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2月の家庭菜園!植えたいおすすめの野菜や果物は?

まだ寒い日が続く2月ですが、2月から植え付けられる野菜についてご紹介します。キャベツやブロッコリー、レタスなどの葉野菜もおすすめですし、キウイやサクランボなど果樹の植え付けにもぜひ挑戦してみましょう。

2月の家庭菜園の特徴

サニーレタス

暦の上では春を迎え、日も少しずつ長くなり2月からは3~4月頃までに収穫できる野菜も増えてきます。キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の植物の栽培にも向いていますし、じゃがいもなどを植え付けると春先に掘り起こして収穫できます。一つ注意したいのは防寒対策です。この時期はまだ気温が低く、寒い日が続くので発芽したての野菜が雪や霜など冷害から守りましょう。

2月の家庭菜園でおすすめの野菜

ニンジン

ニンジン
・植付け(地植えで種まきする場合)
1.種まき2週間前に完熟たい肥を1㎡あたり2握りほど入れて深く耕し、苦土石灰を2握り(約100g)、化成肥料を2つかみ(約100g)、過リン酸石灰を軽く1握り(約30g)入れる
2.土をよく耕し、粒の大きい石ころなどは取り除く
3.幅40cm~60cmの畝を作り、種まきする。(条間は20cm)

※畝作りの前にもう一度土を耕す。またニンジンは間引き作業に手間がかかるので、2条までとする。

4.畝の表面をできるだけ平らにし幅2~3cm、深さ1cmほどの溝を作り、2~3mm間隔で条まきにする。種を蒔き終わったら、5mmほど土を被せ、手で軽くおさえてからたっぷりと水やりをする
※水やり後は乾燥を防ぐため、ワラや腐葉土などを被せ乾燥を防ぐ

(プランター栽培の場合)
※プランターで育てる場合は、幅60cm、深さは20cm以上のものを選びましょう。
そこに鉢底石を敷き詰め、野菜用培養土を入れる(プランターのふち3cmぐらい残して入れる)

種まきは地植えと同じように条間は20cm、種の間隔2~3mmで蒔き、水やりをする

・収穫期
ニンジンの品種によって収穫までの日数が異なります。三寸ニンジンでは大体100日、四、五寸では110~130日程度で収穫できます。

ジャガイモ

ジャガイモ 栽培
・ジャガイモは酸性の土を好むので、苦土石灰は不要です。植え付け1週間以上前に1㎡通常は石灰を入れて土の酸度調整をしますが、ジャガイモは酸性の土が好きな野菜なので、ジャガイモを育てる土には石灰を入れないようにします。植え付けの1週間以上前までに1㎡あたり、完熟堆肥2~3kgと化成肥料(成分8-8-8のもの)や有機配合肥料を100gほど施してよく耕します。

種イモの扱い方

じゃがいもの芽
種イモとして植え付けるジャガイモは、スーパーで売られているイモでなく、合格証(種イモとして検疫に通ったもの)があるものを購入します。初心者はできるだけ切らずにそのまま植付けられる小さな種イモを選びましょう。

種イモは植え付け2~3週間前から芽出しを行います。毎日朝から夕方ぐらいまで、日なたに種イモを並べて日光に充てて、夜は室内に取り込みます。これを2週間ぐらい行うことで、種イモが発芽します。緑や赤、紫色の硬い芽が出たら芽出し成功です。

種イモは、1個が50g以上の大きいものは芽出し後、芽が出ている場所を残して縦に切り、水はけのよい場所に植付けます。幅60~70cm、深さ10cmくらいの溝を掘り、30cm間隔で植え付けます。植え付けが深すぎると芽が出にくくなるので、深さ5cmぐらいが目安です。

プランターを使用する場合は、横幅40cm以上、深さ30cm以上の深型のものを用意しましょう。横幅30~40cmで1株、80cm程度で2株が植え付け数の目安です。そこに野菜用培養土を入れて種を植付けます。
またプランター以外では、収穫量は少なくなりますが、培養土の袋に直接植付ける方法があります。その場合、袋の底に排水用の穴を数カ所開けて育てます。

・収穫期
ジャガイモの収穫ですが、一般的には葉が7~8割型黄色くなって枯れてきたころを目安位に収穫します。雨天の日は収穫後腐りやすいので、晴天が続く日など土が乾燥している時に掘り起こします。

掘りだしたジャガイモは、風通しのよい日陰で土がサラサラっと落とせるようになるまで乾燥させます。

レタス(リーフレタス)

レタス 栽培
・植付け(地植えで種まきする場合)
※種まきについてレタスを種から育てる場合、7cm~9cm程度の大きさのポットに4~5粒蒔きます。種まき後、土を被せる場合は、種がわずかに隠れる程度に薄くかけます。水やりの際に被せた土とともに種が流れてしまわないように注意しましょう。

1.2週間以上前に、苦土石灰1㎡あたり3つかみ(約150g)ほどまいて耕し、1週間前に堆肥を約2kg、化成肥料を3つかみ(150g)まいて耕す
2.横幅80~90cmの畝を立て、ポット苗を30cm間隔で植え付ける。(苗は定植前に水につけ、根鉢に水をたっぷり含ませる)
3.植え付け後、たっぷりと水やりをする。(風で苗が傷まないように寒冷紗などをかけてもよい)

(プランター栽培の場合)
・プランター栽培の場合、大きさの目安としては幅50×奥行20×高さ20cm(容量10リットル程度)のもので2株、幅65cm×奥行20×高さ20cm大きさ(14リットル)でレタスが3株育てることができます。

・収穫期
結球レタスの場合は、球形になってきた葉を軽く手で押して固さを感じるようになってきたら収穫適期です。リーフレタスの場合は、中のほうの葉が少しずつ内側に巻いてきた頃に収穫します。収穫の際は、早朝の涼しいうちに、葉(球)全体を手で押し上げながら、包丁などで芯を切断します。

キャベツ

春キャベツ

・植付け(地植えで種まきする方法)
種まきについて
育苗箱を使う場合は、深さ1cmのU字型の溝を作り、そこに1粒ずつ1cm間隔で種をまきます。溝と溝の間は8cmほど間隔を空けましょう。ビニールポットに蒔く場合は、直径7cm程度のものを使い、直径3cm、深さ1cmの穴を作り、そこに種を3~4粒離して蒔きます。種まき後、5mmほど土をかぶせたあと、たっぷりと水やりし、発芽まで乾燥と直射日光が当たるのを防ぐため、新聞紙をかけておきます。

1.苦土石灰を1㎡あたり2つかみ(約100g)ほど蒔き、深く耕す
2.1週間前に化成肥料を1㎡あたり2つかみ(約100g)ほど蒔き、再度耕す
3.幅50cm~80cmの畝を立て、株間・条間は40~50cm(品種によって異なる)

・収穫期
収穫期は揃いやすいので、結球したものから若いうちに収穫していきます。
収穫が遅れると球が割れるので注意しましょう。

ブロッコリー

スティックブロッコリー
・植付け(地植えで種まきする方法)
キャベツと同じく箱まきの場合は深さ1cmほどのU字型の溝を8cm間隔で作り、1粒1cm間隔で蒔く。ポットの場合も同じように直径7cm前後のものを使い、そこに直径3cm、深さ1cmの穴を掘り、種を3~4粒互いに離して蒔く。種がうっすらと隠れる程度に土を被せ、たっぷりと水やりします。

1.2週間以上前に、苦土石灰を全面散布し深く耕す。
2.1週間前になったら幅・深さともに15cmほどの植え付け穴を掘り、そこに堆肥を2kg、化成肥料を2つかみ(約100g)を入れて土を埋め戻す
3.1列植えの場合は、株間40cmほど間隔を空けて植える

・収穫期

収穫は「頂花蕾(ちょうからい)」と呼ばれ、ブロッコリーとしての見た目の部分が硬いうちに、主枝からナイフなどで切断します。側花蕾といって、わき芽部分からも小さいブロッコリーが生えてくるので、それもハサミで切って収穫します。

2月の家庭菜園でおすすめの果物

キウイ

ゴールデンキウイ
※2月に植え付けができる地域は、関東地方以北の寒冷地などです。ちなみに関東地方より西の地域で、太平洋側や瀬戸内側の温暖な地域では、10月~12月に植付けるのをおすすめします。
※苗を植付ける際は必ず雄株を植えます。庭植えの場合は、3m以上の間隔をとって植え付けます。鉢植えでも栽培できますが、地植え・鉢植えともに風当たりが強い場所は避け、日当たりのよい場所を選びましょう。また撥水性・保水性ともに良好な土壌を好みます。

・植付け(地植えの場合)
1.植え付け2週間前に直径40cm、深さ40cm程度の穴を掘り、掘り上げた土に苦土石灰を少し混ぜる
2.苦土石灰を混ぜてから2週間後土5:腐葉土3:赤玉土粒2の割合で混ぜ込む。また1株あたり200g程度の粒状肥料を混ぜ込み、そこからさらに2週間おいてから苗を植え付ける
3.苗2~3芽を残して芽と芽の間で切り詰め、苗木は支柱などを立ててヒモなどで誘引して固定する
植え付け後は水をたっぷりと与えて完了

・収穫期
キウイフルーツは収穫後に熟して食べる(追熟)果物なので、外観だけでは収穫時期を判断できません。また品種ごとに時期を確認し、収穫・追熟させます。

サクランボ

サクランボの木
・植付け(地植えの場合)

サクランボの産地の一つに東北の山形県があげられますが、育ちやすい場所としては暖地よりも冷涼地が適しています。日当たり・水はけのよい場所を選びましょう。
幅・深さともに50cmの穴を掘り、掘り起こした土のうち半分に腐葉土と油かす、堆肥などを混ぜ込み穴に戻します。残り半分の土を穴に戻し、苗木を深く植えすぎないように注意します。植え付け後しっかりと水やりをし、植え付け完了です。

(鉢植えの場合)
鉢植えする場合は、7~9号サイズで深型の鉢を選び、市販の園芸用培養土か、赤玉土6:腐葉土3:砂1で配合した土を使います。肥料は植え付けから1か月後の3月に一度球状肥料を株元に3~4個置き肥します。水やりは表面の土が乾いていたら、鉢から流れ出るまでたっぷりと与えるようにします。

※地植えに比べて鉢植えの場合は、収穫が少なくなりますが、20~30果を目安に育てると一つ一つの実が充実します。

・収穫期
開花から40~50日で色づき、収穫期を迎えますので、しっかりと完熟させたものから収穫します。熟期は梅雨の時期と被りやすく、果実が雨に当たると実割れの原因にもなりますので、ビニールシートなどで雨よけし、裂果を防ぎましょう。(鉢植えの場合は、鉢ごと軒下などに移動させます)
また果実は鳥に狙われやすいので、収穫期が近づくまでに防鳥ネットなどをかけて対策しましょう。

種まきから育てて楽しむ2月

ハツカダイコン 発芽

今回ご紹介した野菜では種から育てる野菜も多いですが、例えばレタスの種のように低温の時期のほうが発芽しやすい特徴をもつ野菜もあります。種蒔きから育てるメリットは、時期をずらして追い蒔きができることです。追い蒔きして育てると長期間にわたって収穫可能です。種まきにも挑戦し、より長く収穫を楽しみましょう。

更新日: 2020年06月12日

初回公開日: 2020年06月12日

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