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寒さに強い観葉植物10選!冬の室内で育てるコツは?

観葉植物のほとんどは熱帯が原産で、寒さに強いものでも0度以下に耐えられるものはほとんどありません。また、暖房で乾燥して葉っぱが縮れてしまうことも。冬になると観葉植物を枯らしてしまう方も多いですよね。そこで今回は、冬の寒さに強い観葉植物10種をご紹介します。

目次

寒さに強い観葉植物!冬の室内で観葉植物を育てるコツは?

ユッカ(青年の木)

ホヤ・カルノーサ(サクララン)

カポック(シェフレラ)

オリヅルラン

ガジュマル

アロエ

ドラセナ・コンシンネ

フィロデンドロン・バーキン

ストレリチア・オーガスタ(ニコライ)

オリーブ

寒さに強い観葉植物で冬の室内を癒しの空間に

寒さに強い観葉植物!冬の室内で観葉植物を育てるコツは?

水やりは土が乾いて2~3日たってから

冬は植物にとって厳しい季節で、生き抜くためにエネルギーを蓄えようとします。そのため活動が鈍り、発育が遅くなります。春~夏のときと同じように水を与えていると、根が吸収しきれず根腐れを起こしてしまうのです。

冬に観葉植物を枯らしてしまう原因は、水の与えすぎがほとんど。土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりをすれば十分な植物が多いので、冬は水やりを控えるようにしましょう。

葉っぱが乾燥したときは葉水

観葉植物がもともと生えている熱帯は、適度に湿度が保たれています。そのため、多くの観葉植物は乾燥に弱い性質です。特に冬は、暖房やストーブで室内は乾燥し、乾いた風が当たることで葉っぱが傷んでしまいます。

土に水を与え過ぎると根腐れしてしまうので、観葉植物の周りや葉っぱに霧吹きで水を吹きかける葉水を定期的に行ってください。

室温の保てる場所に置く

日の光が入る窓辺は、日中と朝晩で気温の差が出てしまいます。観葉植物は寒暖の差に弱く、ときに葉っぱが枯れ落ちてしまうこともあります。特に気温の急激に下がる夜は窓辺や暖房のない部屋からあたたかい場所に移動させてあげましょう。

冬の寒さに強い観葉植物10選

1. ユッカ(青年の木)

ユッカ 室内 部屋  観葉植物

太い幹の先から笹のように細い葉っぱをたくさん生やすユッカ。その個性的な姿から、インテリアプランツとして人気があります。寒さや乾燥に強く、冬も安心して育てられる観葉植物で耐陰性も高いので、場所を選ばずに栽培が楽しめますよ。

2. ホヤ・カルノーサ(サクララン)

ホヤ サクララン

ホヤ・カルノーサは、寒さに強く、日当りと風通しのよい場所を好む、多肉植物とよく似た性質の観葉植物です。また、乾燥にも強く、水やりをたくさんする必要がないので初心者でも育てやすいですよ。気温が20度を超えると生育期に入り、淡いピンク色の新芽を出すので、冬越しをする楽しみがあります。

3. カポック(シェフレラ)

シェフレラ

カポックのたくましさは観葉植物の中でもトップクラス。寒さ、乾燥、日陰のいずれにも耐えられる強さを持っています。大きくなってから好みの高さで切り戻し、伸びてくるわき芽をアレンジしてお部屋に合った樹形を楽しむこともできます。

ただ、寒暖の差によって葉っぱが枯れ落ちてしまうことがあるので、冬は部屋の内側に移動させた方が安心です。

4. オリヅルラン

オリヅルラン

オリヅルランは寒さに強く、0度以上であれば冬を越せる観葉植物です。シュッと伸びた葉っぱの色合いが鮮やかで、冬の暗いお部屋を明るくしてくれます。

栄養が足りないときは白、栄養が十分なときは黄色や黄緑に斑の色が変化して、状態が把握しやすいのもお世話しやすい理由です。もともとは日光を好むので、冬も含めて1年中日当りのよいところに置くと元気に育っていきますよ。

5. ガジュマル

ガジュマル

ガジュマルはl大きいものだと樹高は20mほどに生長する人気の観葉植物です。乾燥や寒さに強く、「幸福の木」「幸せを呼ぶ樹」「幸せを見守る樹」などロマンチックな愛称でも親しまれています。

独特の幹の形は2つと同じものがないところも個性的ですよね。5度以上の環境で、乾燥気味で育てるのがポイントです。

6. アロエ

アロエ 鉢 多肉 植物 多肉植物 

「アロエ」と聞くと、ヨーグルトなどに入っている果肉を思い出した方も多いかもしれませんね。アロエは、トゲのある肉厚な葉っぱが特徴で、寒さに強い多肉植物です。

冬のアロエは、1ヶ月水を与えないようにすることが元気に育てるコツです。水分を少なくすることで気温が0~3度まで耐えられるようになります。ちょっと心配になってしまいますが、これによって、翌年花を咲かせてくれますよ。

7. ドラセナ・コンシンネ

コルディリネ

赤紫色に縁取られた葉がエキゾチックな印象を与えてくれるドラセナ・コンシンネ。耐陰性と耐寒性があり、水が好きなことから、ハイドロカルチャーとしても人気があります。また、見た目にインパクトのある観葉植物なので他の観葉植物と寄せ植えも楽しめます。

寝室など落ち着いた空間に置いて冬は乾燥気味に育ててみてください。

8. フィロデンドロン・バーキン

フィロデンドロン・バーキン

フィロデンドロン・バーキンは、白い斑が流線のように入り、高級感のある見た目で人気の観葉植物です。冬は水を控え、乾燥気味に育てることで耐寒性を高めることができますよ。

ただ、葉っぱが乾燥してしまうと傷んでしまうので、霧吹きで葉水をたっぷり与えてあげるようにしてください。

9. ストレリチア・オーガスタ(ニコライ)

ストレリチア・オーガスタ 木の壁 花瓶

まっすぐ上へ伸びた茎の先に、うちわのように大きな葉っぱが付く姿が美しいオーガスタ。お部屋に飾ると、南国の雰囲気が出ておしゃれですよね。見た目に反して寒さや乾燥には強く、室内であれば余裕で冬を越すことができます。

「生きた加湿器」といわれるほど葉っぱからたくさんの水分を蒸発させるのは、乾燥しがちな冬にはうれしい性質ですね。

10. オリーブ

オリーブ 鉢

オリーブは、地中海沿岸を原産とする観葉植物です。シルバーグリーンの落ち着いた風合いの葉っぱが枝にたくさん付く姿がおしゃれで、庭木やシンボルツリーにも人気。

関東より南の地域であれば屋外で冬が越せるほどの高い耐寒性を持っています。テラコッタ鉢や白い植木鉢に植えて楽しんでみてください。

寒さに強い観葉植物で冬の室内を癒やし空間に

寒い冬はどうしても外出する機会が減ってしまいますよね。そんなときは、植物の緑に癒やされながら、穏やかな時間を過ごすのもいいですよ。

観葉植物と一緒にあたたかい春を迎えられるよう、正しいお手入れの仕方を知って、毎日が過ごせるとすてきですね。

更新日: 2022年02月16日

初回公開日: 2015年06月02日

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