花木･庭木･植木

手毬のように小さな花を枝先いっぱいに咲かせるコデマリ。秋には紅葉してまた別の美しい姿を楽しませてくれます。また、手間もそれほどかからないことから、庭木として江戸…

柳の木は、陰陽道では陽の気を持つとされ、古くから鬼門を封じる霊力のある樹木とされてきました。一般的にシダレヤナギのことを指し、水辺に生える街路樹として今でも親し…

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがあるように、桜は切り口が腐りやすいことから、剪定は避けた方がよいとされています。ただ、時期や手順をきちんと守れば、剪…

桜は、日本を象徴する花木の1つです。日本書紀や古事記など古くから書物にも登場し、平安時代に花といえば桜のことを指していました。春になると美しく咲く桜の花を見に、…

かわいい小花が咲くエリカ。木を覆うように密集して花をつける姿はインパクトがあり、庭木としてだけでなく、鉢植えでも十分にその存在感を感じることができます。また、品…

沙羅双樹といえば、「祗園精舎の鐘の声　諸行無常の響きあり　沙羅双樹の花の色　盛者必滅の　理をあらはす」という平家物語の一節を思い出す人も多いのではないでしょうか…

中心の花を飾る額縁のように、周りにだけ花を咲かせるガクアジサイ。かつてはポンポンのように花を付けるホンアジサイが主流でしたが、最近はそんな見た目がユニークなガク…

縁にだけ花が咲くガクアジサイ。個性的で落ち着いたその佇まいは、ゆううつな梅雨空の元でも私たちを楽しませてくれるアジサイの原種です。 八重咲きや一重咲きなど…

ギンヨウアカシアは、「銀葉(ぎんよう)アカシア」とも表記されるように、銀色を帯びた美しい葉が特徴の樹木です。秋冬には紫色の新芽をつけ、春には濃い黄金色の花を咲か…

南天（ナンテン）は、日本や中国に自生し、古くから園芸植物として親しまれてきました。秋には葉が赤く染まり、冬になると赤い果実を実らせます。今回は、お正月の飾りにも…

早春に白やピンクの花を咲かせ、春のおとずれを告げてくれる梅の木。春風に吹かれながら咲いている姿は、健気で美しいですよね。実は、梅干しや梅酒など様々な加工方法で楽…

千両は、日本に古くからある低木の1つです。今も昔も愛される庭木の定番で、赤や黄色の実をつける枝は、正月飾りによく見かけます。万両とともに「千両、万両」と称され、…

サザンカは、ピンクなどの美しい色の花を咲かせる花木です。童謡の「たきび」の歌詞にも登場することから、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、…

山茶花は、ピンクなどの色鮮やかな花を咲かせる花木で、庭木や生垣として利用されてきました。古くから育てられているため日本の気候になじんでおり、とても育てやすいです…

秋から冬にかけ、たくさんの赤い実を枝にぶらさがるようにつける万両。昔から千両（センリョウ）と並んで縁起のよい植物として知られており、お正月の縁起木としても親しま…