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ハツユキカズラ(初雪カズラ)の花言葉と育て方!増やし方や剪定は?

ツタの先がピンクや白になっている姿がかわいらしい、ハツユキカズラ。日本生まれの品種で、生長がゆっくりで、株がコンパクトにまとまることから寄せ植えやハンギングにして楽しまれます。今回は、ハツユキカズラの花言葉と増やし方や剪定の方法など、育て方についてご紹介します。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の花言葉は?

『化粧』『素敵になって』『素直にこたえたい』

春から秋にかけて、新芽がピンクから白に変化する様子にちなんで、「化粧」という花言葉がつきました。「素敵になって」という花言葉は、葉っぱの色がつるを伸ばしながら変化することに由来します。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の学名・原産国・英語

学名
Trachelospermum asiaticum
科・属名
キョウチクトウ科・テイカカズラ属
英名
Trachelospermum asiaticum
原産地
日本、朝鮮半島
開花期
5~6月
花の色
別名
斑入り定家葛(フイリテイカカズラ)

ハツユキカズラ(初雪カズラ)とはどんな植物?名前の由来は?

ハツユキカズラは、テイカカズラの園芸用の品種です。草丈は10~30cmと低く、つるを地面にはわせて広がっていくことから、寄せ植えやグランドカバー、ハンギングに利用されます。新芽のときはピンクで、徐々に白、緑へと変化する葉っぱが特徴で、秋から冬にかけては紅葉も楽しめます。5~9月には、3cmほどの小さな白い花を咲かせますよ。

名前の由来

ピンク色の葉っぱが、少しずつ白へと変化する様子が、初雪が積もる様子を連想させることが、「ハツユキカズラ」という名前の由来です。学名の「Trachelospermum(トラシェロスペルマム)」は、ギリシャ語の「trachelos(首)」と「sperma(種子)」という言葉が合わさったもので、種に毛が生えていることにちなみます。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の育て方のポイントは?

ハツユキカズラ 初雪葛 バケツ

日当たりのよい場所で育て、肥料と水をしっかりと与えることがきれいな色を楽しむコツです。日陰で育てると葉の発色が悪くなってしまいます。ただ、直射日光に当たると葉が焼けてしまうので、夏はよしずなどで日差しを遮ってください。また、肥料や水が足りなくても、葉の斑がきれいに出ません。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の苗植えの時期と方法は?

ロベリア ピンク 花 苗植え

種は市販されておらず、育てる手間がかかることから、一般的に苗から育てはじめます。苗植えは、4~7月か、9~10月が適期です。

鉢植えは、苗よりも1回り大きい鉢を準備します。地植えは、西日の当たらない明るい日陰から日向を選んで、苗を植えます。いずれの場合、根がよくはるので根についた土はほぐしてから植え付けましょう。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の土作り・水やり・肥料の与え方

種まき 肥料 幼苗 たねまき

土作り

水はけのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1か、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜあわせた土がおすすめです。市販の草花用培養土を使ってもかまいません。地植えは、植え付ける前に土を耕し、水はけが悪いようなら完熟対比や腐葉土を2~3割混ぜ込んでおきましょう。

水やり

土が少し湿っているくらいが適当です。鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。乾燥すると葉っぱが落ちてしまうので注意してください。地植えは、乾燥がひどいとき以外に水やりの必要はありません。

肥料の与え方

植え付ける土に、ゆっくりと効く緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。そして、4~6月と9~10月の間、1~2ヶ月に1回植え付け時と同様の肥料を施すか、7~10日に1回液体肥料を水やりのかわりに与えます。肥料が足りないと、葉っぱの色が悪くなり、斑がきれいに出ません。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の剪定の時期と方法は?

ハツユキカズラ 初雪カズラ 初雪葛 ポット テイカカズラ

生育が鈍る冬以外は、つるが伸びすぎていると感じたときに短く切り戻します。また、つるが絡まっていると風通しが悪くなるので、剪定します。剪定をしないと、斑のない株ができあがってしまいます。

こまめに剪定を繰り返すことで、ピンクの新芽がたくさん映え、美しい葉っぱを楽しむことができますよ。ただ、花が終わってから剪定をしないと、花が咲かないので注意してください。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の植え替えの時期と方法は?

鉢植えは、1~2年に1回、1回り大きな鉢に、植え付け時と同じ時期、手順で植え替えます。根の生育がよく、根詰まりを起こすと葉っぱの色がきれいに出ないので、根詰まりを起こす前に植え替えましょう。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)の増やし方!挿し木や取り木の時期と方法は?

挿し木か取り木で数を増やすことができます。挿し木は6~8月、取り木は5~6月が適期です。

挿し木

1. 育苗ポットなどの容器に赤玉土(小粒)か鹿沼土(小粒)を入れておく
2. 元気なつるを選んで、5~10cmほどの長さにカットする
3. 先端にある葉っぱを2~3枚残し、他を切り落とす
4. 切り口を斜めにカットし、1時間ほど水に浸けておく
5. 割り箸で土に穴を開け、つるを挿す
6. 株元の土を軽く抑えてつるを固定する
7. 容器の受け皿に水を溜め、土に吸水させる
8. 1~2ヶ月で発根し、根が十分に育ったら鉢か地面に植え替える

取り木

1. 伸びたつるの間を、土に埋める
2. 発根したら、つるを土から取り出す
3. 発根部分の下でカットし、鉢や地面に植え替える

ハツユキカズラ(初雪カズラ)におすすめの寄せ植えは?

通年葉っぱを茂らせ、地面をはうように伸びることから、寄せ植えによく用いられます。コンパクトに寄せ植えをまとめたいときは、花が小さいスプレーマムやピンポンマム、ペチュニア、パンジーがおすすめです。また、ベコニアやコニファーの周りを囲むようにスタンド鉢に入れるのもすてきですよ。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)のかかりやすい病気や害虫は?

アブラムシ

茎葉に寄生して栄養を吸って弱らせる害虫で、茎が絡んで風通しが悪くなると発生しやすくなります。排泄物はすす病を誘発するので、見つけたらすぎに薬剤を散布して駆除していきましょう。

カイガラムシ

成虫になるとかたい殻で体が覆われる害虫で、殺虫剤が効きづらくなります。幼虫のうちに薬剤を散布して駆除し、成虫を見つけたら、ブラシなどで株から引きはがします。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)は寄せ植えに便利なつる植物

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初雪が降り積もるように葉っぱがピンクから白に変化し、秋には紅葉も楽しめるハツユキカズラ。どんな植物もの寄せ植えの相性がよく、ハンギングやスタンド鉢、プランターなど様々なシーンで活躍してくれますよ。また、単体で植えても、ちょっとした庭のアクセントになります。工夫をこらして、ハツユキカズラの育生を楽しんでくださいね。

初回公開日: 2015年10月19日