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サボテンを寄せ植えしよう!やり方や注意点、コツは?

ユニークな形からインテリアプランツとして人気の高いサボテン。100均でも販売されている手軽さから、最近は雑貨感覚でお部屋に取り入れている方も多いですよね。様々なお店でも、かわいらしい小型種をたくさん見かけるようになりました。今回は、そんなかわいいサボテンを使った寄せ植えについて、オシャレでセンスを感じる作り方や飾り方をご紹介します。

サボテンの寄せ植えとは?

サボテン 多肉植物 寄せ植え8

サボテンの寄せ植えとは、色々な種類のサボテンを1つの容器に組み合わせながら植えていくことです。サボテンは、世界中に2,000を超える種類があり、柱型や玉型など様々な見た目をしています。

また、トゲのあるものとないもの、花を咲かせるものと特徴もそれぞれ。だからこそ、タイプの違ったサボテンを寄せ植えにする楽しみがあります。

サボテンの寄せ植えを作るポイントは?

1. サボテンの形や並び方を揃える

寄せ植え初心者の方は、サボテンの形と高さにメリハリをつけて、遠近感をもたせるのがおすすめです。縦長のものを後方に、丸い小さなものを手前に配置すると奥行きがでて、こなれた印象になりますよ。

このとき、まばらに植えず、直線を意識して植えるとサボテンそれぞれの湖西を引き出すことができます。

2. 容器や土にこだわる

サボテンは水はけのよい土で育ち、種類によっては水耕栽培できるほど丈夫な性質をしています。ゼオライトで作られたカラーサンドを使って透明な容器に入れるとさわやかな寄せ植えが作れますよ。また、鉢植えの材質によっても印象がガラリと変わります。

器や土にこだわりながら、お部屋のインテリアとバランスが取れた寄せ植えを作ってみてください。

3. アクセントをつける

多肉植物 サボテン 寄せ植え5

サボテンの寄せ植えを作るとき、同じサイズや見た目の似ているものを揃えてしまうと、のっぺりとした印象になりがちです。そんなときは、大きさや高さや色合いの違うものを1つ加えるだけで、引き締まった雰囲気の寄せ植えになります。

ただ、色合いがバラバラだとごちゃごちゃしてしまうので、同系色でまとめることを心がけるとよいですよ。

サボテンの寄せ植えで準備する道具や作り方は?

オリジナル 多肉植物 寄せ植え グッズ

準備する道具

  • シャベル
  • ピンセット
  • スプーン
  • ハサミ
  • ブラシ
  • 寄せ植えに使う器
  • 鉢底石か軽石
  • サボテンや多肉植物用の培養土
  • 鉢底ネット

寄せ植えの作り方は?

多肉植物 サボテン 寄せ植え2

1. サボテンへの水やりをストップする
2. 7~10日かけてサボテンの土を乾かす

サボテン 土

3. 寄せ植えにする器の底穴に鉢底ネットを被せる
4. 鉢の底に軽石や鉢底石を敷く
5. 土を器の1/2~1/3ほど入れる

サボテン 植え替え 根

6. サボテンを鉢から取り出す
7. 根についた土をキレイに落とす
8. 黒ずんでいるなど傷んだ根があれば切りそろえる

サボテン 植え替え 根

9. 根が乾いていないようなら、さらに2~3日天日干しで乾燥させる
10. 寄せ植えにする器にサボテンを仮置きする

サボテン 鉢植え

11. レイアウトが決まったら、サボテンを植える
12. スプーンなどで株の根元やすき間に土を入れる
13. 半日陰に置き、水やりをせずにしばらく管理する
14. 7~10日ほどしたら水やりをする
15. 明るく風通しのよい場所に置く

サボテンの寄せ植え!ポイントをおさえたおすすめの飾り方は?

ブリキ缶に寄せ植えする

オシャレな寄せ植えの定番といえば、ブリキ缶を使ったアレンジ。シンプルなサボテンだからこそ、赤やさび入りなど個性的なブリキ缶がよく映えます。丸い器を使うなら、中心を高く盛るのがオシャレに見せるコツです。

木製の容器でナチュラルな雰囲気に

同じくらいの大きさで違う種類のサボテンを寄せ植えにするなら、シンプルに横並びにしてみてください。洋服のディスプレイのように、それぞれのサボテンのよさを引き出すことができますよ。缶素材ならアンティーク調に、木製の器ならナチュラルな雰囲気に仕上がります。

動物やフィギュアを住まわせる

サボテンと一緒に動物のフィギュアや人形を置いてみましょう。空いたスペースにちょこんと乗せるだけで、寄せ植えに物語が生まれます。

透明なグラスを使って清潔感を演出

透明なグラスに少しの砂を入れて、ミニサボテンを詰め込んだ寄せ植えです。直線を意識しながら、自由な組み合わせを楽しめます。すけ感があるので、清潔感があるうえ、ほかのインテリアの邪魔にならないところもポイントです。

アクセントやサボテンの背丈を意識する

色々なサボテンを使った欲張りな寄せ植えは、アクセントや大きさの違いをだすことが大切。ところどころ背の高いサボテンを入れるだけで、まとまりがでてきます。また、柱サボテンのように高さのあるものを加えるのもオシャレに見せるコツです。器は、底の浅いものを選ぶとよいですよ。

横一列にするとかわいい

100均でも手に取れるミニサボテンをたくさん植える寄せ植えは、配置を工夫するのがおすすめです。数字や英字は直線的なので、サボテンを配置して作り出しやすいです。ラッキーナンバーを形作れば、ご利益があるかもしれませんね。

カラーサンドを使ってカラフルに

使っていないガラスのコップや食べ終わった後のジャムの空き瓶など、サボテンの寄せ植えにピッタリの容器は身の回りにたくさんあります。

でも、そのまま土に植えてしまうのはちょっとさびしい…。そんなときこそカラーサンドを活用してみてください。周りにマスキングテープを貼って装飾すれば、オリジナリティーあふれる寄せ植えが作れますよ。

サボテンの寄せ植えの育て方のポイントは?

サボテン 寄せ植え

サボテンの寄せ植えが完成したら、いよいよ育成を楽しんでください。寄せ植えを長持ちさせるポイントは、日当たりのよい窓辺に置き、生育サイクルに合った水やりをすること。

育て方になれないうちは、毎日サボテンたちの様子をみて、枯れていないか、しおれていないかなど観察していると変化に気づけるようになり、病気や枯れを防止できるかもしれません。

また、寄せ植えは1つの鉢にいくつものサボテンを植えているので、1株が育つスペースは狭くなり、根詰まりを起こしやすくなっています。サボテンそれぞれの生育を見ながら、早いものでは4ヶ月、遅くとも1年後にはバランスを整えたり、株を植え替えたりしていきましょう。

サボテンの寄せ植えの注意点は?

サボテンは高温で乾燥した環境を好み、多湿を嫌うものが多いです。寄せ植えにすると、株同士の間隔が狭くなり、蒸れてしまいやすくなります。株通しの距離をあけるか、風通しのよい場所に置くようにしましょう。

また、高低差のある寄せ植えは、背の高いサボテンが背の低いサボテンへの日差しを遮ってしまう恐れも。ときどき器の向きを変えて、まんべんなく日光に当たるようにしてあげてくださいね。

サボテンの寄せ植えは大きさと形選びが大切

サボテン 寄せ植え

サボテンのよいところは、種類が豊富で大きさや形を選びやすいところです。たとえ同じ種類であっても、組み合わせ方によって違った表情が生まれ、アレンジの幅が広がります。だからこそ、最終的な構図をイメージしてサボテンを大きさや形にこだわって選ぶことが大切になります。色々な飾り方を楽しみながら、毎日眺めたくなるオシャレな寄せ植えを作ってみてくださいね。

更新日: 2023年02月22日

初回公開日: 2016年01月12日

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