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アヤメ(文目/菖蒲)の花言葉とは?ショウブやカキツバタとの違いは?

アヤメは、山野中の草地に自生する植物です。紫色をした独特の花姿が印象的で、生け花の花材などとして古くから親しまれてきました。しかし、仲間のショウブやカキツバタと見た目が似ており、区別するのがむずかしいことも…。そこで今回は、アヤメの花言葉と、ショウブやカキツバタとの違いについてご紹介します。

アヤメ(文目/菖蒲)の花言葉は?

紫色のアヤメの花の画像

『よい便り』『メッセージ』『希望』

同じアヤメ科のアイリスと同じ花言葉をもっています。「よい便り」「メッセージ」は、虹を渡って神々の国と地上を行き来する女神イリスに由来します。「希望」はイリスが渡る虹のイメージにちなんで付けられた花言葉です。

アヤメ(文目/菖蒲)の学名・原産国・英語

学名
Iris sanguinea
科・属名
アヤメ科・アヤメ属
英名
Iris
原産地
北半球
開花期
4~6月
花の色
紫、白
別名
文目、菖蒲、綾目(アヤメ)

アヤメ(文目/菖蒲)とは?どんな花を咲かせる?

アヤメ 菖蒲 花 紫

アヤメは、低山から高原の明るい場所で見ることができる植物です。草丈30~60cmに生長し、高く伸びた茎の先に1~3輪花を咲かせます。花びらは中心に6枚、外側に3~4枚あり、反り返って独特の形をしています。花の付け根は色が薄くなっており、網目が入っていることが特徴です。葉っぱは細長く、まっすぐ立つように生えています。

名前の由来

葉っぱが並列に立っている姿が、木目に合われる「文目」という模様を思わせることが名前の由来となっています。この名前は、胸に縞の入ったホトトギスを「文目鳥(アヤメドリ)」と読んでいたこととも関連するとされています。

アヤメ(文目/菖蒲)とショウブ、カキツバタとの違いは?

「いずれがあやめ、かきつばた」という言葉の通り、アヤメは、同じアヤメ科のショウブ、カキツバタと花姿が似ています。そのため、湿地で育つ植物と思われたり、間違えられることもしばしば。そこで、以下におおまかな違いをご紹介します。

アヤメ ショウブ カキツバタ
花色 紫、白 赤紫、紫、絞り、複色 青紫、紫、白
花姿 外側の花びらに黄色の模様
花びらの付け根に網目
網目がない
花びらの付け根に黄色い模様
花びらの付け根に白い模様
葉っぱ 葉脈が見られない
細い
葉脈が表に1本、裏に2本 葉脈が目立たない
幅広
草丈(cm) 30~60 80~100 50~80
自生地 山野の草地 湿地 水中や湿地
開花時期 5~6月 5~6月 5~6月

アヤメ(文目/菖蒲)の種類や品種は?

アヤメ 文目 綾目 菖蒲 地植え アイリス

戸畑アヤメ

明治末期まで、北九州戸畑地区の原野にしか自生しておらず、その後絶滅したと考えられていた品種です。草丈が10~15cmととても低く、紫色の花は葉っぱよりも低い位置に咲きます。日本原産のアヤメの1つです。

三寸アヤメ(チャボアヤメ)

3~4月に6~8cmほどの花を咲かせる品種です。草丈10~20cmと低く、姿がチャボのように見えることから、「チャボアヤメ」という別名が付けられました。

ヒオウギアヤメ

北海道~中部地方に分布する品種で、8cmほどの大きな花を咲かせます。草丈は60~70cmと高く、葉っぱが幅広いことが特徴です。朝に咲いた花は夕方には枯れてしまいます。

サキガケアヤメ

通常のアヤメよりも開花期が早いことが特徴で、濃い紫色の花を咲かせます。草丈は70~80cmほどと高く、葉っぱがピンと尖っていることが特徴でです。

アヤメ(文目/菖蒲)と似ている花との違いを知ろう

紫色のアヤメの花の画像

アヤメがどんな植物かを知ることで、ハナショウブやカキツバタなど、花姿が似ている植物とも見分けがつくようになります。一番の特徴は、花びらの付け根にある網目模様ですよ。すっとした草姿と、気品を漂わせる紫色の花を家に飾って、楽しんでみてください。

初回公開日: 2015年12月06日