ホルティ 生活を彩ろう。花、植物、ガーデニング情報をお届け

プレクトランサスの花言葉と育て方!ピンククリッカーなど種類は?

観葉植物やカラーリーフとして親しまれるプレクトランサス。たくさんの種類があり、葉っぱのバリエーションが豊富なだけでなく、花を楽しめる品種もあります。今回は、そんなプレクトランサス花言葉やピンククリッカーなどの種類、育て方についてまとめました。

プレクトランサスの花言葉とは?

『許し合う恋』『沈静』『広がる希望』

「沈静」という花言葉は、花を咲かせる品種「モナ・ラベンダー」の落ち着いた紫色の花色にちなんでつけられたとされています。

プレクトランサスの学名・原産国・英語

学名
Plectranthus
科・属名
シソ科・ケサヤバナ属(ヤマハッカ属)
英名
Plectranthus
原産地
アジア、アフリカ、オーストラリアの熱帯~亜熱帯
開花期
5~10月
花の色
紫、白、ピンク、複色
別名
プレクトランツス

プレクトランサスとはどんな植物?名前の由来は?

プレクトランサス 葉っぱ

プレクトランサスは、アジアか、アフリカ、オーストラリアの熱帯~亜熱帯の広い地域に分布する多年草です。たくさんの種類や品種があり、葉っぱに斑の入るものや花を咲かせるものなど、見た目も様々です。葉色の美しいものは観葉植物に、花を咲かせるものは鉢植えや花壇植えにして観賞されます。葉っぱは丸かたまご型で、縁にギザギザが入るものが多いです。花は、付け根が筒状になっており、先端が開きます。

学名のプレクトランサス(Plectranthus)は、ギリシア語の「Plektron(雄鳥の蹴爪)」と「anthos(花)」の2つが合わさったもので、筒状の花の見た目に由来しています。

プレクトランサスのピンククリッカーなど種類や品種は?

プレクトランサス 地植え

200種類以上が原産国に自生しているとされ、はうように生長する「ほふく性」と、茎が上に伸びる「立ち性」の2つのタイプに分かれます。以下に、代表的な種類をご紹介します。

プレクトランサス・ピンクリッカー

草丈20~30cmと小型な立ち性品種で、寄せ植えに用いられます。5~10月に、小さなピンク色の花を咲かせます。葉っぱは、ベルベットのような手触りをしています。

プレクトランサス・モナ・ラベンダー

花を楽しむ品種の代表的な存在です。黒みが強い濃い緑色の葉っぱと、ラベンダー色の花が落ち着いた印象を与えてくれます。草丈が30~50cmと高いことが特徴です。

プレクトランサス・アロマティカス(プレクトランサス・アンボイニクス)

アロマティカス 地植え

「アロマティカス」「キューバオレガノ」と呼ばれる種類で、葉っぱは柔らかい毛で覆われています。ミントを甘くしたような香りがし、ハーブとして料理やハーブティーに活用されています。草丈10~30cmに生長し、近年はインテリアとしての人気が高まっています。

プレクトランサス・ミントリーフ

ほふく性の品種で、葉っぱをこするとミントのような香りがします。明るい緑色の葉っぱは、縁に白い斑が入ります。見た目がアイビーを思わせることから、「スウェーデン・アイビー」という別名をもっています。

プレクトランサス・ケープエンジェル

数種類のプレクトランサスを交配して作り出された、園芸用の品種です。草丈が70cmほどと大きくなり、10~11月に紫やピンク、白い花を咲かせます。

プレクトランサス・ピンクジェームス

四季咲き性で、5度以上であればピンクの花を咲か続ける品種です。咲き終わった花をつむことで左右に新しい茎が生え、再び花を咲かせます。優しい花色はどんな植物とも相性がよく、寄せ植えによく利用されます。

プレクトランサスの育て方のポイントは?

5度以上の気温を保ち、明るい日陰で管理することが、元気に育てるポイントです。もともと熱帯~亜熱帯に自生しているので、寒さには強くありません。四国より南の温暖な地域でないと、冬は越せないため、秋になったら鉢に植え替えて室内に取り込んだ方が安心です。また、強い日差しに当たると葉っぱが焼けてしまうので注意してください。

プレクトランサスの苗植えの時期と方法は?

アロマティカス 鉢植え (2)

生育適温は20~30度なので、気温が高くなる5~9月が植え付けの適期です。種は市販されておらず、苗を鉢植えや地植えにして育てていきます。寒さに弱いことから、場所を移動しやすい鉢植えがおすすめです。

鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢に植えていきます。地植えは、風通しのよい明るい日陰を選び、株同士の間隔を15~20cmほど空けて植え付けてください。いずれの場合も、根についた土を1/3ほど落としてから植えると、根張りがよくなりますよ。

プレクトランサスの土作り・水やり・肥料の時期と方法

水やり じょうろ 屋外 庭

土作り

水はけのよい土を好みます。鉢植えは、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土か、市販の鉢花用培養土を利用してください。地植えは、植え穴を掘った土に腐葉土を2~3割混ぜておきます。

水やり

葉っぱが分厚く、乾燥に強い性質で、水が多いと根腐れを起こします。鉢植えは、土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えましょう。ただ、冬は休眠し、水をほとんど必要としないことから、土が完全に乾いてから水やりをしてください。また、葉っぱや花に水がかかると傷んでしまうので、株元にそっと水を注ぐようにします。地植えは、特に水やりの必要はありません。

肥料

5~9月の生育期に、月に1回ゆっくりと効く緩効性化成肥料を置き肥するか、10~15日に1回液肥を与えます。

プレクトランサスの花の咲かせる方法は?

プレクトランサス 地植え 花

プレクトランサスは、日照時間が短くなると花を咲かせる短日植物です。5度以上、日に当たる長さを1日12~13時間以下の2つの条件を40~50日続けると、花が咲きますよ。夕方5時頃~翌朝7時までダンボールを被せて暗くするなど、日光の量を調節してください。

プレクトランサスの植え替えの時期と方法

アロマティカス 鉢植え

根詰まりを防ぐために、鉢植えは5~9月に植え替えをします。1~2年に1回の頻度で、鉢の底から根が出ていたら植え替えのサインです。植え付け時と同じ手順で、1~2回り大きな鉢に植えましょう。

また、地植えのものは、9~10月の間に鉢に植え替え、室内に取り込んで冬を越します。気温が5度以下になると枯れてしまいます。

プレクトランサスの増やし方!挿し木の時期と方法は?

プレクトランサス 葉っぱ

温度さえ十分であれば、プレクトランサスは挿し木で簡単に数を増やすことができます。5~6月か、9月に、10~15cmほど茎を切り取り、下の方の葉っぱを切り落として、赤玉土(小粒)などの土に挿してください。半日陰で、土が乾かないよう水やりをして管理すると、2~3週間で発根しますよ。さらに根が十分に生えたら、鉢や地面に植え替えます。

プレクトランサスの栽培で注意する病気や害虫は?

スプレー 防虫 駆除 対策 殺虫剤 殺菌剤 鉢

カイガラムシ

成虫は、体が硬い殻で覆われており、薬剤が効きづらい性質をもっています。ただ、幼虫は薬剤が効くので、見つけたらすぐに駆除していきましょう。成虫は、ブラシなどで株からこすり落としてください。

ハダニ

葉っぱの裏に寄生する害虫です。水に弱いので、水やりとは別に定期的に霧吹きで葉っぱに水を吹きかけると予防できます。発生したときは、薬剤を散布して駆除してください。

プレクトランサスは鉢植えがおすすめの観葉植物

プレクトランサス 地植え

プレクトランサスは、常緑性で乾燥にも強いため、冬の寒さにさえ気をつけていれば、簡単に育てて楽しむことができます。種類が豊富で、葉っぱの色や模様のバリエーションが豊富なことが魅力となっています。また、品種によっては、落ち着いた印象の花も楽しめます。自分好みの株を選んで、鉢植えにして楽しむのがおすすめです。

初回公開日: 2015年12月09日