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ベビーリーフとは?栄養や種類は?収穫と保存方法は?

ベビーリーフは、彩りを添えるだけでなく、栄養価も抜群。いつものサラダをリッチにしてくれる、ちょっとぜいたくな野菜です。甘み、シャキシャキ感などを楽しめるところも人気の秘密なんですよ。今回は、そんなベビーリーフの栄養や種類、収穫と保存方法についてまとめました。

ベビーリーフとは?

ベビーリーフとは、発芽後30日ほどで収穫した野菜やハーブの若い葉っぱのことです。北イタリアでスカロール、エンダイブ、レタス、マーシュ、トレビス、ダンディライオン、ルッコラの種を混ぜてまいたことがはじまりとされ、イタリアでは「ミスティカンツァ(混ぜ合わせ)」、フランスでは「ムスクラン(7種混合)」などと呼ばれています。

1980年代からアメリカの大手スーパーマーケットに並ぶようになり、その後イタリアンやフレンチの付け合わせとして日本に伝わりました。収穫したものは切ったりちぎったりせずに、サッと洗ってそのまま使える手軽さから、サラダや料理のトッピングに重宝されます。

ベビーリーフの栄養は?

ベビーリーフ 種類 野菜 葉っぱ いっぱい 栄養素

ベビーリーフは、生長途中の若い葉っぱで、生育に必要な栄養がたっぷりとつまっています。また、数種類の野菜やハーブが混ざっているので、一度にいろいろな栄養素を効率的にとることができます。

たとえば、サニーレタス単品に含まれるビタミンCの含有量は100g当たり17mgほどですが、ベビーリーフの場合は100g当たり36mgと約2倍になります。

また、βカロテンは、サニーレタス100g当たり2,000㎍に対して、ベビーリーフは1.5倍の3,600㎍も含まれています。ほかにも、日常生活で不足しがちなカルシウム、葉酸、鉄分といった栄養もバランスよく含み、生食60gで1日の野菜摂取量とほぼ同じ栄養を摂取することができます。

ベビーリーフの種類は?

レタスリーフレタス

ベビーリーフと呼ばれるものに決まった植物はなく、やわらかい幼葉はすべて「ベビーリーフ」として使えます。注目されはじめたのはごく最近のことで、日本人の好みに合わせたオリジナルブレンドの種袋が多く出回り、30種類以上の野菜やハーブのベビーリーフが手軽に楽しまれています。以下に、ベビーリーフによく使われる野菜をいくつかご紹介します。

リーフレタス

レタス リーフレタス

「葉チシャ」とも呼ばれる、丸まらないタイプのレタスです。玉レタスよりも栄養価が高く、緑色の「ロログリーン」や赤茶色の「ロロロッサ」は、ベビーリーフに必ずといっていいほど入っています。

マーシュ(コーンサラダ)

ヨーロッパ原産の緑黄色野菜です。えぐみのない淡泊な味が特徴で、サラダによく用いられます。「ラムズレタス」「ノヂシャ」とも呼ばれますが、レタスではなく秋の七草の1つであるオミナエシの仲間です。

ルッコラ

ルッコラ

ルッコラは、ゴマ油に似た風味が特徴の、地中海沿岸原産のハーブです。若芽の頃でもよい香りを持っており、和洋問わずどんな料理とも相性がよいことから、パスタや肉料理の風味づけや、豆腐、汁物の薬味に便利です。

マスタードリーフ

縮れた葉がふわっとした食感で、ワサビのようなさわやかな辛味がクセになる野菜です。マスタード代わりにサンドイッチに挟んだり、豚肉を炒めたり、いろいろな方法で楽しめますよ。カレーの口直しにもよく添えられます。

ミズナ(水菜)

水菜

「京菜(きょうな)」「千筋菜(センスジナ)」とも呼ばれる日本原産の野菜です。ベビーリーフは、シャクシャクとした食感が楽しめます。

ホウレンソウ

ほうれん草 ホウレンソウ

日本特有のベビーリーフの1つで、和食のみならずグラタンやキッシュ、ナムルなど、和洋中に使える万能野菜です。若い葉には、えぐみのもとになるシュウ酸が少なく、生食でもおいしく食べられます。

ベビーリーフの収穫と保存方法は?

収穫の時期と方法

草丈が10~15cmくらいになったら、中心の葉を1~2枚残して葉っぱを摘み取っていきます。リーフレタスなど、中には刃物を使うと切り口が酸化して変色するものもあるので、必要なときに必要な量だけ手摘みにするのが一番です。

保存方法

葉物野菜は鮮度の低下が早く、ベビーリーフは特に日持ちがしません。収穫したものは、そのまま冷蔵庫に入れず、以下の手順で野菜室に保存し、2~3日ごとにキッチンペーパーを交換すれば、1週間前後はみずみずしさを保てます。

1. ボールに水をはり、ベビーリーフをサッと水洗いする
2. 両手で水から引き上げ、1~2回振って軽く水気を切る
3. キッチンペーパーを敷いたタッパーに入れる
4. 湿らせたキッチンペーパーを上から被せ、ふたをする

ベビーリーフはサラダに便利

ベビーリーフ 葉っぱ 野菜

サラダをおいしく食べるには、見た目や味以外に、食感も大切です。ベビーリーフのようにいろいろな葉っぱが混ざっていれば、かむたびに食感が変わって、食べても飽きがきませんよ。風味の違いをひとつひとつ確かめながら、じっくりベビーリーフを味わってみてくださいね。

初回公開日: 2015年10月26日