暑い夏が過ぎると芸術の秋がやってきますね。ただ、寒くなるにしたがって、華やかな花は減ってしまうので、ブーケに何を使ったらいいのか迷ってしまいませんか?そこで今回は、ブーケに似合う花言葉を持つ秋の花を8種ご紹介します。
1. カトレア
花言葉:『あなたは美しい』『優美な女性』『純粋な愛』
カトレアは、10~2月に花を咲かせる蘭の1種で、「蘭の女王」とも呼ばれるほど優雅な花姿をしているのが特徴です。紫や黄色など色数も豊富で、自分好みの色をしたブーケを作ることができますよ。花の色を1色にして、ラウンド型に仕立ててもらうのが人気です。
開花時期 | 10~2月 |
花の色 | 黄・紫・ピンク・白・黄など |
2. リンドウ
花言葉:『誠実』
リンドウは秋を代表する日本の花で、青紫色をした筒状の花がシックな印象を演出してくれます。白と淡い青色のツートンカラーが美しい品種もあり、和装のブーケにもよく用いられていますよ。白いバラやラナンキュラス、ダリアなどと合わせるのがおすすめです。
開花時期 | 9~11月 |
花の色 | 青・紫・ピンク・白 |
3. ダリア
花言葉:『華麗』『優雅』『気品』
大輪から小輪までサイズが豊富で、一重咲きや変化咲きなど花姿の種類が多いダリアは、秋のブーケに定番の花の1つです。白は「感謝」「豊かな愛情」、赤は「華麗」「栄華」、黄色は「優美」と色ごとにも花言葉を持っているので、込めたい思いによってブーケのテーマカラーを決めるのも楽しそうですね。
開花時期 | 7~10月 |
花の色 | 赤、白、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色など |
4. グラジオラス
花言葉:「思い出」
葉の形が剣に似ていることからその名前がついたグラジオラスは、縦に並んで花を咲かせるのが特徴です。色によって違う花言葉を盛っており、特にピンクの「たゆまぬ努力」「ひたむきな愛」「満足」と、紫の「情熱的な恋」という花言葉はブーケにぴったりですね。ヨーロッパでは、人目を忍んで会っていた恋人たちが、この花の数で待ち合わせ時間を知らせていたという風習があったそうですよ。
開花時期 | 6~10月 |
花の色 | 赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、緑、複色など |
5. ブバルディア
花言葉:『幸福な愛』『愛の誠実』『情熱』『夢』
ブバルディアは香りのいい十字型の花を咲かせる秋の花です。アレンジメントや切り花として人気があり、特に白いブバルディアはブライダルブーケによく用いられます。花が小ぶりなので、ブーケの主役というよりは、ガーベラやバラと一緒にブーケを仕立ててもらうと華やかな印象を演出することができますよ。
開花時期 | 10~11月 |
花の色 | 赤、ピンク、白、紫 |
6. ピンポンマム
花言葉:「真実」「高貴」
ピンポン玉のように丸い花を咲かせるキクの1種で、和風にも洋風にもアレンジができると近年人気の花です。キクと聞くと、法事などを思い浮かべてしまいますが、ピンポンマムならかわいらしいブーケを作ることができますよ。花色も豊富なので、違う色のピンポンマムを組み合わせて、まるでお菓子のようなパステルカラーのブーケを作るのがおすすめです。
開花時期 | 9~11月 |
花の色 | 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、緑、複色など |
7. プルメリア
花言葉:『気品』『恵まれた人』『ひだまり』『内気な乙女』
南国リゾートの雰囲気漂わせるプルメリアは、ハワイではレイに使われる花です。満月の夜明けにプルメリアの花でレイを作って好きな人に渡すと、その夢が叶うという言い伝えがあるのもロマンチックですよね。プルメリアで作ったブーケなら、「恵まれた人」という花言葉と合わさって、結婚式の幸せな気持ちを表現できそうですね。
開花時期 | 6~10月 |
花の色 | 白、ピンク、赤、オレンジ、黄、複色など |
8. ネリネ
花言葉:『また会う日を楽しみに』『華やか』『輝き』『幸せな思い出』『忍耐』『箱入り娘』
ネリネは、花弁が宝石のようにキラキラと輝いてみえることから、ヨーロッパでは「ダイヤモンドリリー」の名前で親しまれている花です。バラなどの華やかな花と色を合わせて使うと、ブーケのアクセントになりますよ。
開花時期 | 10~12月 |
花の色 | 白・ピンク・赤・オレンジ・紫・複色 |
秋の花でブーケを作ろう!
秋の花といえばコスモスのイメージが強いですが、華やかなものが多い春とはまた違った、味わいのある花が秋には咲きます。秋に開花時期を迎える花を使ってブーケを作れば、季節感も感じられてステキですね。自分のイメージに合った花をぜひ見つけてみてください。
更新日: 2021年09月01日
初回公開日: 2015年07月22日