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モッコウバラの剪定の仕方・フェンスへの誘引方法と時期まとめ

モッコウバラは、バラの中でも病気や害虫に強い植物です。トゲがないので初心者でも育てやすく、開花すると枝先からたくさんの花が咲きます。

今回は、開花した姿をよりきれいに整えるために、剪定やフェンスへの誘引について、時期や方法、仕立て方をご紹介します。

モッコウバラとは?剪定しないとどうなる?

モッコウバラは中国原産のつる性のバラです。四季咲きのバラと比べると、トゲのない丈夫な枝にたくさんの花をつけます。

花は白と黄色の2色だけで、香りが弱く、初夏の1期だけしか開花しません。また、生育が旺盛で、放っておくと枝ばかり伸びて、花が咲かなかったり、花つきが悪くなったりするので、適切な剪定が必要になります。

モッコウバラの剪定時期と方法!冬は必要?シュートは切り取る?

5~6月

花が咲き終わる5月下旬~6月頃に枝を切り落とします。8~9月頃に、翌年の花の元になる新芽をつけるので、夏前に剪定し終えるのがポイント。

花の咲き終わった枝を半分くらいの長さで切り落とします。樹形を小さくしたいときは、地上から1~1.5mの高さにすると、バランスよく切りそろえられますよ。

12月中旬~2月中旬

通常は不要です。ただし、「開花後の剪定がうまくいかず、翌年の開花姿が不格好になるので樹形を整えたい」「全体的に枝の若返りを図りたい」という場合は剪定をします。

翌年に咲く花となる新芽がついた枝を剪定するので、翌々年以降の開花を待つことに。古い枝や花が咲かなくなった枝、枯れた枝や混み合っている枝を選んで、付け根から切り取りましょう。

人差し指くらいの太い枝が生え始めたら、その枝を残して周りの細い枝を取り除きます。元気のある株であれば、株元から別の太い枝(シュート)が生えてきます。

シュートに養分が渡らないよう、早く、根元で切り取ってください。樹形を整えたい場合は、シュートを残してもかまいません。

モッコウバラのフェンスや壁への誘引方法は?

つる性なので、フェンスや支柱に巻きつけたり、高いところから垂らしても楽しめます。色とりどりのバラや香りの強いバラと合わせて、アーチ状の入り口や壁面、フェンスなどに誘引します。

春先の剪定後に、太い枝をフェンスに絡めて麻縄(あさなわ)などで固定しましょう。斜めもしくは横向きに絡ませながら、直立方向の生長を避けてください。

残った細い枝や短い枝は太い枝の隙間を埋めるように絡め、固定しにくい枝は切り落としてもいいです。

モッコウバラのおすすめの仕立て方は?

大型

スペースいっぱいに広がり、見応えのある大株に育ちます。フェンスに絡めたり、壁面から垂らしたりすると、洋風なインテリアに早変わり。

中型

ベランダやテラスでは、大きめのプランターに植えて、スチールラックやウッドウォールに這わせるとおしゃれに仕立てられますよ。

小型

植木鉢で仕立てたいときは、行灯仕立てやリース状にするのがおすすめです。行灯仕立ては、鉢に支柱を4本ほど立て、麻縄をらせん状に巻きつけ、それに誘引する方法です。

支柱内で育てられるので、狭いスペースでも育てやすいのが特徴。苗が若く、株が30~40cm未満のときは、針金を使って円形を作り、鉢の上にリースの形を作っておけば、リース状に仕立てられます。

モッコウバラは剪定次第で花つきが変わる

モッコウバラは、トゲがなく丈夫で育てやすい上に、華やかな花期を楽しめるので、初心者の方でもチャレンジしやすい植物です。

正しい剪定や誘引、仕立て方を覚えて、モッコウバラの作り出す様々な雰囲気を堪能してくださいね。

初回公開日: 2015年08月31日