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ピンク色の花10選!春・夏・秋・冬の季節の名前

1株あるだけで明るい雰囲気を作り出してくれる、ピンクの花。庭の花壇に植えるにも、コンテナへ寄せ植えするにも欠かせない色のお花ですよね。草丈を参考に、ピンクの花は全面や背面など、花壇のテーマに合わせて植えるのがおすすめですよ。今回は、そんなピンクの花色をもったガーデニングにピッタリの花を10種ご紹介します。

春に咲く!ピンク色の花

1. バラ

バラ 薔薇

誰もが知る花の女王、バラ。花色と咲き方のバリエーションが豊富で、どんな花壇にも合わせられる柔軟さをもっています。ピンクのバラは、かわいらしい雰囲気を与えてくれることから、ミニバラなど小輪タイプの品種が好きという人も多いかもしれませんね。

ピンク色のバラの花言葉は「気品、上品、温かい心」など、大人の女性がもつ穏やかな姿を現す言葉がつけられています。

2. チューリップ

ピンク チューリップ

チューリップは、春の花壇には欠かせない球根植物ですよね。王冠のようなカップ型の花びらがかわいらしい反面、1株でも十分な存在感をもっているのも主役になれるポイント。ピンクの花色は定番中の定番で、黄色や赤のチューリップと植え付けると、まとまりのある寄せ植えが作れますよ。

3. 金魚草(キンギョソウ)

キンギョソウ 金魚草

金魚草は、まっすぐ上に伸びた茎の先に、やわらかな質感の花をたくさん咲かせる一年草です。春から初夏にかけて咲く花の姿が、尾ひれを揺らして泳ぐ金魚のように見えることから、名付けられました。

草丈は20cmほどと低いものから、1mと高いものまで様々。花壇の中段から背面に植え付けるとピンクのやさしい花色が活かせますよ。また、花持ちもよいので、切り花にして楽しむのもおすすめです。

4. カーネーション

カーネーション ピンク

母の日の定番の花といえばカーネーション。ピンクの花色には「女性の愛」「熱愛」「美しい仕草」「感謝」と、母親へ日頃の感謝を伝えるような花言葉が付けられています。

母の日が近いづく5月に入ると、どこの花屋さんにも置いてあるほどの人気者。縁に細かいフリルを効かせた花がかわいらしく、こんもりと茂る鉢植えはプレゼントにもおすすめです。

5. 芝桜(シバザクラ)

シバザクラ 芝桜

芝桜は、地面をはうように茎を伸ばして生長する、グランドカバーにぴったりの多年草です。草丈が高くならず、小さな花が満開を迎えると、あたり一面ピンクのじゅうたんを広げたように色づきます。

全国に観光名所があり、富士山を背景にたくさんの花を咲かせるスポットなどが人気を集めていますよ。日に当たれば当たるほど花付きがよくなるので、水はけのよい日向に植え付けてくださいね。

夏・秋に咲く!ピンク色の花

6. ペンタス

ペンタス

初夏から秋の長い間、ピンクのかわいらしい花を咲かせるペンタス。ギリシャ語で5を意味する「ペンテ」が名前の語源で、五芒星(ペンタグラム)のような星形の花を咲かせることから付けられました。

暑さに強く、真夏でもたくさんの花をまとまって付けますよ。また、病気や害虫にも強いので、初心者でも安心して栽培を楽しめます。

冬に咲く!ピンク色の花

7. 沈丁花(ジンチョウゲ)

沈丁花 花 アップ ジンチョウゲ 

世界三大香木の1つに数えられる沈丁花。2月〜3月頃、周囲に春の訪れを知らせるように、花から甘く強い香りを漂わせます。花びらは外側が濃いピンク色、内側が白色をしており、咲き進むに連れて花壇の雰囲気が変わる様子を楽しめますよ。

常緑性の低木なので、庭木として玄関先など目立つ場所に植え付けたり、鉢植えにして室内で育てたりと、自分好みの楽しみ方を見つけてみてください。

8. アネモネ

アネモネ ピンク

アネモネは、地中海沿岸を原産とする多年草です。花壇の彩りが減ってしまう冬から初夏にかけて、一重のきれいな花を咲かせてくれます。細い茎に咲く大きな花が風に揺られる姿は、儚げな印象を与えてくれます。

赤い花を花壇の主役として植え付けることが多いですが、優しい雰囲気や脇役にぴったりなのが、ピンクの花色です。やわらかい雰囲気をプラスしたいか方におすすめです。

9. ストック

ストック

ストックは、冬から春にかけて香りのよい花を咲かせる多年草です。ガーデニングに取り入れられるほか、最近ではお花屋さんで見かける機会が多くなりました。特に春が近づくとピンクの花色の切り花がよく出回り、花束に加えるとふんわりとした雰囲気に仕立てることができますよ。

植え付けるときは、霜に当たると枯れてしまうので、霜よけを施したり、軒下に避けたりと防寒対策を施しましょう。

10. ガーデンシクラメン(ミニシクラメン)

ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは、冬のガーデニングには欠かせない寄せ植えの花材の1つです。パンジーやビオラと相性がよく、一緒に植えられている姿を見かけることが多くなりました。もともとシクラメンは、鉢植えを室内で育てるのが主流でしたが、品種改良によって寒さに強いガーデンシクラメンが誕生してさらに人気となりました。

ハート型の葉っぱの間から細い茎を上に伸ばし、チューリップを思わせるカップ型の控えめな花を咲かせます。鮮やかな花色が少ない時期には、ピンクのガーデンシクラメンは重宝しますよ。

ピンクの花で花壇やプランターにやさしい雰囲気を加えてみて

ピンクは、女性的なやわらかく、やさしい印象をあたえる色ですよね。白や黄色などやさしい色合いの花と組み合わせると、パステル調のかわいらしい花壇やプランターを作ることができます。

また、ピンクの花を付ける木は、大きく育っても圧迫感がないことから、庭のシンボルツリーにおすすめ。庭をほっとする空間にするときは、ぜひピンク色の花を活用してみてください。

更新日: 2021年12月01日

初回公開日: 2016年04月06日

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