あたたかい季節になると、街中は色とりどりの花や新緑でいっぱいになります。そんなすがすがしい季節は特に、家でも観葉植物を育てたいなと思いませんか?今回は家族が集まるリビングにおすすめの観葉植物を、育てやすさや風水を考えて8つご紹介します。
リビングに置く観葉植物の選び方のポイントは?
リビングに観葉植物を置くときの注意点
リビングの広さ、日当たり、風通しの3つが選ぶポイントです。空間的に余裕がある場合は、1~1.5mほどの背丈がある大きな観葉植物がおすすめですが、少し狭いリビングの場合、小ぶりの鉢に植えた背丈が1m未満の観葉植物が適しています。日当たりと風通しで観葉植物の生育が変わるので、適したものを選んでくださいね。
風水におけるリビング
風水では、リビングは「家庭運に影響を与える場所」と考えられています。家電製品は気を乱してしまうため、落ち着きを与えてくれる丸い葉や気を優しく沈めてくれる、葉が下を向いた「陰」の観葉植物がおすすめです。
1. クワズイモ
英語名で「Elephant Ear(象の耳)」と呼ばれるクワズイモ。大きくてやわらかい葉っぱが、リビングに癒しを与えてくれますね。
まっすぐ大きく育つので、狭いリビングにも合います。暑さ、寒さにも比較的強く、育てやすい観葉植物ですが、水をやりすぎると根腐れを起こしてしまうので注意が必要です。名前の通りサトイモ科の植物ですが、「食わず芋」の名前の通り、毒性があるので食べることはできません。
2. サンスベリア
厚みのある剣状や棒状の葉を、まっすぐ上に向かって伸ばすサンスベリアを置くと、部屋がシャープな印象になりますね。狭いところでもすっきりと見せてくれますよ。
マイナスイオンを発生させる植物として有名なので、家族が集まるリビングには最適です。日光をよく好みますが、寒さには弱いので、半日陰で育ててあげてください。
3. フェニックス・ロベレニー(シンノウヤシ)
ヤシの木なので大きく育ち、広いリビングをおしゃれな空間にしてくれます。日光が大好きなので日当たりの良い所に置きましょう。ただ、乾燥には弱いので、土が乾いたら鉢底から水があふれるほどたっぷりと水を与えてあげます。
4. ワイヤープランツ
細い枝から丸みを帯びた小さな葉をたくさん茂らせるワイヤープランつ。かわいらしいと人気の観葉植物です。暑さには強く、日光に当てるとぐんぐんと大きく成長します。リビングの窓際におすすめです。小さいので場所を選ばないのも嬉しいポイントですね。かわいいお部屋にぴったりです。
5. スパティフィラム
光沢が美しい、生い茂った葉が印象的な観葉植物です。観葉植物には珍しく葉の間から花茎がすっと伸びて白い花を咲かせてくれるので、育てがいもありますよ。半日陰のレース越しのカーテン付近に置くのがおすすめです。
根詰まりしやすく、一回り大きな鉢に植え替えてあげることが必要です。株分けなどをしてたくさん増やすこともできます。
6. フィカス・ベンジャミナ
リビングに置く観葉植物の定番ともいえるほど人気のフィカス・ベンジャミナ。2~3本の茎をひねらせ、光沢のある葉っぱを広げます。風通しが良い、明るいリビングにおすすめです。小さなものから大きなものまでいろいろなサイズがあるので、リビングにあったサイズを選びましょう。
7. ポトス
ポトスは初心者の方にも育てやすい観葉植物です。葉をつけたツルが下に長く伸びます。葉の色も豊富で、斑の入ったものから濃い色・薄い色まで様々です。
日陰でも育つので、場所を選びませんよ。伸びた茎を切り、挿し木にして増やすこともできます。切った所からまた新しい葉が出てくるので、長い期間楽しむことができますね。窓際に置いたり、カーテンレールにつるしたりするのもおすすめです。
8. オリヅルラン
細く長い葉が涼しげな印象を与えてくれるオリヅルラン。直射日光が苦手で、半日陰でもよく育ちます。釣り鉢などに植えると、上からぶら下げて飾ることもできます。葉の間から花茎をのばし、その先に子株が付くという珍しい観葉植物で、子株を切ることで簡単に増やすことができますよ。
リビングに観葉植物を飾って癒しの空間へ
観葉植物はすぐに枯れてしまうので苦手…と思っている方もいるかもしれませんが、育てやすいものや環境に適したものを選ぶと、意外と簡単に育てることができますよ。リビングのグレードアップにもなります。
心に潤いを持つことができる観葉植物を飾ってみてはいかがでしょう?観葉植物を置くことで、素敵な空間に早変わりすること間違いありません。
更新日: 2023年07月05日
初回公開日: 2015年05月23日