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エンジュ(槐)の木の育て方

エンジュは、街路樹や公園樹として見かけることの多い落葉性の樹木です。排気ガスなどもろともせず、太い幹を伸ばし、たくさんの枝を生やして生長する丈夫な木として知られています。また、古くから幸福を呼ぶ縁起樹として、庭に植えられて楽しまれてきました。今回は、そんなエンジュの育て方をご紹介します。

エンジュ(槐)の育て方のポイントは?

日当たりがよく、水もちのよい土に植え付けることが大切です。根がやわらかくて折れやすいので、乾燥すると弱ってしまいます。

エンジュ(槐)の苗植えの時期と方法は?

苗植え 土 

3~4月が植え付けの適期です。大きく生長することから、地植えにしていきます。日当たりがよく、少し湿り気のある場所を選んで、植え付けていきましょう。苗よりも1回り大きな植え穴を掘り、根についた土をくずしてから植えるとよいですよ。土の水はけが悪ければ、植え穴を掘った土に腐葉土や堆肥を混ぜるようにしてください。

エンジュ(槐)の水やり、肥料の与え方

じょうろ 水やり

水やり

水に湿り気があるようであれば、降雨のみで過ごすことができます。ただ、日照りが続いて土が極端に乾燥したときは、水やりをすると安心です。

肥料

ひどくやせた土でなければ、植え付けるときに鶏糞や油かすなどを土に混ぜ込んでおけば、追加の肥料は必要ありません。ただ、葉っぱが黄色く変色したときは、肥料が足りないサインです。花の咲く前や後に、有機肥料を少し施すようにします。

エンジュ(槐)の剪定の時期と方法は?

挿し木 増やし方 剪定 切り戻し (1)

3~4月が適期です。エンジュはどんどん上に幹や枝を伸ばし、株元がすかすかになりがち。庭で育てるときは、樹高が十分になったら幹の先端を切り、大きくなりすぎないようにします。そして、頂点から円形に枝を刈り込んでいきます。また、細い枝や飛び出した枝、混み合っている枝は間引いて、風通しをよくします。

エンジュ(槐)の増やし方!種まきや接ぎ木の時期と方法は?

接ぎ木 方法 時期

エンジュは種まきと接ぎ木で数を増やすことができます。種から育てた苗木は、接ぎ木の台木としてよく利用されます。いずれの方法も、3月が適期です。

種まき

花が咲いた後についたさやから種を取り出し、翌年の春まで保管してから育苗ポットにまいていきます。まく前に、一晩水につけておくと発芽率が高まりますよ。土が乾燥しないように水やりをして管理し、発芽したら通常と同じ管理方法で育てていきます。

接ぎ木

シダレエンジュを増やすときによく行われます。台木を高さ5cmのところで水平に切り、増やしたい木の枝と台木の切り口を三角に切りそろえて接いでいきましょう。詳しい方法は、関連記事を参考にしてみてください。

エンジュ(槐)は生長の早い木

エンジュ 槐 木

エンジュは、幸福の木としてかつては多くの家の庭木として利用されてきました。今では、木が大きくなりすぎるため、あまり見られなくなってしまいました。ただ、病気や害虫の心配もなく、剪定して木の高さを制限してしまえば、決して育てることがむずかしい木ではありませんよ。シンボルツリーとして庭に植えれば、幸運を呼び込んでくれるすてきな存在になってくれるかもしれませんね。

初回公開日: 2016年02月12日