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マンデビラの育て方|冬越しや摘心、挿し木の方法は?

真夏の暑さに負けず、つるをどんどん伸ばして花を咲かせ続けるマンデビラ。多年草ですが、南米が原産なので寒さには弱く、冬の過ごし方が長く育てるポイントになっていきます。うまく育てれば、毎年南国の雰囲気をもつ花を楽しめますよ。今回は、マンデビラの育て方について、冬越しや剪定の方法などをご紹介します。

マンデビラの育て方のポイントは?

日当たりのよい場所を選び、剪定と摘心を繰り返して樹形を整えるのがポイントです。日当たりが悪いと、葉っぱが黄色く変色することがあり、花付きも悪くなってしまいます。また、どんどんつるを伸ばし、知らぬ間に必要以上の大きさになってしまいます。摘心を繰り返して、たくさんのわき芽を生やしていきましょう。

マンデビラの苗植えの時期と方法は?

マンデビラ

5~6月が苗植えの適期です。地植えにもできますが、8度以上の気温がないと枯れてしまうので、一年草感覚で育てるようにしてください。長く育てたい方は鉢植えがおすすめです。

鉢植えは、苗よりも1回り大きな鉢に植え付けます。地植えは、苗よりも1回り大きな植え穴を掘って植えます。いずれの場合も、根に付いた古い土は軽く落とすようにするとよいですよ。

マンデビラの土作り、水やり、肥料の与え方

土作り

水はけのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小~中粒)6~7:腐葉土3~4の割合で混ぜた土がおすすめです。市販の草花用培養土を使うときは、バーミキュライトを混ぜて水はけをよくしましょう。地植えは、植え穴を掘った土に腐葉土を混ぜ込みます。

水やり

乾燥には強いですが、水が多すぎると根腐れを起こしてしまいます。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。ただし、冬は生育が衰えるので、乾燥気味に管理してください。地植えは、一度根付いてしまえば特に水やりの必要はありません。

肥料の与え方

たくさんの花を長期間咲かせる分、肥料をたくさん必要とします。植え付けてから花が枯れるまでの間は、2~3ヶ月に1回ゆっくりと効く緩効性化成肥料を株元にばらまくか、10~15日に1回液体肥料を水やり代わりに与えます。

マンデビラの剪定!摘心と誘引の時期と方法は?

マンデビラ

マンデビラは生育が早く、どんどんつるを伸ばして生長します。ある程度つるが伸びてきたら、フェンスやあんどん支柱に、つるをまきつけていきましょう。反時計回りで横方向に誘引するのがポイントです。また、伸びすぎたつるは先端を切り取り、わき芽を生やすことで株がこんもり茂り、花付きがよくなります。

マンデビラの冬越しの方法は?

つるが伸びた株は、冬を迎える前の10月に、株元から20~30cmほどのところで強く切り戻します。そして、地植えのものは掘り上げ、5~6号鉢に植え直して室内に取り込みます。室内では、日当たりのよい場所で乾燥気味に管理し、翌年の5~6月になったら再び屋外に出して管理してください。

マンデビラの増やし方!挿し木の時期と方法は?

5月~9月頃に、茎を2節くらいつけて切ります。そして、切り口から出てくる白い乳液を洗い流してから、バーミキュライトなどの清潔な土に挿しましょう。ただし、発根しづらいので、何本も試した方がよいですよ。

マンデビラの花を毎年楽しもう!

マンデビラ

マンデビラは、耐寒温度は10度以上と、暖地でも屋外では冬を越すことのがむずかしい花です。ただ、うまく冬を越した株は、翌年さらに旺盛に生長し、ぐんぐん大きくなりますよ。何個か株を育てて、緑のカーテンに仕立ててみると、夏らしいインテリアになります。ぜひ、試してみてくださいね。

更新日: 2022年10月19日

初回公開日: 2016年02月19日

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