きれいな花はもらうとうれしいけれど、枯らしてしまうから苦手…。そんなときは自分でプリザーブドフラワーにして、きれいな姿のまま飾っておくのがおすすめです。風通しのよい日陰で管理すれば、2~3年の長い期間楽しめることから、結婚祝いなど大切な方へのプレゼントにも喜ばれますよ。今回は、プリザーブドフラワーに人気の花材を6種ご紹介します。
プリザーブドフラワーの花材を選ぶポイントは?
プリザーブドフラワーの花材には、花びらや茎がしっかりしているものがおすすめです。年間を通して生産数の安定しているものがよく選ばれます。メインとなるものは圧倒的にバラが多く、次いでカーネーション、洋ランが人気です。
プリザーブドフラワーにおすすめの花材6選!
プリザーブドフラワーはアレンジメントやリースに利用するので、メインとなる華やかな花材と、脇に添える引き立て役の花材を用意します。ウェディングブーケや家族からの贈り物など、大切にとっておきたい花をプリザーブドフラワーにすれば、長く思い出を残すことができますよ。以下に、プリザーブドフラワーにおすすめの花材を6種ご紹介します。
1. バラ(薔薇)
「花の女王」として知らない人のいないバラ。剣弁咲き、丸弁咲き、カップ咲き、ポンポン咲き、ロゼット咲きと、花の形はたくさんあり、色々な雰囲気のプリザーブドフラワーを楽しむことができますよ。真っ白なバラを青色に染め上げれば、男の子の出産祝いにもなりますね。
2. ガーベラ
ガーベラは、「希望」などポジティブな花言葉をもつことから、花束によく利用される花です。プリザーブドフラワーにするなら、送別会のプレゼントにおすすめですよ。花の形がシンプルなので、男性へも贈りやすいと人気です。
3. ラナンキュラス
ラナンキュラスは、たくさんの花びらが重なりあう姿がかわいらしい春の花です。ガーベラ同様、花色にかかわらずポジティブな花言葉をもっていることから、縁起がよい花として結婚式のブーケによく使われます。バラではちょっと気取りすぎ…というときに重宝しますよ。
4. カーネーション
母の日の花といえばカーネーション。遠方に住む両親に花を贈りたいときは、プリザーブドフラワーのアレンジメントを贈ってみてはいかがでしょう。クリアボックスに入ったものなら、花びらが崩れる心配もなく安心です。
5. ダリア
ダリアは、15世紀のアステカ帝国では神聖な花として栽培されていたほど歴史の古い植物です。バラ同様に花の形が豊富で、数多くの品種が存在します。市販品はあまり出まわらないので、自分でプリザーブドフラワーにしたものをアレンジメントにすれば、めずらしいプレゼントに仕上がりますよ。バケツ型の容器との相性は抜群です。
6. トルコキキョウ
ドレスのすそが広がるような花びらが優雅な印象を与えるトルコキキョウ。プリザーブドフラワーの花材には、真っ白のものがよく利用されます。「よい語らい」という花言葉をもっているので、男性が恋人や奥さまへのプレゼントに贈ると喜ばれますよ。結婚記念日のちょっとしたプレゼントにぴったりです。
■ その他の花材
アジサイ/洋ラン/スカビオサ/ジャスミン/プルメリア/ヒマワリ/カスミソウ/キク(マム)/カラー/オキシペタルム(ブルースター)/フランネルフラワー/レモンリーフなど
プリザーブドフラワーをアレンジメントやリースにして楽しもう
プリザーブドフラワーは、特殊な加工を施すことで1年以上美しい姿を保つことができます。保存環境さえ整っていれば、5年以上花はもつことも少なくありません。フラワーアレンジメントやリースに仕立てれば、1年中楽しめるきれいなインテリアに早変わり。ぜひ、手作りのプリザーブドフラワーにチャレンジしてみてください。
更新日: 2021年12月22日
初回公開日: 2016年01月12日