカンは、ポピーのような6~10枚ほどの大きな花びらが特徴の品種です。草丈は30cm前後の一重咲きで、切り花によく使われます。赤、紫、桃、白色などの花色があり、基本的に一色だけですが、白色には花の根元が赤く色づく複色タイプもありますよ。

アネモネ・セントブリッジ

赤いアネモネ 花

セントブリッジは、細く数の多い花弁が特徴な、八重咲き品種です。背丈が低く、室内など観賞用として人気があります。花弁の大きなアネモネと一緒に育てると違いが目立って可愛いですよ。花弁の色は、赤、青、桃、白色があります。

モナーク

モナークは、花が小さく小輪タイプの八重で、菊咲きをする品種です。これは、一重咲きが多いアネモネを改良して作られたもので、「スパイダー咲き」とも呼ばれる特殊な咲き方なんですよ。セントブリッジより花びらは小さめで、赤、青、桃、白色があります。

モナリザ

モナリザは、大きくて薄い花びらで、八重咲きをするのが特徴です。デカンに比べて花びらの縁が緩やかなウェーブを描き、淡い色合いをしているので「やわらかい」「やさしい」といった雰囲気を持っています。

アネモネ・シルベストリス

ヨーロッパ北部からシベリアにかけての地域を原産とするアネモネの原種です。山野草として扱われることが多く、その性質は丈夫。濃い緑色の葉っぱから20~30cmほどの茎を伸ばし、真っ白な一重の花を咲かせます。

アネモネ・ポルト

白色の八重咲きアネモネの花の画像

20~30cmと草丈が低めで、株のまとまりがよいことで知られる、人気の園芸品種です。アネモネ・コロナリアを元に作出され、直径5~8cmほどの一重の花を咲かせます。2015年には、「ポルト ダブル」という八重咲きの品種が、株式会社サカタのタネによって開発されました。

アネモネの花言葉を楽しもう

紫のアネモネ 花

冬から春にかけて、鮮やかな色で花壇を彩ってくれるアネモネ。愛を連想させる花言葉を持つ赤いアネモネのように、素敵な花言葉も覚えて、一緒に楽しめるといいですね。

細い茎に大きな花を咲かせる姿は、1輪だけでも豪華な雰囲気がありますよ。他の草花とも相性がよく、パンジーとの寄せ植えにすると華やかな花壇やプランターを作ることができますよ。

色の種類は他の花で補い、花の量はアネモネが補ってくれます。ぜひアネモネをたくさん飾って、冬や春を華やかなに過ごしましょう。

更新日: 2019年12月03日

初回公開日: 2015年05月17日

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