ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

シクラメンの花言葉や種類、品種は?色の意味や開花時期は?

冷たい風が吹きはじめると、お花屋さんの店頭にはシクラメンの鉢植えが並ぶようになりますよね。赤、紫、ピンク、白と色とりどりに咲く花が、寂しくなるプランターや庭に彩りを加えてくれます。

今回は、そんなシクラメンの花言葉や色ごとの意味、種類、品種、開花時期などについてご紹介します。

シクラメンとは?学名や原産国、英名は?

学名
Cyclamen persicum
科・属名
サクラソウ科・シクラメン属
英名
Cyclamen
sow bread(雌豚のパン)
原産地
地中海、ヨーロッパ地方
開花期
10~5月
花の色
ピンク、白、赤、黄、青、紫
別名
豚の饅頭(ブタノマンジュウ)
篝火花(カガリビバナ)

シクラメンとは冬に花を咲かせるサクラソウ科・シクラメン属の多年草です。地中海地方が原産地で、冬から春に欠けて花を咲かせます。

シクラメンの学名は、種ができると花の茎が円を描くようにくるくると巻き込む姿に由来してつけられました。

シクラメンの和名は2つあって、1つはもともとシクラメンの根をブタの餌としていたことから豚の饅頭、2つ目は篝火のような花びらをしていることから篝火花(かがりびばな)と呼ばれるようになりました。

シクラメンはどんな花を咲かせる?開花時期や見頃の時期は?

シクラメンは細く伸びた茎の先にひらひらとしたまるで蝶のような花を咲かせます。篝火花という和名の由来にもなってように、篝火のような花びらと表現されることもあります。

他には、花びらの縁が波打つフリル状の種類もあり、花色や花の形の種類はさまざまです。

また、シクラメンはもともと涼しい時期に開花期を迎えるので、日本では秋の終わりから春にかけてに花を咲かせます。一番の見頃は冬の時期です。

一方、高温で湿度の高い環境を苦手とするため、日本の梅雨から真夏の期間を苦手としています。苦手な時期になると花を枯らして葉っぱだけの状態になり、できるだけ活動を減らして休眠状態で夏を越そうとします。

シクラメンの花言葉とは?

『遠慮』『内気』『はにかみ』『気後れ』

● 色別の花言葉
赤色:『嫉妬』
白色:『清純』
ピンク色:『憧れ』『内気』『はにかみ』

シクラメンは5枚の花びらを反り返らせて、下向きに花を咲かせます。この姿がどこか恥ずかしそうな様子であることから、「遠慮」「内気」といった気恥ずかしい気持ちを表す花言葉が生まれました。

ただ、シクラメンの「シ・ク」は、「死・苦」という不吉な言葉を連想させることから、縁起が悪いとしてお見舞い用の花には適しません。

シクラメンの種類や品種は?

シクラメンは、人気の花ということもあり、品種改良が盛んに行われています。そのため、花の大きさ、花びらの色、花びらの形のバリエーションが豊富です。

花の大きさは、販売しているお花屋さんやメーカーによって分類方法は違いますが、主に4号以下の小ぶりのものは「ミニシクラメン」と呼んで販売されることがよくあります。

次にシクラメンの代表的な品種をいくつかご紹介します。

フローレット・ピンク

「サットン・パペット・ピンク」という品種に、野生の「ペルシカム」という品種を掛け合わせて作られた小型品種です。高さ10〜12cmに生長し、縁が波打ったピンク色の花を咲かせます。

いづものかおり

高さ10〜15cmとやや大型のシクラメンの品種です。中心が濃いピンク、周りは薄いピンクと2色の花びらが美しく、濃い緑色の葉っぱをたくさん生やします。

フローレット・ホワイト

「ザルトローザ・ミット・アウゲ」と「ペルシカム」を交配して作られた小型品種です。中心が紅紫色、周囲が淡いピンク色の花は、強い香りを帯びています。

シクラメンは冬の室内を賑やかにしてくれるお花

シクラメンは、冬の間も咲いている貴重な花です。どうしてもさびしくなりがちな季節に、鉢が1つ家の中にあると心が朗らかな気持ちになるから不思議なもの。

赤やピンク、黄色など明るい色あいが多いところもシクラメンの魅力。自分の好きな色の花を1つ買って目の届く場所に飾れば、冬もあたたかな気持ちで過ごせそうですね。

参考文献: 農林水産省 『品種登録ホームページ』

 

初回公開日: 2015年05月14日