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ハイノキ(灰の木)の育て方とは?鉢植えや剪定の方法は?

春になると白い花を咲かせる常緑樹、ハイノキ。すっきりとした樹形が他の木との相性もよく、さわやかな見た目が特徴となっています。生長がゆっくりで、剪定の手間もかからないことから、シンボルツリーとしても人気がありますよ。今回は、そんなハイノキの育て方について、鉢植えや剪定の方法などをご紹介します。

ハイノキ(灰の木)の育て方のポイントは?

生長の遅い樹木なので、地植えはなるべく大きな苗を選ぶことがポイントです。1年で20~30cmほどしか生長せず、大きくなるまでには時間がかかります。また、西日に当たると弱ってしまうので、まだ木が幼いうちは、すだれなどで直射日光を防いであげると安心です。

ハイノキ(灰の木)の苗植えの時期と方法は?

ハイノキは、苗を購入し、4~6月に植えて育てていきます。鉢植えは、苗よりも1~2回り大きな鉢に、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた水はけのよい土を入れ、植え付けていきましょう。地植えは西日が当たらず、水はけのよい場所を選んで植えます。水はけが気になるときは、植え穴を掘った土に腐葉土を混ぜておきます。また、大きく生長するまでは倒れやすいので、支柱を立てて支えるとよいですよ。

ハイノキ(灰の木)の土作り、水やり、肥料の与え方

水やり

地植えは、一度根付いてしまえば、水やりは必要ありません。日照りが続いたときだけ水を与えましょう。鉢植えは、土が乾いたのを確認してから、たっぷりと水やりをしてください。乾燥に弱く、水が足りないと葉っぱが枯れ落ちてしまうので注意してください。

肥料の与え方

毎年1~2月に、油かすと骨粉を混ぜたものを根から少し離れた場所に施すと生育がよくなります。

ハイノキ(灰の木)の剪定の時期と方法は?

剪定は年間を通していつ行っても問題ありませんが、ハイノキは生長が遅く、放っておいても樹形を崩すことはあまりありません。自然な樹形を楽しむ木なので、ときどき枯れた枝や込み合った枝を切って風通しをよくする程度で十分です。強く枝を刈り込むと、元の樹形に戻るまでに時間がかかってしまいます。

ハイノキ(灰の木)の植え替えの時期と方法は?

生長が遅いので、鉢植えは根が鉢の底から出てきたタイミングで、4月~梅雨入り前までの間に行います。水はけのよい肥えた土に植え替えましょう。根の張り方が悪い場合は、上部の枝の本数を減らして植えなおすとよいですよ。

ハイノキ(灰の木)の増やし方!挿し木の時期と方法は?

ハイノキは、挿し木で数を増やすことができます。4月~梅雨入りまでの間が適期です。

新しく伸びた枝を10~15cm切り取り、下部の葉を取り除いたら、1〜2時間ほど水に浸して切り口を斜めにカットします。そして、赤玉土(小粒)など清潔な土を入れた鉢に、枝を挿していきます。挿し木する枝と同じくらいの太さの棒で、土の表面に深さ2〜3cmほどの穴を開け、そこへ枝を入れると、切り口を潰さずにすみますよ。根が十分に生えるまでは、土が乾燥しないよう水やりをして管理してください。

ハイノキ(灰の木)の栽培で注意する病気や害虫は?

病気や害虫の被害にはあいづらい樹木ですが、時折アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。いずれも、株の栄養を吸い取って弱らせる害虫です。見つけたら、薬剤を散布して駆除していきましょう。ただ、カイガラムシの成虫は硬い殻に覆われており、薬剤が効きづらくなっています。そんなときは、ブラシなどを使って株からこすり落としてください。

ハイノキ(灰の木)は庭に植えやすい常緑樹

主張しすぎない姿で、他の草花との相性もいいハイノキ。きれいに枝を伸ばし、艶のある緑の葉っぱを茂らせる姿は、洋風の庭にはよく映えます。また、生長もゆっくりで、剪定の手間が少ないことから、最近人気が高まっているんですよ。ただ、寒さには弱いので、関東以北の場合は、冬に株元を腐葉土で覆ってあげると安心です。それ以外は、病気や害虫の被害にも合いづらく、育てやすい常緑樹となっていますよ。ぜひ、庭のちょっとしたスペースに加えてみてください。

初回公開日: 2016年02月24日