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クジャクサボテンの育て方!挿し木や植え替え方、花言葉や種類は?

クジャクの羽のような大きな花を咲かせるクジャクサボテン。熱帯雨林の森の木や岩に生えており、強い香りを放つ月下美人をはじめ様々な種類があるんですよ。今回は、そんなクジャクサボテンについて、植え替えや挿し木の方法など育て方と花言葉をご紹介します。

クジャクサボテンの花言葉!意味や由来は?

『艶やかな美人』『儚い美』『儚い恋』『一途な恋』『繊細』『快楽』

クジャクサボテンは、存在感のある大きな花を咲かせるサボテンの仲間です。「艶やかな美人」は、そんなクジャクサボテンの花の美しさを表す花言葉となっています。「儚い美」「儚い恋」は、そんな美しい花が1日で枯れてしまうほど短命な様子に由来しています。

クジャクサボテンの学名・原産国・英語

学名
Epiphyllum
科・属名
サボテン科・エピフィルム属
英名
Orchid cactus
原産地
メキシコ南部~アルゼンチン
開花期
5~6月
花の色
白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫
別名
オーキッド・カクタス

クジャクサボテンとは?どんな花を咲かせるサボテン?

クジャクサボテン

クジャクサボテンとは、サボテン科・エピフィルム属に分類される常緑性の多年草です。世界中に数百種類の品種があるとされ、草丈30cmくらいの小型なものから1mほどの大型なものまで見た目は様々です。縁がギザギザした昆布のように茎が平たい茎をまっすぐ上に伸ばして生長します。一般的なサボテンのように鋭いトゲは生えていません。花は直径5~30cmで赤や白、黄色、ピンク、オレンジ、紫色など色や見た目は多彩です。光沢のある透けたような薄い花びらが重なって付いており、絹糸のような繊細な雄しべが生えています。

クジャクサボテンの種類や品種は?

クジャクサボテンは、ノパルホキア属の種類を元に、近縁のサボテン科の植物数属と属間交配して作り出されたものです。主な種類には京花火、天女の舞、シンデレラ、金麗の舞、乙女の祈り、白鳳などがあります。この他にも、夜に真っ白な花を咲かせる月下美人は、クジャクサボテンの代表品種として知られています。

クジャクサボテンの育て方のポイントは?

季節によって置き場所を変えて育てていくことが大切です。野生のクジャクサボテンは、温かい森林の中の木や岩にくっついて育ちます。そのため、強い日差しと冬の寒さは苦手です。よく育つ5~9月は、屋外の風通しがよい半日陰に置きます。そして、最低気温が10度を下回るようになったら、室内の日当たりがよい場所に移動させていきます。

クジャクサボテンの苗植えの時期と方法は?

クジャクサボテン2

クジャクサボテンは、季節によって環境を変えることから、鉢植えにして育てていきます。5~6月に一回り大きな鉢に植えていきましょう。土は、市販のサボテン用培養土を使うか、赤玉土(中粒)5:腐葉土3:堆肥2の割合で混ぜた土がおすすめです。

  1. 鉢底石を厚めに敷く
  2. 土を1/3ほど鉢に入れる
  3. 根に付いた土を崩さず、苗を植える
  4. 周りに土を入れて苗を安定させる
  5. たっぷりと水やりをする

クジャクサボテンの水やり、肥料の与え方は?

水やり じょうろ 屋外 庭

水やり

湿度が高い環境だと根腐れを起こして枯れてしまううえ、花やつぼみに水がかかると傷んでしまいます。基本的には、乾燥気味に管理し、株元に注ぐように水やりをします。3~7月頃は土の表面が白く乾いたら、真夏は土の表面が乾いて1~2日置いてからが水やりのタイミングです。冬は、気温が5度を下回るようなら水やりをストップします。

肥料の与え方

少ない肥料でもクジャクサボテンはよく育ちます。5~7月は化成肥料を株元に1回置くか、規定量より薄めた液体肥料を10日に1回ほどのペースで与えれば十分です。

クジャクサボテンの剪定の時期と方法は?

軍手 剪定はさみ

高さを抑えたいときは、7~9月に勢いよく伸びる新芽の先端を切ります。伸びすぎた茎は適宜切ってかまいませんが、充実した茎に花が付くので、切りすぎには注意してください。

クジャクサボテンの植え替えの時期と方法は?

クジャクサボテンの植え替えは、2年に1回を目安に行います。9月中旬~10月上旬が適期です。

根に付いた土を1/3~1/2ほど落とし、長く伸びた根や傷んでしまった根を切ります。そして株を2~3日ほど陰干しをしてから、一回り大きな鉢に植え替えていきます。植え替えてすぐは、株が倒れないよう鉢の周りにあんどん支柱を立てるとよいですよ。また、植え替え後は10日ほどたってから水やりをしてください。

クジャクサボテンの増やし方!挿し木の時期と方法は?

挿し木の適期は、5~7月頃か9月下旬~10月上旬頃です。茎を15~20cmほど切り、日陰で1週間ほど乾かした後、赤玉土(小粒)や鹿沼土を入れた育苗ポットに挿します。10日ほどしたら水を与え、明るい日陰で管理していくと、1ヶ月ほどで根が生えて鉢植えにして育てていけます。

クジャクサボテンの栽培で注意する病気や害虫は?

虫除け 水やり 防虫 葉水 霧吹き スプレー

病気の心配はとくにありませんが、ナメクジやカイガラムシといったの害虫が発生することがあります。ナメクジは6~10月頃に発生し、新芽や花芽を食べてしまいます。夜に活動し、昼間は石や鉢の下に隠れているので、被害にあったときは探しだして駆除してください。カイガラムシは植物の汁を吸う害虫で、株を弱らせてしまいます。幼虫は薬剤で駆除できますが、成虫は薬が効きづらいので、見つけ次第に歯ブラシなどで茎からこすり落としましょう。

クジャクサボテンは美しい花を咲かせるサボテン

クジャクサボテン

赤やピンクなどトロピカルな色合いの豪華な花を咲かせるクジャクサボテン。サボテンでありながら花を観賞できることから、鉢花のような雰囲気を楽しむことができます。また、寒さにさえ気をつけていれば、育てる手間はそれほどかからないところも人気のポイントです。周りを華やかに彩ってくれるので、玄関先に1鉢置くと存在感がありますよ。

初回公開日: 2016年07月28日